写真:結月 ここあ
地図を見る火除橋(ひよけばし)を渡って、手水舎で身を清めて鳥居をくぐるとそこは森の中です。
参道の真ん中は、神様の歩かれるところなので、少し外れたところを歩くのがよいとされています。
パワーのある神宮や神社は、鳥居をくぐった瞬間に流れている空気が変わりますが、伊勢神宮も例外ではありません。
参道は、昼間でも薄暗いほど木々が立ち込め、神聖さを感じます。
10分も歩かないうちに、正宮の鳥居と門の茅葺き屋根が見えてきました。
写真:結月 ここあ
地図を見る御祭神は、豊受大御神(とようけおおみかみ)で、食物や穀物を司る神で産業の守り神でもあります。
華美なところがなく、格式の高さを感じます。
伊勢神宮と言うと、この白い布が印象的ですね。
この奥に正殿がありますが、覗くことも写真もNGですが、この時は風が吹いて布が舞いあがり、少し拝見できました。
厳かな空気に、身も引き締まります。
正宮の傍にはパワースポットと言われる「三ッ石」や、別宮に行く途中に亀のような形をした石橋「亀石」もあるので探してみるのもいいですね。
写真:結月 ここあ
地図を見る伊勢神宮外宮には、土宮(つちのみや)、風宮(かぜのみや)、多賀宮(たかのみや)の別宮があります。
別宮とは、正宮のわけ宮ということで、正宮の次に尊いと言われています。
家で例えれば、本家と分家の関係のようなものでしょうか…
木漏れ日の美しい石段を98段を上ると、別宮の一つ多賀宮があります。
写真:結月 ここあ
地図を見る多賀宮(たかのみや)は、御祭神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)の荒御魂(あらみたま)を祀ることから、外宮の別宮の中では、最高位とされています。
荒御魂とは、神の荒々しい側面や、荒ぶる魂のことです。
別宮は、どれも同じような造りですが、それぞれお祀りする神様が違います。
時間があれば、全て参拝するとよいでしょう。
写真:結月 ここあ
地図を見る別宮の隣りに、小さな社のようなものが見えますが、ここに新しい御宮が建てられます。
式年遷宮は、20年に一度内宮から外宮まで、建物全てを建て替えし、装束や神宝も全て新しいものにし、御神体を新宮へ遷します。
木を切り出すところから始まり、何年間もかけて遷宮の準備が行われますが、その間も参拝はできます。
歴史ある伊勢神宮ですが、式年遷宮がある為に世界遺産の登録は難しいとされています。
外宮は、内宮に比べると閑静で、ゆっくりと参拝ができました。
外宮から内宮へのアクセスは、車でも路線バスでも20分程度で行けますので、両方の参拝がおススメです。
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(2024/11/8更新)
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