写真:アシュ 飯田
地図を見る高千穂峰は鹿児島県と宮崎県の県境にあり、鹿児島県側の主要登山口は高千穂河原になります。この地は古事記の中でニニギノミコトという神様が降り立った天孫降臨の舞台とも言い伝えがあり、清らかな雰囲気の溢れる場所になっています。
そして、登山口の300m手前に建つ立派な鳥居をくぐって登山口へ。登山というよりは神社へ参拝する雰囲気の出発です。
写真:アシュ 飯田
地図を見る最初の鳥居をくぐって砂利道を進んでいくと、右方向に現れる2つ目の大きな鳥居。その後ろには、これから登る高千穂峰の威容が目に飛び込んできます。素晴らしい絶景で思わず感嘆の声が漏れるほどの衝撃ですよ。
高さのある石段の上に鳥居が構えており、鳥居の裏にさらに高くそびえる急峻な山にすこし怯んでしまうかもしれません。
写真:アシュ 飯田
地図を見るこちらは霧島神宮の古宮址。元々高千穂峰の中腹にあった初代お宮が、噴火の消失により10世紀ごろに引っ越しをしてきた場所になります。
今はわずかにその痕跡を残すのみとなっていますが、元々あったであろう本殿の姿を想像してみてください。後ろにそびえる高千穂峰の存在が、より一層威光を引き立てている姿が見えてきませんか?
写真:アシュ 飯田
地図を見る高千穂峰は高さでは韓国岳に及ばず、登山の難易度は初心者向け。ただ、霧島連山の中では一番難易度が高いとも言われています。その理由は、場所によっては真っすぐに立つことも難しいほどの斜度と、登山道に無数に転がっている石のため。
急な斜面のため少し登ると視界はぐんぐん高くなっていき、見渡す景色が刻一刻と変わることが、足を踏み出して登ることの楽しみになっていきます。
ちなみに小さなお子さんが「これが夢だったらいいのにー」と弱音を漏らすくらいの大変さです!
写真:アシュ 飯田
地図を見る石ころだらけの急斜面を越えると、登山道は一変してなだらかな登りの狭い道へ。この場所は通称「馬の背」と呼ばれる場所で、噴火口(御鉢)の縁にあたる部分になります。
登山道の右手にはぽっかりと大きな口を開けた噴火口、そして左手はとても深い谷になっています。自然が作り出した絶景で、柵などはなく強風の日は危険なポイントとなりますが、空と山が一望できる美しさを感じる絶景です。
写真:アシュ 飯田
地図を見る高千穂峰の中腹には直径約600m、深さは約200mになる通称御鉢と呼ばれる噴火口が存在します。今は落ち着いていますが、古くから噴火を繰り返していたため江戸時代以前は火常峰と呼ばれていたほどでした。
また、度重なる噴火のため御鉢付近にはほとんど草木が生えていませんが、御鉢の絶壁にはミヤマキリシマが咲く姿が夏に見られます。
写真:アシュ 飯田
地図を見る馬の背を越え、高千穂峰の頂上へ至る登り道の入り口に、ぽつんと不自然に建っている鳥居。実はこの場所が、6世紀に初代霧島神宮の社殿が建てられた元宮になります。
古宮址と元宮では毎年11月に天孫降臨御神火祭神事が催され、火柱を立てて燃え盛る御神火の前で神職が大祓詞を奉唱する厳かな神事が執り行われています。
写真:アシュ 飯田
地図を見る元宮を過ぎるといよいよ頂上へ最後の上り坂。ここからはより一層傾斜がきつくなり、体力がさらに奪われていきます。また頂上からこの辺りにかけては雲が頻繁に掛かる場所なので、麓の方が晴れていても天候、特に強風には要注意のポイントになります。
写真:アシュ 飯田
地図を見る最後の難所を越えた者のみが拝めるご褒美が頂上に待っています。それがニニギノミコトがこの地に突き刺したと言い伝えられる伝説の天之逆鉾。
新婚旅行で高千穂峰を登った龍馬は、後に姉あてに送った手紙にこの鉾を抜いた、と記しています。現在は立ち入りできないように縄が張られていますが、離れた位置からでも一本しっかり立つ鉾に威光を感じますね。
麓の霧島神宮古宮址から頂上まで絶景尽くしで満足間違いなしの往路ですが、復路は常にその絶景を見られるので復路も楽しんでください。大人の足でしたら往復3〜4時間の登山になります。
鹿児島に訪れた際にはぜひ登ってみてください!
住所:鹿児島県霧島市霧島田口2583-12
アクセス:霧島神宮駅から車で約20分
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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