写真:三谷 めぐみ
地図を見る最初にご紹介するのは、ヨセミテ国立公園の象徴ともいえる「ハーフ・ドーム」。球体を半分に切ったような形が特徴的で、角度によっては女性の顔のようにも見えますよね。
ハーフ・ドームは、標高およそ1,500mの大きな岩山。頂上へ登るハイキングコースもありますが、トレイルの最後は急勾配な岩肌を2本のケーブルを掴みながら登り下りするという危険なもの。登山に慣れていて、体力に自信のある人でない限り、オススメはできません。
アウトドア初心者や初めてヨセミテを訪れる方には、ハーフ・ドームに登るのではなく、下からの眺めを楽しみましょう!
ヨセミテ・バレーのクックス・メドウ・ループは30分ほどで歩ける初心者向きの平坦なトレイルで、ハーフ・ドームはもちろん、後でご紹介する「ヨセミテ滝」を見ることができますよ。
写真:三谷 めぐみ
地図を見る日中でも美しいハーフ・ドームですが、夕陽に照らされるハーフ・ドームは必見!事前に日没時間を調べて、陽が沈むにつれ表情を変えるハーフ・ドームを堪能してくださいね。
写真:三谷 めぐみ
地図を見るロッククライマーの聖地として知られる「エル・キャピタン」は、世界で最も大きい花崗岩の一枚岩。パーク内で堂々とそびえ立つ約1000mの岩山は「エル・キャップ」の愛称で親しまれ、現在も世界中からロッククライマー達が新たな挑戦や練習をしに訪れます。
ヨセミテに行く前にぜひ見て欲しいのが、平均3〜5日かけて登るエル・キャピタンを史上最速の1時間58分7秒で登り切ったアレックス・オノルドのドキュメンタリー映画『Free Solo(フリーソロ)』とトミー・コールドウェルの『The Dawn Wall(ドーンウォール)』。
映画を見てから、実物のエル・キャピタンを見ると、彼らがいかに凄い挑戦を成し遂げたかを実感できると思います。
写真:三谷 めぐみ
地図を見るヨセミテの見所はハーフ・ドームやエル・キャピテンのような岩山だけではありません。緑豊かなヨセミテ国立公園には、北米最大の落差739mを誇る滝「ヨセミテ滝」があります。
ヨセミテ・ヴィレッジ近くのロウアー・ヨセミテ・フォール・トレイルは、初心者でも歩きやすいトレイルで、20分ほど歩けば滝の近くまで行けるのでオススメです。
春先から初夏にかけて雪解け水が大量に流れるヨセミテ滝の勢いをぜひ感じてください!
写真:三谷 めぐみ
地図を見る先にご紹介した、ハーフ・ドーム、エル・キャピタン、そしてブライダル・ベール滝を一度に望めるパノラマ絶景ポイントが「トンネル・ビュー」。
ガイドブックに載っていたり、ツアーバスが必ず停車するスポットでもあるため、常に混んでいますが一見の価値あり!です。
ヨセミテ・ヴィレッジからは車で15分。車が無い方はパーク内の「バレー・フット・ツアー」または「グレイシャー・ポイント・ツアー」に参加にすると良いでしょう。
写真:三谷 めぐみ
地図を見る最後にご紹介するのは、ハイキング初心者にこそオススメしたい「ミラー・レイク」。その名の通り、鏡の湖にハーフ・ドームや壮大な自然が水面に映る絶景ポイント。
「長時間のハイキングやアップダウンのあるトレイルは嫌だけど、せっかくヨセミテに来たのだからハイキングしてみたい!」という人にはぴったりのスポットです。
パーク内の無料シャトルに乗り、17番で降りれば、もうトレイルの入口。ミラー・レイクを見て戻ってくる単純往復なら1時間、ミラー・レイクをぐるっと1周しても2〜3時間という、軽いハイキングにはちょうど良いトレイルです。
写真:三谷 めぐみ
地図を見るただし、ヨセミテ滝同様、夏も後半になると川から流れ込む水の量が減り、写真のように湖が消えてしまいます。
綺麗な反射が見られるのは初夏までなので、ご注意ください。
今回は5つに絞ってヨセミテ国立公園の見所をご紹介しましたが、その他にも、グレイシャー・ポイント、バレー・ビュー、ブライダル・ベール滝、ミスト・トレイルなど初心者が気軽に楽しめる絶景スポットがまだまだたくさんありますよ!
アメリカの国立公園は想像以上に広いです。滞在日数が限られている方は、絶対に行きたいスポットを絞り、優先順位をつけておくと良いでしょう。
ぜひヨセミテ国立公園でお気に入りスポットを見つけてみてくださいね!
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/18更新)
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