写真:おしみ ゆかり
地図を見る「病が流行ったら私の写し絵を人々に見せよ」と予言し海に消えたという言い伝えから、コロナ終息を願う人々の間で一気に広まり、今ではすっかり市民権を得た「アマビエ」。そのアマビエに続き注目を集めている「ヨゲンノトリ」は御存知でしょうか?
「ヨゲンノトリ」は安政4年(1857)12月、加賀国白山に現れた頭が2つある不思議な鳥。翌年に流行したコレラを予言し「私の姿を朝夕に拝めば難を逃れることができる」と言ったと言われています。
アマビエの御朱印はかなり増えてきていますが、ヨゲンノトリの御朱印はまだそう多くはありません。
「若宮神社」ではアマビエとヨゲンノトリ、両方の御朱印を戴くことができます。
写真:おしみ ゆかり
地図を見るこの繊細で柔らかな色使いと不思議な透明感のあるイラストは、1度見たら虜になってしまう美しさで、全国各地から頒布を希望する人が絶えません。
「幸せの青い鳥」をイメージし描いたという「ヨゲンノトリ」。顔は男女の融合、さらに阿吽になっています。太陽と月があることで朝と夕方にこの絵を拝むという言い伝えが表現されていて疫病退散への祈りが込められています。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る御朱印の他にはかわいいアマビエとヨゲンノトリの御守りも。キラキラ光るホログラムステッカーは乙女心をくすぐりますよね。
カードタイプ御守りのアマビエは華の河を渡っています。御参拝のみなさんに素敵な華が咲きますように。そんな願いが込められています。
このかわいすぎるアマビエとヨゲンノトリのイラストを手掛けたのはアーティストの「いけかつまいこ」さん。
マルチな才能の持ち主で、ミュージシャンとして海外の活動を経て、2007年からアートセラピストとして活躍する一方、イラストや日本画、書道に励み2019年に「哲平くんと宇宙人」を出版するなど、様々な分野で活躍されています。
「イラストでありながらも、たらしこみと言われる日本画で使われる微妙なぼかしや、墨の生きた線はその瞬間の事、2度と同じ作品にはなりません。若宮神社へ奉納した作品は凄く気に入ってます」と、いけかつさん。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る夏のアマビエ(左)は目の色も髪の色も様々な色彩で、国や年齢、性別を問わず生きとし生けるものすべてが平和に暮らし、心に花火を灯すように幸せな気持ちで過ごせることを願い描いたもの。
五穀豊穣御朱印(右)には皆様があらゆる豊かさに恵まれますようにという願いが込められています。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る若宮神社の創建時代は不明とされています。慶安5年(1652年)に豊田村の領主で旗本の大久保勘三郎忠良が建立したという棟札がありますが、それより古いと推測されています。
戦後、豊田にあった5つの神社が若宮神社に合祀され現在にいたります。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る武蔵野の雑木林の一角の集落より小高いところに創建され、豊田の地域を見守り続けてきました。年末年始や、季節ごとの行事にはたくさんの参拝客で賑わいます。
御祭神は仁徳天皇で、古来より子供の守り神として崇められています。9月の例大祭では神輿が町内を練り歩き、境内にある土俵では「奉納子供すもう大会」が開催され、子供たちの健全育成を支えてきました。
写真:おしみ ゆかり
地図を見る現在、頒布している御朱印は全部で五種類。いけかつさんのイラストのものは四種類です。夏のアマビエ御朱印も通年授与となり、限定ではありませんのでご安心ください。
かわいいアマビエとヨゲンノトリの御朱印を戴きに、是非若宮神社へお参り下さい。そして、疫病退散を祈願しましょう。
※現在は特別に郵送での対応も行っています。詳細はHPでご確認ください。
住所:東京都日野市東豊田2-32-5
電話番号:042-584-4656
アクセス:JR中央線 豊田駅から徒歩10分
2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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