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ドイツ黒い森の町ドナウエッシンゲン〜大河ドナウのスタート地点

ドイツ黒い森の町ドナウエッシンゲン〜大河ドナウのスタート地点

更新日:2020/09/22 12:14

小谷 雅緒のプロフィール写真 小谷 雅緒 ツアーコーディネーター&ガイド
ヨーロッパ随一の大河ドナウは、ドイツ南西部に広がる「黒い森」から生まれます。森が開けた高原に位置するドナウエッシンゲンの「ドナウの泉」が、そのスタート地点として知られており、古くから著名な音楽家が訪問したり、ドイツに留学した歌人・斎藤茂吉のゆかりの場所となっています。

こんこんと湧く泉はまさに「悠久」という言葉がぴったりで、旅人が訪れるにふさわしい場所です。

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、海外渡航が難しい状況です。各種報道機関の発表や外務省、各航空会社のホームページなどで最新情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)
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ドナウ川のふるさとドナウエッシンゲン

ドナウ川のふるさとドナウエッシンゲン

写真:小谷 雅緒

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ドナウエッシンゲン(Donaueschingen)は人口2万人、人口に比例してそれなりの商業施設はあるものの、ごくふつうのドイツらしい、緑が多く静かで落ち着いた町です。町の自慢「ドナウの泉(Donauquelle)」は市街地に隣接するフュルステンベルク侯の城館(写真の左側、後述)の庭園にあります。

ドナウ川のふるさとドナウエッシンゲン

写真:小谷 雅緒

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ドナウの泉はちょっとした観光名所で、近くには大型バスが止められる駐車場もありますが、実際には団体がどっと押し寄せるような場所ではありません。近くに土産物店が1軒あるのみで、周囲に派手さはまったくありません。

泉は誰でも自由に見学できます。こんこんと湧き出るエメラルドグリーンの泉をじっと見つめていると、これが黒海まで2840Kmのはるかな旅をするのかと、思いにふけることでしょう。

ドナウ川のふるさとドナウエッシンゲン

写真:小谷 雅緒

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ドナウの泉の入り口のモニュメントには、ドナウ川が流れる国の地図と、その各国語で「ドナウ」が表されています。

<ドナウの泉の基本情報>
住所:Furstenbergstrasse,Donaueschingen
電話番号:なし(常駐管理者なし)
営業時間:24時間見学自由(バリアフリー、エレベーターあり)
アクセス:ドイツ国鉄ドナウエッシンゲン駅より徒歩8分。ドナウエッシンゲン駅は特急は止まらないので、カールスルーエ、ウルム、コンスタンツ、フライブルク、ヴィリンゲンなどで快速または普通列車などに乗り換え

ドナウの源泉は別にある?ブリガッハ川 VS ブレーク川

ドナウの源泉は別にある?ブリガッハ川 VS ブレーク川

写真:小谷 雅緒

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実はドナウの泉は、地理学上におけるドナウ川の源泉ではありません。ドナウエッシンゲン市内には確かにドナウ川が流れていますが、ドナウの泉が流れゆく先にあるのは、ブリガッハ川(写真)です。

となると、ブリガッハ川の源泉こそがドナウ川の源泉と言えるのでしょうか。ちなみに、「ブリガッハの泉」はドナウエッシンゲンから約35Km北西にあります。

また、余談ですが、このブリガッハ川に沿った遊歩道は「斎藤茂吉の道」と名付けられています。

ドナウの源泉は別にある?ブリガッハ川 VS ブレーク川

提供元:ドナウエッシンゲン市公式フェイスブック

https://www.facebook.com/Donaueschingen/

「ドナウ」の名称は、泉から1Km先、ブリガッハ川とブレーク川の合流地点(写真)から登場します。このブレーク川の源泉こそがドナウの源泉で、ドナウエッシンゲンから北西に48Kmの場所、フルトヴァンゲンという町の郊外にあります。

ただ、昔からドナウエッシンゲンをドナウ源流の町としていたせいか、今もドナウの泉をドナウ川の源泉のように扱っています。当然ながら、フルトヴァンゲンとしてはおもしろくないようです。

ドナウの源泉は別にある?ブリガッハ川 VS ブレーク川

提供元:ドナウエッシンゲン市公式フェイスブック

https://www.facebook.com/Donaueschingen/

こちらはDoanutempel(直訳すると「ドナウ寺院」)と呼ばれる、ドナウの泉がブリガッハ川に注ぐ場所。

ドナウエッシンゲン その他の気になるポイント

ドナウエッシンゲン その他の気になるポイント

提供元:ドナウエッシンゲン市公式フェイスブック

https://www.facebook.com/Donaueschingen/

1000年もの歴史がある名家フュルステンベルク家(Furstenberg)は、500年前からドナウエッシンゲンを治めていました。この美しい城は1723年に建てられたもので、今もこの城館には侯爵とその家族が住んでいます(※)。そして、城のすぐ近くにあるフュルステンベルク美術館や広大な森林を所有しています。

2020年秋現在、城内見学は行っていませんが、フュルステンベルク家主催のイベントはウェブサイトで確認できます。下記【関連MEMO】をご参照ください。また、城は私邸のため、グーグルマップには記されておらず、連絡先も非公開となっております。

(※)現在、ドイツには貴族制度はありませんが、各地に元貴族がいます。

ドナウエッシンゲン その他の気になるポイント

写真:小谷 雅緒

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かつて、ドイツ貴族は領地内でビール製造と販売の権利を持っていました。フュルステンベルク家でも家名を冠したビールを販売し、ビジネスとして成功させました。

現在、経営はフュルステンベルク家の手を離れていますが、ドナウエッシンゲンと周辺エリアでは絶対的な存在のビールです。醸造所直営ではありませんが、併設のレストランではおいしい郷土料理が食べられます。

<レストランFurstenberg Braustubleの基本情報>
住所:Postplatz 1-4, Donaueschingen
電話番号:+49-771-3669
営業時間:毎日11時〜23時

ドナウエッシンゲン その他の気になるポイント

写真:小谷 雅緒

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町中心部の平日と言えども静かなドナウエッシンゲン。城やブリガッハ川沿い周辺の風景は、100年以上もほとんど変わっていないそうです。つまり、斎藤茂吉が見た景色と変わらないとも言えます。写真の白い建物の裏側に観光案内所があり、地図や情報を入手することができます。日本語のよる斎藤茂吉関連のパンフレットもあり、驚きです。

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豊かさを感じるドナウエッシンゲン

ドナウエッシンゲンは人口2万人の小さな町にも関わらず、文化レベルも極めて高い豊かな町です。フュルステンベルク家運営の美術館以外にも、音楽祭や馬術大会、夏祭りや秋の収穫祭りなどの郷土の祭りも催されます。

いわゆる旧市街と呼べるような古い町並みは規模が小さめですが、歴史や文化を感じるポイントは多々あります。他の有名観光地と絡めて公共交通で行くには少々不便ですが、行けば達成感とドナウへの愛着が増すことまちがいないでしょう。

2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2019/10/02 訪問

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