写真:小野 雅子
地図を見る新作映画のプレミア公開では、今をときめくセレブ俳優たちがレッドカーペットの上でカメラに向かってポーズを決めるのがお約束ですよね。イギリスでそういうプレミア・セレモニーが開催される時は、まるで判を押したようにレスタースクエアにある映画館が会場になります。このレスタースクエアにはロンドンを代表する大型映画館が並び、また劇場やカジノやナイトクラブなども周囲に多数。まさにロンドン娯楽の中心地なのです。
そんな地下鉄レスタースクエア駅のプラットフォームに降り立つと、映画のフィルムを模した図柄の壁に出迎えられますよ!
写真:小野 雅子
地図を見るレスタースクエアの中核となるのが、この公園です。と言ってもハイドパークやリージェントパークなどの大規模な公園に比べたら、ほんの小さな広場というサイズ。真ん中にある噴水に囲まれて、イギリス演劇の大御所ウィリアム・シェイクスピア像がそびえ立ち、この地域の特性を象徴しているように見えます。
写真:小野 雅子
地図を見るそのレスタースクエア公園の東側にあるオデオンは、先述したプレミア・セレモニー会場として頻繁に使用される映画館なのですが・・・あらっ?屋根の上でバットマンが、颯爽とマントをひるがえしていますね(笑)。
実はこれ「シーンズ・イン・ザ・スクエア」と題されたイベントとして、2020年2月27日から2023年7月1日までの約3年半にかけて展示される予定というキャラクター像のひとつなのです。
写真:小野 雅子
地図を見るこの公園内にはシェイクスピアの他にも、以前からイギリス出身のコメディ俳優チャーリー・チャップリンの銅像があります。それはチャップリンの他界後まもない1981年に完成したもので、今も公園内の人気者。
そういう背景のある公園ならではのアトラクションとして始まったのが、この「シーンズ・イン・ザ・ウェスト」。名作映画の登場人物たちを生き生きと表現した像8体が、公園内とその周辺で私たちを出迎えてくれますよ!
写真:小野 雅子
地図を見る公園の入口にはそれら8体すべての位置が分かるよう、地図とキャラクターの解説も掲示されています。
ちなみに今回登場したのはメリー・ポピンズ、ドン・ロックウッド(「雨に唄えば」でジーン・ケリー演じた主人公)、ミスター・ビーン、ローレル&ハーディー(昔イギリスで人気を博した2人組コメディアン)、熊のパディントン、バックスバニー、バットマン、ワンダーウーマン。
最後のワンダーウーマンはバットマン同様、公園の外にある建物の一角にいます。さあ、あなたは8体すべて見つけられるかな?!
写真:小野 雅子
地図を見る<レスタースクエア公園の基本情報>
住所:Leicester Square, West End, London WC2H 7LU
アクセス:地下鉄レスタースクエア駅から徒歩1分
写真:小野 雅子
地図を見る今や世界中で愛されている「M&M’S」は、1941年にアメリカで生まれたチョコレート菓子。1980年代にはイギリスや日本にもお目見えし、いかにもアメリカ的でカラフルなパッケージと愛嬌のあるキャラクターとともに一躍人気商品になりました。
レスタースクエアにはその専門店「M&M’Sワールド」があり、本家アメリカ・ラスベガスの第一号店と同じくまるでテーマパークのようなコンセプトが評判。全フロアー4階分すべてM&M’Sに埋め尽くされた、ポップで愉快な空間へ入ってみましょう。
写真:小野 雅子
地図を見るお店に入ってすぐの所には、鮮やかな赤・青・黄・緑のM&M’Sキャラクターたちがビートルズのアルバム「アビーロード」ジャケット写真のように歩いている4体の人物大フィギュアが目を引きます。そして地下2階には先述したミスター・ビーンの愛車と同じミニに乗ったキャラクター達もいて、どちらも英国らしさをアピールした人気スポット。
写真:小野 雅子
地図を見る肝心の商品M&M’Sチョコはバラエティ豊かなパッケージ入りはもちろんのこと、小さなチョコの1粒1粒に自分の名前や顔写真をプリントしたオリジナル・チョコを作るコーナーまで。またキャラクターやロゴをあしらった衣類や小物もじつに豊富です。
