道後温泉「道後hakuro」でカジュアルアートな宿泊を!

道後温泉「道後hakuro」でカジュアルアートな宿泊を!

更新日:2020/09/21 14:21

せと らいたのプロフィール写真 せと らいた 四国アンバサダー、よさこいスペシャリスト、現役パン屋のグルメライター
開湯3000年の歴史を持つ愛媛・松山の道後温泉。中心の道後温泉本館を筆頭に、旅館や商店がこぞって改装を進めており、お洒落でアートな温泉地として若年層の観光客にも注目が集まっています。

今回紹介する「道後hakuro」も、老舗旅館「ホテル椿館別館」から新しいコンセプトを持って改築したホテル。新しい世代にマッチした「道後hakuro」での宿泊の魅力についてご紹介いたします。

劇的に進化する道後温泉街

劇的に進化する道後温泉街

写真:せと らいた

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道後温泉は日本書記にも登場し、日本国内でも古い3000年近い歴史を持つ温泉。温泉街中心には道後温泉本館があり、その周辺に旅館や商店が軒を連ねる温泉街が特徴です。

アルカリ性単純泉の湯質は、優しくなめらかで刺激が少なく、湯治や美容に最適。また、無加温・無加水の源泉掛け流しの湯に浸ることができる全国的にも珍しい温泉とも言われています。

劇的に進化する道後温泉街

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そんな歴史ある名湯道後温泉が今劇的に変化を遂げようとしています。中心の道後温泉本館の改装工事が始まると、周辺の老舗旅館や商店を巻き込み、改装やリブランド化が加速。従来の温泉客だけでなく若年層も気軽に楽しめる温泉街へと変貌しつつあります。

劇的に進化する道後温泉街

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道後温泉街にありながら“カジュアル”で“ビジネス”にもマッチした“アート”な宿泊を、比較的安価で実現させたのが、2020年7月にオープンしたばかりの「道後hakuro」。

松山市中心部と道後温泉が車で10分程と、立地的にも恵まれたこの温泉地だからこそ誕生した新しいコンセプトホテルなのです。

こだわりの“アート”が楽しい館内

こだわりの“アート”が楽しい館内

写真:せと らいた

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温泉大浴場は内湯1つと露天風呂が1つ。館内にいながら日本最古の湯と言われる道後温泉の引き湯を堪能できます。目を奪われるのは巨大壁画アート。男湯は青の壁に「加藤嘉明公」が、女湯は赤の壁面に「白鷺の化身」をイメージした女性像が大胆なタッチで描かれています。

アートだけに偏っているわけではなく、内湯の石造りの浴槽や露天風呂の箱庭の造形は、道後の老舗旅館の名残をとどめ、本格的で安定した宿の風格をも感じます。

こだわりの“アート”が楽しい館内

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フロント奥ラウンジにある大きな黒板。ホテル周辺の温泉街散策マップになっています。さらに驚くことにこのマップ、ホテル従業員の方が描かれたのだそう。お洒落なホテルにはアートに精通した従業員がいるものなのですね。

こだわりの“アート”が楽しい館内

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部屋での滞在もオシャレな演出が!!全部屋にレコードプレーヤーが完備され、フロントでLPレコードの貸し出しが可能です。

従来の温泉街で過ごし方の概念を一層し、風呂上がりに部屋で自分の好きな音楽を普段とは違うアナログな音で楽しむ贅沢。思い出のレコードを持参して心静かに道後の夜を楽しむのもオススメです。

リラックスの極地!温泉街"ビジネス"ステイ

リラックスの極地!温泉街"ビジネス"ステイ

写真:せと らいた

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道後の温泉街が松山市街地と車や電車で10分ほどの距離と地の利が良いことから、ビジネスでの温泉街宿泊を可能にしました。

また温泉街一等地にありながら夕食の概念にとらわれず、1泊朝食スタイルを提唱する「道後hakuro」。夕食は市街地や温泉街で各々済ませ、ホテルでは宿泊部分に特化した潔いコンセプト。(さらに朝食なしのプランを選ぶこともできます)

朝食会場でもあるラウンジは、Wi-Fiを完備したワーキングスペースとして解放されており、宿泊者はコーヒーやココアなど無料で利用できます。

リラックスの極地!温泉街"ビジネス"ステイ

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「道後hakuro」では83台(敷地内43台)の平面駐車場を完備!立体駐車場と比べ、駐車時の停め安さに加え、到着時だけでなく滞在中の車からの荷物の出し入れにストレスがありません。

