空中浮遊?シェラトン都ホテル東京のバルコニー付客室にステイ!

空中浮遊?シェラトン都ホテル東京のバルコニー付客室にステイ!

更新日:2020/11/05 09:27

吉田 彩緒莉のプロフィール写真 吉田 彩緒莉 タイホテル専門家、海外旅行ライター、海外旅行媒体ディレクター
東京にはたくさんのラグジュアリーホテルがあります。観光や食べ歩きの旅も良いですが、たまにはのんびりホテルにこもって、上質な滞在を楽しみたいものです。森を背に佇む都心のオアシス「シェラトン都ホテル」でアーバンリゾートはいかが?都内では稀少なバルコニー付客室を選択すれば都会の空に浮かんでいるかのような滞在が楽しめる上に、京都発のブランドならではの和の空間と日本伝統の細やかなおもてなしに癒されます。

都会のオアシス・シェラトン都ホテル東京

都会のオアシス・シェラトン都ホテル東京

提供元:シェラトン都ホテル東京

https://www.miyakohotels.ne.jp/tokyo/index.html/地図を見る

東京には数多くの高級ホテルが存在しますが、日本の古き良き雰囲気を感じさせてくれるホテルは、昨今の新しいホテルの建設ラッシュや改装ラッシュで、少なくなりつつあります。

そんな中で、ホテルなのにまるで旅館のような落ち着きと和のテイストを感じさせてくれることから、リピーターに愛され、幅広い年齢層に支持されるホテルがあります。それが白金台と言う閑静な住宅地に聳えるシェラトン都ホテル東京です。

都会のオアシス・シェラトン都ホテル東京

写真:吉田 彩緒莉

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このホテルに和の趣きをもたらしている一番の存在は、約1800坪という広大な日本庭園ではないでしょうか。木々の生い茂るその場所は、庭園と言うより「白金の杜」のような迫力。都心から外に向かってマイナスイオンを放出してくれているかのような不思議な場所です。

都会のオアシス・シェラトン都ホテル東京

写真:吉田 彩緒莉

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実はこのホテル、藤山コンツェルンの基礎を作り上げた藤山雷太氏の屋敷跡に建っています。庭園には日本の物とは異なる石燈籠や石像も目出ち、歴史的に貴重なものが残されています。これらは台湾などに進出した藤山家のコレクション。そういった珍しい石像探しや、朝食後の散策にぴったりです。

都会のホテルと言うと、外出はどうしてもビルの中へと出かける印象がありますが、このホテルに滞在している間は、庭園を散策することが日課となり、都内ではない、どこか自然の多い場所へ出かけたような気持ちになれます。

泊まるならバルコニー付プレミアムフロアラグジュアリー

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写真:吉田 彩緒莉

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東京の都心にありながら、緑に癒されるこのホテルで、もっとアーバンリゾート的滞在をしてみたいのであれば、各フロアに2室しかないバルコニー付の客室での滞在がおすすめ。その中でも9階・10階のプレミアムフロアは2019年に改装されたばかり。

足を踏み入れた瞬間、ふかふかの絨毯に足を包まれ、靴で入室することを一瞬ためらってしまいます。

泊まるならバルコニー付プレミアムフロアラグジュアリー

写真:吉田 彩緒莉

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バルコニー付の客室は40平米もの広さを誇ります。「ホテルでおこもり」というと、外とは隔絶された場所で非日常を楽しむようなイメージがありますが、この客室にいると、「おこもり」とは真逆の素晴らしい開放感!壁一面が窓というのも嬉しいではありませんか!

泊まるならバルコニー付プレミアムフロアラグジュアリー

写真:吉田 彩緒莉

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コンプリメンタリーのコーヒーはネスプレッソ。淹れたての美味しいコーヒーを手に向かう先こそ、バルコニーです。

都会に空に浮かんでいるよう!広いバルコニーをリビングに!

都会に空に浮かんでいるよう!広いバルコニーをリビングに!

写真:吉田 彩緒莉

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見てください!この広々としたバルコニーを!まるで都会の空に浮かんでいるような浮遊感です。足元にはこのホテルの日本庭園「白金の杜」が広がり、ヒーリング効果も抜群!

都内にはいくつかバルコニー付の客室があるホテルはありますが、ここまで広く造られ、眺望が抜群のバルコニー付客室はとても稀少です。

都会に空に浮かんでいるよう!広いバルコニーをリビングに!

