写真:てっぴい
地図を見る下北半島の中心都市であるむつの市街地から車で約40分。今回私たちが目指す“空からの絶景紅葉”が見られる「釜臥山展望台」は、下北半島の最高峰となる釜臥山の山頂にあります。有名な下北半島の観光スポットである恐山に至る青森県道4号線から分岐し、麓と釜臥山の山頂とを結ぶ道路が「かまふせパノラマライン」です。
写真は、かまふせパノラマラインの途中にある「むつ湾展望台」から釜臥山の山頂方向を撮影したもの。むつ湾展望台の他にも、途中に「恐山展望台」と呼ばれている展望スポットがもう1つありますので、山頂までの絶景ドライブを楽しむことも出来ます。
ちなみに釜臥山の山頂付近で紅葉の見頃が多少過ぎていても全然問題ありません!なぜなら、今回は山頂から見下ろす“空からの絶景紅葉”を楽しむ訳ですから…。むしろ山麓にあたる恐山や薬研渓谷あたりでピークを迎えてくれているくらいがちょうど良いです。
写真:てっぴい
地図を見るかまふせパノラマラインを経由して、釜臥山展望台まで辿り着くことが出来たら、早速展望台からの景色を楽しみましょう。こちらがむつ市街の方向を眺めたパノラマです。写真の右手、田名部(たなぶ)川と大湊湾沿いに広がって見えるのがむつの市街地です。
下北半島はその特徴的な形故に、しばしば“まさかり半島”と呼ばれたりすることがあります。これほどまでにハッキリとむつの市街地を一望出来るだけでも素晴らしいのに、釜臥山展望台がすごいのは、その先の、まさにまさかりの“柄”の先端部分に該当する「尻屋崎」まで見渡すことが出来るということ!
釜臥山展望台から尻屋崎までの距離はなんと直線距離にして30km以上も離れています。自分が今いる半島の形がぼんやりと分かるくらい、遠くまでクリアーに見渡すことの出来る釜臥山展望台は、まさに“空からの絶景紅葉”を眺めるにはうってつけの場所なのです。
写真:てっぴい
地図を見るそして、その“空からの絶景紅葉”で注目してもらいたいのが、北側の恐山の方向です!中央に見える湖が宇曽利山湖(うそりやまこ)。そのすぐ右手、地面が剥げて白くなっている辺りが日本三大霊場として有名な「恐山」です。
宇曽利山湖を縁取るように、赤や黄色に色づく木々の紅葉の様子がこちらの釜臥山展望台からは手に取るように分かります!手前の山も!宇曽利山湖の向こうにある奥の山の稜線も!半島全体が秋色に染まるとはまさにこのこと。
本州にありながら国内でも屈指の人口希薄地帯である下北半島。青森市や八戸市などからアクセスする際に通る国道279号線なんかを走っていても、さながら“プチ北海道”気分を味わえるような風景に幾つも出会うことが出来ます。
そんな下北半島が織り成す手付かずの自然が魅せるダイナミックな紅葉模様を、山の上にある釜臥山展望台からぜひ楽しんでみてくださいね!
写真:てっぴい
地図を見る実は釜臥山展望台から延びる遊歩道を15分程度登って行くと、そのまま釜臥山の山頂へと向かうことが出来ます。登れば登るだけさらに素晴らしい景色が頂上では待っていますので、時間に余裕があれば遊歩道で山頂を目指すのもおススメ。
限りなく山頂に近い所で遊歩道を振り返ったものが上の写真になりますが、澄み切った青空に手が届くんじゃないかと錯覚するほどの高さから眼下の景色を楽しむことが出来ます。
写真:てっぴい
地図を見るご覧ください、この山肌の見事な紅葉!!山麓一帯がオレンジ色に染まり、まさに紅葉が山を駆け下りていく様子を山の上から見ることが出来るのです!
下北半島の紅葉のシーズンは10月中旬から10月下旬頃。残念ながら例年11月初旬には釜臥山展望台へと至るかまふせパノラマラインも冬季閉鎖の為、通行出来なくなってしまいますが、あっという間に過ぎ去ってしまう下北半島の短い秋を、釜臥山展望台で“空からの絶景紅葉”として楽しみましょう。
住所:青森県むつ市大湊
アクセス:青森空港より車で約2時間30分
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/20更新)
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