大河ドラマ『軍師官兵衛』の居城!姫路市・国府山城址と縁の地

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大河ドラマ『軍師官兵衛』の居城!姫路市・国府山城址と縁の地

大河ドラマ『軍師官兵衛』の居城!姫路市・国府山城址と縁の地

更新日:2014/06/17 14:58

高橋 樂のプロフィール写真 高橋 樂 旅行ブロガー

姫路城から南へ6キロ、黒田官兵衛縁の、国府山城(妻鹿城)と、そこから徒歩で行ける黒田職隆廟所(官兵衛の父の墓)。
築城は14世紀の鎌倉末期に遡り、黒田官兵衛と父・職隆がここに移ってきたのは1580年頃だと言われています。播磨から中国地方に乗り出そうとしていた秀吉に姫路城を譲り、姫路を広く見渡せるこの城に移ってきました。
今は、ただただ静かな場所です。まったりと戦国時代へトリップしてみませんか?

最寄の山陽電鉄妻鹿駅から国府山と“ミニチュア”姫路城を望む

最寄の山陽電鉄妻鹿駅から国府山と“ミニチュア”姫路城を望む

写真:高橋 樂

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山陽電鉄妻鹿駅を降りてすぐ北側を向くと、川沿いの小高い山が見えます。地元の人は「甲山(かぶとやま)」と呼んでいますが、それが国府山です。

ちなみに、写真左下、川の奥、建物が立ち並ぶ辺りを、よ〜く目をこらすと、小さく姫路城が見えます。1cmくらいミニチュアサイズで可愛いですよ。夜はライトアップされますから闇にポワッと浮かび上がり幻想的です。

国府山麓の荒神社にもお参りしてみよう

国府山麓の荒神社にもお参りしてみよう

写真:高橋 樂

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妻鹿駅から北へ徒歩約10分で、「国府山城址」に到着します。
国府山(甲山)の麓には、古くから地元の人に大切にされてきた小さな荒神社があり、その境内には、官兵衛の祖父・黒田重隆が財を築いたと言われる「目薬の木」が植わっています。

内から石段を上がった先には、古色蒼然とした祠があります。その鄙びた雰囲気が城址に向かう気分を盛り上げてくれますので、登山前にお参りされてはいかかでしょうか?

登山道はこの祠の右脇から伸びています。入口には、登山用の杖が置いてありますので、借りていくと登るのが大変楽ですよ。

頂上付近は曲輪跡、庭園跡、磐座跡など史跡が盛りだくさん

頂上付近は曲輪跡、庭園跡、磐座跡など史跡が盛りだくさん

写真:高橋 樂

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国府山(甲山)は、大河ドラマ『軍師官兵衛』放映に合わせ、ずいぶん道が整備され登りやすくなりました。以前の鬱蒼とした雰囲気は払拭され、木漏れ日に鳥の鳴き声に癒されながらハイキング気分で上ることができます。最後までなだらかな道なので、小さな子どもからお年寄りまで登山を楽しめます。

頂上付近には、曲輪跡、隅櫓跡、庭園廓跡、磐座跡、経塚跡など、基礎となっていた石や岩が点在しており、自然と遠い昔に思いを馳せてしまうことでしょう。
特に大きい岩は『磐座跡』。磐座とは、古神道で信仰された岩のことです。
この磐座や荒神社や経塚跡など、“信仰”と切っても切れない当時の生活を垣間見ることができます。

さすがは官兵衛、地の利最高!山頂からは姫路一望、姫路城も目と鼻の先に!

さすがは官兵衛、地の利最高!山頂からは姫路一望、姫路城も目と鼻の先に!

写真:高橋 樂

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国府山(甲山)は標高約100m。登山開始から約15分で山頂に到着します。
展望台からは、今はもう修復を終え、白壁がまぶしい姫路城や姫路の町を一望することができます。現在は周囲の建物が増え、姫路城もその中に紛れ少々わかりにくいですが、往時は姫路城とその動静を一目で見極めることができたのではないでしょうか。

またここは、少し場所を変えると、播磨灘や横を流れる川も一望できます。地の利を存分に生かせるこの山は、「さすがは戦国随一の知将、黒田官兵衛が選んだ居城よ」と膝を打ちたくなること間違いありません。

また山頂は、雰囲気を壊さない程度に切り拓かれ、ベンチもありますので、まったりと休憩しつつ戦国時代にトリップしてみるのもまた一興ですね。

官兵衛の父・黒田職隆廟所

官兵衛の父・黒田職隆廟所

写真:高橋 樂

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国府山城へ移り、1585年に最期を迎えた官兵衛の父・黒田職隆。廟所は妻鹿駅より線路に沿って東へ約7分の場所にあり、南北約15m、東西約12mの大きさです。
住宅街の一角にひっそりと佇む、目立たない素朴な廟所です。
中にある五輪塔の左側面には「黒田」の文字を見ることができます。

※この辺りは入り組んだ住宅街で道が狭く、駐車場もありませんので、駅から徒歩での訪問が望ましいでしょう。

まとめとして

「国府山城址」は、山陽電鉄妻鹿駅(姫路駅から普通電車で4駅目・乗車時間約10分)から川沿いを北へ徒歩約10分の小高い山(通称「甲山」)にあります。

平成の大改修を終え美しく蘇った姫路城に来られた際は、是非この「国府山城址」にも足を伸ばしてみてください。辺りの静けさと、戦国の残り香、うっかりトリップしすぎないようご注意くださいませ。
 
“ミニチュア姫路城”も見どころです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2014/01/02 訪問

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