写真:キヨコ パーマー
地図を見る「御宿 花の木」は、佐渡の南部、その昔は廻船業で栄えた小木町宿根木にあります。石畳の小道と木造の家並みがノスタルジックな、宿根木集落の町並みは観光客に人気ですが、そこから徒歩10分ほど、田んぼが一面に広がる眺めの良い場所に「御宿 花の木」があります。光り輝く田んぼの向こうを見やると、海が見えます!
田んぼが広がる風景は、一見、身近な風景ですが都会ではなかなか見られません。まるで絨毯のように一面に広がる稲の穂は、やはり新潟県ならではの風景です。
季節や天候にもよりますが、田んぼと海のコントラストが美しい田園風景は、佐渡の想い出としてきっと心に残ることでしょう。
写真:キヨコ パーマー
地図を見る宿の玄関をくぐると、外からは想像できないほどの広々とした空間が広がっており、高い天井と立派な梁、そして石畳で出来た見事な床に目を奪われます。築約180年の重厚な古民家が移築されたもので、旅行者を温かく迎え入れる役目を担っています。
写真:キヨコ パーマー
地図を見る古民家の先にある、美しい庭を通ってお部屋へ。バリ島やタイの島にあるビーチリゾートのヴィラを思い出します。作り込まれた庭というよりは、そこにある木々や景観を上手に利用した、自然味あるお庭です。
写真:キヨコ パーマー
地図を見るお部屋は田んぼに面しています。目の前は道路ですが、人通りは殆ど無いので気になりません。それより、田舎の家に滞在しているような、何も気にしない、とてもリラックスした気分になります。田んぼってこんなに美しかったっけ?こんなに特別だったっけ?と自問したくなることでしょう。
写真:キヨコ パーマー
地図を見る「御宿 花の木」は、お食事が美味しいことで定評があります。素材の持つ味を活かした献立は、佐渡の味をふんだんに楽しめます。特に、新鮮なお刺身はオススメ。どのお皿も、心がこもった優しい味がします。
写真:キヨコ パーマー
地図を見る朝ごはんもとても美味しいので、ご期待を。新潟県産のお米は、口に頬張ると、一粒づつ米粒が存在感を放ちます。ごはんにお味噌汁、焼き魚と卵焼きにサラダ、納豆、小鉢など。これぞ日本の朝ごはん、という献立ですが、特にデザートの佐渡産冷凍みかんはとろけるような美味しさ。毎朝、こんな朝ごはんだったらいいのになあ!と思うことでしょう。
宿がある南部では温州みかんが栽培されており、新しい佐渡の名産品として注目されています。まだまだ生産量が少なく佐渡だけで消費される事が多いので、是非この機会に味わって!
写真:キヨコ パーマー
地図を見る少し散歩して、国の「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されている宿根木集落まで行ってみましょう。タイムスリップしたような趣ある町並みが観光客に人気で、佐渡の主要な観光スポットの1つです。江戸〜明治時代に廻船業や造船業が盛んとなり、千石船の造船地として栄えた集落です。
船大工や船乗りを中心に、様々な職業の人たちが集まって暮らしていましたが、当時の面影を残す木造の家々が並ぶ様や、まるで迷路のような細い路地がノスタルジックな雰囲気を漂わせています。
写真:キヨコ パーマー
地図を見る集落に一歩足を踏み入れると、海に面した中洲のような土地に所狭しと家々が軒を連ねています。佐渡の他のエリアでも見られますが、杉板を外壁に貼った家は、佐渡ならではの独特の景観を作り出しています。
屋根の上に杉板を敷きその上に石を載せる、石屋根は日本海から吹く強い風や潮風から家を守るためですが、先人の知恵が伺えます。杉板貼りの家のアクセントとなっています。
ここでは、今でも普通に生活を送る住民の方々がいます。散策の際にはご配慮を。
いかがでしたか?佐渡には魅力的な観光地が多くありますが、「御宿 花の木」では、佐渡を味わい、見て、感じることができます。地産の美味しい食材を味わい、米どころ新潟の田んぼと、島の象徴である青い海の景色に感動し、歴史ある宿根木を歩いて当時を偲ぶ。
にっぽんの原風景を垣間見る、そんな旅をしたいあなたへ、「御宿 花の木」をオススメします。
2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
キヨコ パーマー
東京生まれ、東京育ちの情熱トラベラーです。3度の飯より旅が好き!得意ジャンルは、アジア、旅館、ホテル、グルメ、マーケット、ビーチ、などなど。ディープでローカルな旅から、スモールラグジュアリーな旅まで、…
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