<M&M’Sワールドの基本情報>
住所:M&M’s World, 1 Swiss Ct, West End, London W1D 6AP
電話番号:+44-20-7025-7171
アクセス:レスタースクエア駅から徒歩1分
写真:小野 雅子
地図を見る「M&M’Sワールド」の相向かいにあるのは、デンマークを代表するブロック玩具「レゴ」の旗艦店。外からもよく見えるウィンドウに飾られたロンドンの象徴ビッグベンを始め、あらゆる物がレゴで出来ているのはやはり一見の価値があります。
写真:小野 雅子
地図を見るこちらは店内に入ると、真っ先に注目してしまうのがロンドン地下鉄の車両。座席は実物大なので中に入って座ることが出来、衛兵さんと文豪シェイクスピアにはさまれてセルフィーを撮れます。
もし1人だけで来ていて車両ごと撮るのが難しい場合は、近くにいる店員さんが快くシャッターを押してくれますよ。その窓の向こう側には、王冠をかぶった女王様らしき後頭部が見えるのもユーモアたっぷり!
他にもレゴで作ったロンドン地下鉄マップや巨大ドラゴン、階段で2階に向かう途中にあるロンドンの風景を壁画仕立てにした大作などは、大人でもつい感心して見惚れてしまうほど見事。
写真:小野 雅子
地図を見る商品ラインナップはレゴ・ブロック各種が中心ですが、ロンドン限定オリジナル・グッズも人気。
さらにレスタースクエア店は「レゴ・モザイクメーカー」も設備。特殊な装置で写真を撮った10分後には、モザイク画で自画像を作るために必要なレゴ・ブロック一式と作成図を受け取ることが出来ます。世界でたった1つの自画像レゴ料金は£99.99、記事末尾の関連MEMOリンクから事前予約が必要です。
<レゴストア・レスタースクエア店の基本情報>
住所:The Lego Store, 3 Swiss Ct, West End, London W1D 6AP
電話番号:+44-20-7434-3480
アクセス:レスタースクエア駅から徒歩1分
写真:小野 雅子
地図を見る観光とショッピングの合間には、サクッと手軽にランチや休憩をしたいですね。周辺にはレストランやカフェ、パブが沢山あるのでより取り見取り。それにレスタースクエアから徒歩2分ほど歩けば中華街があるので、手軽に美味しい飲茶を味わうのも良いでしょう。
写真:小野 雅子
地図を見るいかにも歓楽街レスタースクエアらしい場所で食事をしたいならば、大型カジノの中にあるステーキレストラン&バー「ヘリオット」などいかがでしょう?地下鉄レスタースクエア駅を出たら、すぐ目の前に現れるのが巨大カジノ「ヒポドローム」。
でも賭博なんて手を出さないし、縁のない所だなぁ・・・というイメージがあるかもしれませんが、レストランへは別の入口から入れます。中も意外なほど落ち着いた雰囲気で、女子旅でも違和感なく食事を楽しめるはず。
食後にはレストラン部のバルコニーから、階下に広がる賭博場を見学するのも興味深いもの。ルーレットやバカラのテーブルを俯瞰で見られて、まるで映画の中にいるような異空間ですよ!
写真:小野 雅子
地図を見る<ヘリオット・ステーキハウス&バーの基本情報>
住所:Heliot Steak House, Hippodrome Casino, Cranbourn St, Leicester Square, London WC2H 7JH
電話番号:+44-20-7769-8844
アクセス:レスタースクエア駅から徒歩30秒
トラファルガー広場やピカデリーサーカスなど、ロンドン観光のメッカも徒歩圏内にあるレスタースクエア。映画をはじめとする大衆娯楽の中心地は見どころ満載、大人も子どもも気軽に楽しめるのでお勧めですよ!
2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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