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ホテル「ニッコースタイル名古屋」が刺激する伝統と斬新

ホテル「ニッコースタイル名古屋」が刺激する伝統と斬新

更新日:2020/10/13 13:17

湯川 カオル子のプロフィール写真 湯川 カオル子 温泉流浪人、路地裏ウォーカー
ニッコースタイル名古屋は、地元の伝統文化や斬新で刺激的な体験に触れられるライフスタイルホテル。

異端児と言われる名古屋のカフェTRUNK COFFEEが携わるホテルブレンドを用意し、NASAの技術者が開発したコーヒー抽出マシンを導入。美濃焼のコーヒードリッパーや瀬戸焼の館内表示を採用。本格的なDJブースからは、心地よいBGMが流れます。さり気ない驚きとこだわり満載のホテルを紹介します。


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旅人の心を刺激するBGM

旅人の心を刺激するBGM

写真:湯川 カオル子

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2020年8月にオープンしたホテル、ニッコースタイル名古屋。音楽や伝統文化、名古屋のコアな人気カフェが手がけたここだけのブレンドなどにフォーカスして、宿泊だけにとどまらない、刺激的かつ居心地のいい場所を提供してくれます。

場所は名古屋駅から徒歩10分ほど。名古屋一の繁華街、栄にも地下鉄を使えばひと駅の好立地。駐車場も完備するので車利用も便利です。

旅人の心を刺激するBGM

写真:湯川 カオル子

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玄関をくぐり抜けて“コミューナルロビー”に踏み込んだ瞬間、耳を傾けてもらいたいのがBGM。逆に気づかなかったとしても、音楽が深層心理に作用してゲストの気分に微妙な変化をもたらすのがBGMの役割です。

サウンドディレクションは、BGMの第一人者として知られる作曲家Kenichiro Nishihara氏。「優れたBGMとは、それ自体が無音のようにふるまうものである」をテーマに、控えめでありながら、ゲストの心に小さな刺激をもたらす音が流れています。

旅人の心を刺激するBGM

写真:湯川 カオル子

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ロビーの一角には、館内のBGMをつかさどるDJブースを設置。Kenichiro Nishihara氏に選ばれた約300曲以上のBGMは、24時間同じ曲は1度もかからないというプログラム。さらに、朝、昼、晩と時間ごとに6つのテーマに分かれ、朝はリラックス系、夜はジャズっぽく、と選曲。

リピーターが毎日同じ時刻にホテルに来ても、同じ曲が流れることもあれば、流れないこともある、という具合に、居心地よく過ごす工夫がなされています。

本格的なDJイベントを開催

本格的なDJイベントを開催

写真:湯川 カオル子

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ここまで本格的なDJ機材がそろえるホテルは珍く、プロにも支持されるパイオニアDJを装備。サウンドパフォーマンスを楽しませてくれます。

本格的なDJイベントを開催

提供元:ニッコースタイル名古屋

https://nagoya.nikkostyle.jp/地図を見る

週末にはKenichiro Nishihara氏や、ホテルとつながりのあるプロ・アマのDJが訪れてイベントを開催(不定期開催)。音楽の発信地として、名古屋のミュージックシーンにちいさな波紋を投げかけます。

※DJイベントの開催予定はホテルにお問合せください。

本格的なDJイベントを開催

写真:湯川 カオル子

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客室でもいい音を楽しみたい。そのため全室にスイスのオーディオメーカーGENEVAのラジオ付きスピーカーAcustica Lounge Radioを設置。

ブルートゥース機能を備え、スマホに入れたお気に入りの曲を高音質で聴くことも可能です。自宅でくつろぐように、音楽を楽しめる環境を実現しています。

名古屋伝統の有松絞りに触れる

名古屋伝統の有松絞りに触れる

写真:湯川 カオル子

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名古屋をはじめ旧尾張地方の手工芸品を、現代風にアレンジしているのもニッコースタイル名古屋のこだわり。客室の窓は広めに取られていますが、部屋によっては窓をつぶし、その壁面を飾るのが、市内の有松・鳴海地区で生産される絞り染め「有松絞り」のアートワーク。東海道を行き交う江戸時代の旅人に、人気を博した名古屋の伝統的手工芸品です。

