伊勢神宮は、習わしに法り外宮から参拝

伊勢神宮は、習わしに法り外宮から参拝

更新日:2012/12/19 18:51

結月 ここあのプロフィール写真 結月 ここあ 旅行ブロガー
伊勢神宮は、誰もが知る日本で一番有名な神宮と言っても過言ではないですね。
天照大御神 (あまてらすおおみかみ) をお祀りする皇大神宮(内宮)と、豊受大御神(とようけおおみかみ)をお祀りする豊受大神宮(外宮)があります。
伊勢神宮の参拝順序は、外宮から内宮へが昔からの習わしとされているのはご存知でしたか?
厳かに外宮から参拝をしてみました。

先ずは伊勢神宮 外宮へ

先ずは伊勢神宮 外宮へ

写真:結月 ここあ

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火除橋(ひよけばし)を渡って、手水舎で身を清めて鳥居をくぐるとそこは森の中です。
参道の真ん中は、神様の歩かれるところなので、少し外れたところを歩くのがよいとされています。

パワーのある神宮や神社は、鳥居をくぐった瞬間に流れている空気が変わりますが、伊勢神宮も例外ではありません。

参道は、昼間でも薄暗いほど木々が立ち込め、神聖さを感じます。
10分も歩かないうちに、正宮の鳥居と門の茅葺き屋根が見えてきました。

正宮はパワーが溢れます

正宮はパワーが溢れます

写真:結月 ここあ

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御祭神は、豊受大御神(とようけおおみかみ)で、食物や穀物を司る神で産業の守り神でもあります。

華美なところがなく、格式の高さを感じます。
伊勢神宮と言うと、この白い布が印象的ですね。
この奥に正殿がありますが、覗くことも写真もNGですが、この時は風が吹いて布が舞いあがり、少し拝見できました。
厳かな空気に、身も引き締まります。

正宮の傍にはパワースポットと言われる「三ッ石」や、別宮に行く途中に亀のような形をした石橋「亀石」もあるので探してみるのもいいですね。

別宮とは

別宮とは

写真:結月 ここあ

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伊勢神宮外宮には、土宮(つちのみや)、風宮(かぜのみや)、多賀宮(たかのみや)の別宮があります。
別宮とは、正宮のわけ宮ということで、正宮の次に尊いと言われています。
家で例えれば、本家と分家の関係のようなものでしょうか…

木漏れ日の美しい石段を98段を上ると、別宮の一つ多賀宮があります。

別宮の中では、最高位の多賀宮へ

別宮の中では、最高位の多賀宮へ

写真:結月 ここあ

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多賀宮(たかのみや)は、御祭神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)の荒御魂(あらみたま)を祀ることから、外宮の別宮の中では、最高位とされています。
荒御魂とは、神の荒々しい側面や、荒ぶる魂のことです。

別宮は、どれも同じような造りですが、それぞれお祀りする神様が違います。
時間があれば、全て参拝するとよいでしょう。

平成25年は、式年遷宮

平成25年は、式年遷宮

写真:結月 ここあ

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別宮の隣りに、小さな社のようなものが見えますが、ここに新しい御宮が建てられます。

式年遷宮は、20年に一度内宮から外宮まで、建物全てを建て替えし、装束や神宝も全て新しいものにし、御神体を新宮へ遷します。
木を切り出すところから始まり、何年間もかけて遷宮の準備が行われますが、その間も参拝はできます。

歴史ある伊勢神宮ですが、式年遷宮がある為に世界遺産の登録は難しいとされています。

外宮は、内宮に比べると閑静で、ゆっくりと参拝ができました。

外宮から内宮へのアクセスは、車でも路線バスでも20分程度で行けますので、両方の参拝がおススメです。

この記事の関連MEMO

掲載内容は執筆時点のものです。 2011/06/06 訪問

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