パースからの日帰り旅!インド洋に浮かぶ楽園「ロットネスト島」

パースからの日帰り旅!インド洋に浮かぶ楽園「ロットネスト島」

更新日:2020/09/26 13:51

高田 真美のプロフィール写真 高田 真美 旅行ブロガー、グルメブロガー
オーストラリア西海岸の沖合18キロ、インド洋に浮かぶ「ロットネスト島」は、西オーストラリア州の州都パースから日帰りで行ける人気の行楽地。島内には63か所もの美しいビーチがあり、海水浴やシュノーケリングが楽しめます。また、可愛い小動物「クオッカ」に出会うことも!今回は、西オーストラリア州の「ロットネスト島」をご紹介します。

ロットネスト島の玄関口「トムソン・ベイ」

ロットネスト島の玄関口「トムソン・ベイ」

写真:高田 真美

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オーストラリア西海岸の沖合18キロ、インド洋に浮かぶ「ロットネスト島(Rottnest Island)」は、東西11km、南北4.5kmの小さな島。島内には63か所もの美しいビーチが点在しており、西オーストラリア州の州都パースやパース郊外のフリーマントルからフェリーを利用して、簡単に日帰りで訪れることができるため、人気の行楽地となっています。

ロットネスト島の玄関口「トムソン・ベイ」

提供元:Rottnest Island Authority

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フェリーが到着するのは、島の東部にある「トムソン・ベイ(Thomson Bay)」。ロットネスト島の玄関口となるトムソン・ベイには、ビジターセンターやギフトショップ、食料品や生活用品などが手に入るジェネラルストア、カフェやレストランなどの飲食店などが集まっています。

ロットネスト島の玄関口「トムソン・ベイ」

写真:高田 真美

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島内の移動は、アイランド・エクスプローラーという島内循環バスの利用が便利です。アイランド・エクスプローラーは、島内19か所に停留所があり、運賃大人1人20ドルで一日乗り放題。バスの運行間隔は季節によって変わりますので、あらかじめ時刻表をチェックしておくと良いでしょう。

ロットネスト島では、トムソン・ベイ以外の場所には、店舗などの施設は殆どありません。水や食料など、必要なものは、アイランド・エクスプローラーに乗り込む前に、トムソン・ベイで手に入れておきましょう。また、シュノーケリングの道具などが必要な場合も、トムソン・ベイにあるダイブショップでレンタルしておきましょう。

島南部の絶景スポット「パーカー・ポイント」

島南部の絶景スポット「パーカー・ポイント」

写真:高田 真美

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アイランド・エクスプローラーは、島内を時計回りに循環します。まず最初に訪れたいのが、島の南部にある「パーカー・ポイント(Parker Point)」という岬です。パーカー・ポイントの停留所で降りると、そこには、目を見張るような絶景が広がっています。

島南部の絶景スポット「パーカー・ポイント」

写真:高田 真美

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パーカー・ポイントから600メートルほど歩いたところには、リトル・サーモン・ベイ(Little Salmon Bay)という美しいビーチもあります。

島南部の絶景スポット「パーカー・ポイント」

写真:高田 真美

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この周辺は、海の透明度が抜群!シュノーケリングを楽しみたい人にもおすすめのスポットです。

荒々しい景色が広がる「ウェスト・エンド」

荒々しい景色が広がる「ウェスト・エンド」

写真:高田 真美

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リトル・サーモン・ベイから再びアイランド・エクスプローラーに乗って、今度は、ロットネスト島の西部にある「ウェスト・エンド(West End)」へ向かいましょう。島の最西端のブラミン岬(Cape Vlamingh)には浸食によって作り出された荒々しい景色が広がっています。ボードウォークが設置されており、美しい景色を眺めながらのウォーキングが楽しめます。

荒々しい景色が広がる「ウェスト・エンド」

提供元:Rottnest Island Authority

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カセドラル・ロック(Cathedral Rock)と呼ばれる岩の周辺は、オットセイのコロニーとなっており、岩の上や海の中で戯れているオットセイを見ることができますよ。

荒々しい景色が広がる「ウェスト・エンド」

写真:高田 真美

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また、陸地が首のように細くなったナロー・ネック(Narrow Neck)と呼ばれる場所には、レディ・エデリンビーチ(Lady Edelin Beach)という白砂の美しいビーチが広がっています。

島の北部には美しい入江が点在

島の北部には美しい入江が点在

写真:高田 真美

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島の西部を観光した後は、再びアイランド・エクスプローラーに乗って、島の北部へ向かいましょう。ロットネスト島北部の海岸線には、数多くの入江が連なっており、美しいビーチが点在しています。

島の北部には美しい入江が点在

写真:高田 真美

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その中で、もっとも賑やかなのが、ジョーディ・ベイ(Geordie Bay)のビーチです。ジョーディ・ベイには、ジェネラルストアもあるので、水や食料品の調達も可能。また、カフェもあるので、ゆっくりと食事をすることもできます。

島の北部には美しい入江が点在

提供元:Tourism Western Australia

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ジョーディー・ベイからは、再びアイランド・エクスプローラーに乗って、トムソン・ベイまで戻っても構わないのですが、体力がある方は、海沿いの道やビーチを歩きながら、バサースト灯台経由で、トムソン・ベイまで、のんびりと歩いて戻るのもおすすめです。

ロットネスト島の人気者「クオッカ」

ロットネスト島の人気者「クオッカ」

提供元:Tourism Western Australia

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ロットネスト島には「クオッカ(Quokka)」という可愛い小動物が生息しています。クオッカは、オーストラリア南西部にのみ生息する有袋類の動物で、笑っているような愛くるしい顔が、観光客に大人気!島内には、一万匹以上のクオッカが生息していると言われており、ほぼ100%の確率で出会うことができます。

クオッカは夜行性なので、早朝や夕方のほうが活発になります。日中は、木陰にいることが多いので、木が茂っている場所で見つけることができる確率が高いです。野生動物ですので、餌をあげたり触ったりはしないようにしましょうね。

パースから日帰りでロットネスト島に行こう!

美しいビーチがいっぱいの楽園「ロットネスト島」、いかがでしたか?

ロットネスト島へは、パース市内のバラック・ストリート桟橋からフェリーで90分、もしくは、パース郊外の港町フリーマントルからフェリーで25分で行くことができます。週末やホリデーシーズンには、良い時間帯のフェリーのチケットが売り切れてしまうこともありますので、オンラインなどで前もってチケットを購入しておくことをおすすめします。

2020年9月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。

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