リラックスの極地!温泉街"ビジネス"ステイ

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連泊に不可欠なコインランドリー。館内2箇所にシックな色合いのガラス張りのスペースが!ランドリースペースとは思えないほどオシャレでSNS映えしそうな佇まいです。

ドラム式洗濯機なので、コインを入れてコースを選べば洗濯から乾燥まであとはお任せ、部屋や温泉でくつろぎながら洗い上がりを待つばかり。

やっぱり必須!温泉情緒を楽しむ“旅館型スタイル”

やっぱり必須!温泉情緒を楽しむ“旅館型スタイル”

写真:せと らいた

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道後の温泉街は浴衣でそぞろ歩きが楽しめる温泉街。「道後hakuro」から道後温泉本館までは、徒歩3分の好立地!!飲食店や土産物店が軒を連ねる風情あるアーケードへの散策は温泉街宿泊の最大の楽しみとも言えます!

やっぱり必須!温泉情緒を楽しむ“旅館型スタイル”

写真:せと らいた

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部屋には裏表リバーシブルの鮮やかな帯と浴衣、雪駄が用意されており、そのまま温泉街散策へGO!

さらに1Fエレベーターホールには、可愛らしい小ぶりな竹籠の貸し出しが!中には外湯めぐりに便利な手ぬぐいと小さな石鹸が入っています。財布やルームキーなど手荷物カゴとしても重宝!浴衣でのそぞろ歩きがますます楽しくなりますね。

やっぱり必須!温泉情緒を楽しむ“旅館型スタイル”

写真:せと らいた

道後温泉本館や椿の湯、2017年にオープンしたばかりの別館飛鳥乃湯泉などで外湯めぐりをするもよし、定時にメロディーを奏でるからくり時計や無料の足湯、レトロなフォルムの坊っちゃん列車が見られる道後温泉駅周辺まで足を延ばして散策するのもよし。

もちろん活気あるアーケード商店街では、愛媛の名物鯛めしに定番の坊っちゃん団子やタルトなど、グルメ三昧の食べ歩きも楽しめます。

基本がキッチリ!こだわりのホテルステイ

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写真:せと らいた

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シックなトーンの室内はシンプルそのもの。デスク周辺はベニヤ素材で作られたユニット家具にシモンズ社製のベッド、AndoroidTVやフリーWi-Fiにも対応。先述のレコードプレーヤーやオリジナルマグカップ、電話機に至るまで機能性に加え、デザインもこだわり抜かれています。

コンパクトでシンプル、遊び心はあるものの機能的で快適、温泉街のホテルにいることを忘れてしまいそうな現代的居住感です。

基本がキッチリ!こだわりのホテルステイ

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朝食は焼きたてパンとスープを中心としたビュッフェスタイルです。あえて洋食のみに特化した代わりに、焼きたてのフレンチトーストやデニッシュにクロワッサン、数種類から選べるスープの中にはイチオシの特製カレースープも!旬のフレッシュ野菜やフルーツからゆずやアサイーなどこだわりのジュースまで、充実の内容構成。

パンのリベイクに使われているトースターはBALMUDA製と、こちらにもこだわりが垣間見えます。

基本がキッチリ!こだわりのホテルステイ

写真:せと らいた

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その他、道後温泉にある蔵元が造るクラフトビールがついたお得なプランも!お風呂上がりにカフェのようなオシャレなラウンジで、またレコードを聴きながらお部屋でのんびりと、思い思いのひとときを過ごせそうですね。

※プランは時期により異なります。公式サイトをご確認ください。

コンセプトホテル「道後hakuro」でアートに浸る

いかがでしたか?
従来の温泉旅館の常識を打ちやぶり、無駄を省いた温泉地コンセプトホテル「道後hakuro」。新しい世代の宿泊客にも受け入れられやすいアート溢れるオシャレなホテルです。温泉街一等地にあり温泉目的の観光としても、車で10分程の松山市街地からのビジネス利用としても最適!コストパフォーマンスも魅力です。道後温泉宿泊の候補にぜひ!

2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2020/09/13−2020/09/15 訪問

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