写真:吉田 彩緒莉

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暖かい時間には、バルコニーでプシュッとビールやハイボールを一杯。それだけでこのホテルに来てよかったと感じられます。これはバルコニーのない客室では絶対に味わえない開放感。もはやバルコニーはリビング代わりです。

夜は夜景と共にワインでも。気候が良ければ滞在中、長居したくなるバルコニーです。

至るところにある「粋」。ホテルなのに旅館のような寛ぎ

至るところにある「粋」。ホテルなのに旅館のような寛ぎ

写真:吉田 彩緒莉

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この客室の良さは「都ホテル」発祥の京都を意識した「和」の設え。バスルームには洗い場があり、日本人にはうれしい使い勝手の良さ。ユニットバスやシャワーブースが別のタイプでは何だか落ち着かない、という人もこれなら安心です。ゆっくりと座って身体を洗い、バスタブに身を浸し、最高のバスタイムを過ごしましょう。

至るところにある「粋」。ホテルなのに旅館のような寛ぎ

写真:吉田 彩緒莉

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シャンプー、ヘアトリートメント、ボディソープ、ボディトリートメントのバスアメニティは真珠で知られるミキモトのコスメティックブランド。こういった細かいディティールもメイドインジャパンにこだわっているところはさすがです。真珠からわずかに抽出できる「うるおい成分」が美肌に導いてくれるという、女性には嬉しいアメニティ!

入浴剤まで用意されていて、和の香りである「檜」の香りに包まれた至福のバスタイムが楽しめます。

至るところにある「粋」。ホテルなのに旅館のような寛ぎ

写真:吉田 彩緒莉

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2019年の改装時に和を十分に感じられるよう「粋(すい)」とシェラトンの持つ機能性の融合を意識したというプレミアムフロア。さりげなく置かれたクッションには日本伝統の「絣」のような素朴な柄を、額の中には折り紙をイメージさせる布細工が飾られていて「ホテルなのに旅館にいるよう」な不思議な落ち着きの中で過ごさせてもらえます。

また同じ時期に改装されたクラブフロアもとても落ち着いた雰囲気。クラブラウンジの利用も可能なのでおすすめです。シェラトン都ホテルのクラブラウンジについては別の記事で紹介していますので、関連MEMOからお読みください。

滞在の翌日も最高のスタートを

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写真:吉田 彩緒莉

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朝食はエントランスフロアに壮大に広がる「ラウンジ バンブー」で。エントランスから眺めると、暖炉の向こうにまるで額縁の絵のように見える「白金の杜」を眺めながら優雅な時間が過ごせます。

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写真:吉田 彩緒莉

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「ラウンジ バンブー」の魅力は、なんと言ってもこの位置!森林浴の中でいただく朝食はまた格別です。

この緑豊かな景観は、ご近所の「シロガネーゼ」たちにも人気で、午後は優雅にお茶を楽しむ彼女たちの姿を見かけます。

滞在の翌日も最高のスタートを

写真:吉田 彩緒莉

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シェラトン都ホテル東京は、白金台と言う立地から「交通の便が悪い?」と思われがちですが、そんなことはありません。

地下鉄の白金台駅からは徒歩4分。そして目黒駅からのシャトルバスという強い味方があります。チェックイン時、そしてアウト後はもちろん、滞在中は何度も無料で使えるので「コンビニに何か買いに行きたい」という時にも飛び乗れば、約5分ほどで目黒駅です。

シャトルバスは10:23から21:53はホテル〜目黒駅東口間を15分間隔・目黒駅東口発〜ホテル行きは11:00から22:00まで15分間隔。朝は滞在のビジネスマンや新幹線で帰る人にも嬉しい品川駅までの送迎もあります。

チェックアウト後まで至れり尽くせり。「和心」を持ったきめ細やかなおもてなしが光る素晴らしいホテルと言って良いでしょう。

都会の森に包まれ、空に浮かぶ滞在を!

星の数ほどある東京の高級ホテル。東京都以外から東京に来る人も、最新のモダンすぎるラグジュアリーホテルだと、緊張して肩が凝る・・・なんて言う人も多いのではないでしょうか。そして東京都にお住まいの方の中には「せっかくのんびりしても、その後移動する時間が疲れるから近場でのんびりできないかなー」と考えている人もいるでしょう。

そんな時におすすめしたい都会のアーバンリゾートホテルであり、ホテルなのに旅館のような安らぎが感じられるホテルこそ、シェラトン都ホテル東京です。

大都会の森を眼下に、空に浮かぶリビングルームのようなバルコニーを持つ「プレミアムフロアラグジュアリー」で、非日常感たっぷりの休日を過ごしてみてはいかがでしょうか?

2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/09/07−2020/09/09 訪問

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