窓が小さいほうが落ち着くというゲストも多く、このタイプの客室を11室用意。ホテルのスタッフには「有松ルーム」と呼ばれ、空いていれば指定することも可能です。

名古屋伝統の有松絞りに触れる

写真:湯川 カオル子

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すべての客室には有松絞りのクッションも置かれます。柄やカラーは数種類。部屋以外にもラウンジやレストランでこれらクッションに触れ、使うことができます。

名古屋伝統の有松絞りに触れる

写真:湯川 カオル子

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2階にあるユニバーサルルームからは、隣に建つ浄信寺が見られます。本堂は明治30年に建立。百年の風雪に耐えた屋根瓦を、部屋から見るのも趣向です。

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伝統とモダンが共存する

伝統とモダンが共存する

写真:湯川 カオル子

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名古屋駅から東へ10キロほどの瀬戸市といえば、瀬戸物の語源にもなった陶磁器の名産地。特注で作られた瀬戸焼のしゃちほこが客室の棚に飾られて、さりげなく名古屋にいることを意識させてくれます。

伝統とモダンが共存する

写真:湯川 カオル子

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館内のいたる所に東海地方の伝統工芸品が飾られます。案内プレートや各部屋の番号プレートも瀬戸焼。部屋番号プレートには、愛知県にちなんだ名古屋城、しゃちほこのうろこ、手羽先、天むす、味噌田楽などをモチーフに、6種類のデザインが使われます。

伝統とモダンが共存する

写真:湯川 カオル子

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各階のエレベーターホールに掛かるのは、名古屋市の花ユリを現代風にアレンジした瀬戸焼のプレート。2階には2枚、8階には8枚と、階数分飾られます。

コーヒーに込めた深遠な趣向

コーヒーに込めた深遠な趣向

写真:湯川 カオル子

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とりわけコーヒーファンは、注目しておききたいホテルです。バリスタの世界チャンピオンを輩出するデンマークで、初の日本人バリスタとなった鈴木康夫氏が、ニッコースタイル名古屋のために仕上げた国内で飲める唯一のブレンドです。

名古屋は国内有数の軟水で飲む深煎りコーヒーが主流の街。鈴木が代表兼バリスタをつとめる名古屋のカフェTRUNK COFFEE(トランクコーヒー)は、選び抜かれた生産者による単一品種で淹れるシングルオリジンがこだわり。フルーティでさっぱりとした酸味を楽しむ北欧スタイルの浅煎りコーヒーを愉しめます。

そんなTRUNK COFFEEでは飲めないブレンドを、どんな宿泊客にも満足してもらえるように考案。軽やかな味わいは、コーヒーが苦手な人にも気に入ってもらえる一杯です。

コーヒーに込めた深遠な趣向

写真:湯川 カオル子

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岐阜・美濃焼のブランド「ORIGAMI」製のアロマカップは、バリスタのために開発した逸品。ワイングラスと同じ形状で、コーヒーの香りを閉じ込め、風味と美味しさを逃がさないフォルムです。

動画:湯川 カオル子

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美味しいコーヒーを淹れるため、導入したのがアメリカ「ポアステディ」社の抽出マシン。NASAのロボットシステムの設計をしていた技術者が開発しもので、TRUNK COFFEEの淹れ方を忠実に再現するようプログラミング。さらに溝の刻まれたORIGAMI製のドリッパーは、2019年に行われたコーヒーの世界選手権で、優勝した中国チームが使用。いわば世界一のドリッパーを使っています。

しかも、ニッコースタイル名古屋で出されるブレンドコーヒーは、朝昼晩と時間ごとに焙煎や豆の配合を変え、時間ごとに異なる味わいを愉しめるという驚くべきこだわり。たった一杯のコーヒーに、深遠な思いが込められています。

好奇心を刺激するホテルステイ

BGMもコーヒーも、部屋や廊下を飾る工芸品も、脇役としてホテルライフを引き立てる重要な存在。ニッコースタイル名古屋では、ゲストが気持ちよく過ごせるよう、とびきりの“名脇役”たちをそろえたと言えるでしょう。ゲストによっては、それと気づかぬうちに五感が刺激され、ホテルライフを充実したものとして体験できるはずです。

名古屋を訪れるのなら、ニッコースタイル名古屋のカフェで、有松絞のクッションに身をあずけ、BGMに耳を傾けながらコーヒーを心行くまで味わってみください。

取材協力:ニッコースタイル名古屋

2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。 2020/09/03−2020/09/04 訪問

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