写真:服部 旅城
地図を見る平柳星宮神社は、御祭神として磐裂命(イワサクノミコト)・根裂命(ネサクノミコト)・経津主命(フツヌシノミコト)が祀られており、神仏習合の時代には虚空蔵菩薩が合祀されていました。御祭神は、開拓・農耕の神、祓・厄除けの神として古くから信仰されてきました。また、虚空蔵菩薩はうなぎに乗って現れるという言い伝えから、虚空蔵菩薩の使いとしてうなぎが祀られています。
写真:服部 旅城
地図を見る宇津間川(現在の巴波川)のほとりに3神(磐裂命・根裂命・経津主命)が現れて「吾をこの地に祀らば国土鎮護し万民を安居せしめん。」と告げました、そこで人々は、祠を建て渇仰しました。永享2年(1432年)、恵みの川であるみたらし川のほとりに社地を選定し、新しい社殿を造営したのが平柳星宮神社の創建と言われています。
江戸時代までは「平柳大明神」と称し、慶応4年(1868年)に神仏判然例が布告されたことから「星宮神社」と改めましたが、虚空蔵菩薩が祀られていたことから今でも「こくぞうさん」と呼ばれ親しまれています。
写真:服部 旅城
地図を見る虚空蔵菩薩の使いであるうなぎは、水を求めてどんな困難や障害も乗り越え前進する強い生命力を持っています。境内には、なでうなぎがあり、うなぎと自分の干支の文字をなでると身体健全・家内安全・事業繁栄の御利益があると言われています。
うなぎにお祈りしながらふれてみましょう!
写真:服部 旅城
地図を見る鳥居をくぐってすぐ左側に御神木のヒバの木があり、導きの神として知られる猿田彦大神(サルタヒコノオオカミ)が祀られています。猿田彦大神は、天狗様と呼ばれており、参拝者が良い方向に進まれるように御神木の上から見守っていると言われています。
写真:服部 旅城
地図を見る本殿の西にある相殿五社(大国社・稲荷社・神明社・水神社・山神社)は、本殿に奉斎されていましたがいつの頃からか独立した社に祀られました。祀られている御祭神は、右側から大国主命(オオクニヌシノミコト)、宇迦之御魂神(ウカノミタマノミコト)、天照大御神(アマテラスオオミカミ)、水波能賣命(ミヅハノメノミコト)、大山祇命(オオヤマツミノミコト)です。
また、境内には白山神社や六社(須賀神社・大杉神社・御祖神社・稲荷神社・血方神社・産泰神社)もあるのであわせて参拝しましょう!
写真:服部 旅城
地図を見る平柳星宮神社では、うなぎの御朱印を頂くことができます。
こちらは、見開きのうなぎのぼり御朱印です。朱色で3匹のうなぎが描かれており、「福祥・うなぎのぼり」と金色の文字で書かれています。この御朱印は、運気がうなぎのぼりにあがる御朱印として注目を集めています!
また、疫病清祓御朱印や3面を使用した御朱印もありますよ。
・うなぎのぼり御朱印(見開き):初穂料 700円
・疫病清祓御朱印:初穂料 1,000円
・3面御朱印:初穂料 1,500円
月ごとに絵柄が変わる月替え御朱印もあります。10月は、青もみじにうなぎが描かれている御朱印です。毎月、頂きたくなりますね!
・月替え御朱印(片面):初穂料 500円
※御朱印受付時間 9時〜16時30分
写真:服部 旅城
地図を見る御朱印帳は、白や紺を基調とした2種類のオリジナル御朱印帳です。どちらにも金色のうなぎが描かれており、水を求めてどんな困難や障害も乗り越えて前進するうなぎの力強さを感じます!
・御朱印帳:初穂料 1,500円
平柳星宮神社を参拝して、うなぎパワーを頂きましょう!
住所:栃木県栃木市平柳町1-23-26
電話番号:0282-23-0795
アクセス:東北自動車道「栃木IC」より車で約10分
東武宇都宮線・東武日光線「新栃木駅」より 徒歩約5分
駐車場:あり(無料)
鳥居正面 4台
境内西側 約16台
2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
服部 旅城
絶景や歴史スポット、パワースポットが好きで各地を旅しています。有名な観光スポットからあまり知られていないスポットまで、様々な角度からその場所の魅了をわかりやすく伝えていきたいと思います。
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(2025/1/17更新)
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