写真:中山 杏
地図を見る聖天宮が建つのは、埼玉県坂戸市。「小江戸」と呼ばれる人気の観光地、川越から最寄りの若葉までは、4駅10分という近さです。駅の東口を出たら目の前の大通りをまっすぐ歩いて約30分、またはバスと徒歩で15分ほど。その色鮮やかで目立つ外観は、遠くからでもすぐにわかります。
台湾出身の康國典大法師が夢のお告げに従って建築場所に選んだのは、台湾ではなく日本でした。台湾から一流の宮大工を呼び寄せ、平成7年に開廟するまでに、なんと15年もかかっています。日本とは思えないような独特の景観と雰囲気から、「西遊記」をはじめ多数の映画やドラマ、ミュージックビデオなどのロケ地ともなっています。そんな聖天宮では、コスプレをして撮影をすることも可能。1日の人数を限定し、事前に予約が必要となりますので、詳細は公式ホームページをご確認ください。
写真:中山 杏
地図を見る屋根にたくさんの龍を載せた迫力の天門をくぐると、中央に前殿、その両脇に鐘楼・鼓楼という2つの塔が現れます。陰と陽を表す太鼓と鐘が奉られたこの2つの塔には上ることができ、少し高いところから、周りの景色、本殿や天門を見下ろすことができます。
写真:中山 杏
地図を見る前殿の先に中庭、その奥に本殿があり、そこでスタッフの方が境内の見どころを簡単に説明してくれます。お線香や神紙を供える台湾式の参拝を希望する場合にも、近くでやり方を教えてもらえるので安心です。
写真:中山 杏
地図を見るカラフルで渦を巻いたような本殿の太極天井は、見逃せないポイントの一つ。全ての始まり、宇宙の始まりを表しています。
写真:中山 杏
地図を見るまた、高さ5メートルの一本石柱に9頭の龍を彫った「九龍柱」など、境内には緻密な透かし彫りがいたるところに見られます。
写真:中山 杏
地図を見る本殿を参拝した後は、前殿にあるおみくじコーナーへ。台湾式は陰と陽を表す「神椑」を投げて、神様の許可を得てから引いた番号のおみくじを確認します。日本では悪いおみくじを結ぶ習慣がありますが、台湾では基本的に持ち帰ります。ただし、ここでは結んでもOK。
写真:中山 杏
地図を見るやり方の説明書きがあるので、見ながら行いましょう。
写真:中山 杏
地図を見る帰る前にぜひ見ておきたいのが、建物の出口手前にあるお土産の自動販売機。茶葉やヌガー、インスタント麺、缶入りのお粥にペットボトルの豆乳など、人気の台湾土産がずらりと並び、お手頃価格で購入できます。
写真:中山 杏
地図を見る台湾のコンビニやスーパーでよく見かけるドリンク類など、見ているだけで楽しい!商品の説明書きが貼られていますが、よくわからないものでもとりあえず試してみたくなります。
写真:中山 杏
地図を見るせっかく聖天宮を訪れたなら、すぐ近くの川越にも立ち寄りましょう。台湾の神様からパワーをもらった後は、台湾グルメでお腹を満たすのがおすすめ。東武東上線の若葉から3つ先の川越市駅から徒歩5-6分のところにある台湾カフェ「一六八(いろは)」では、手軽に本場台湾の味が楽しめます。
お店で提供している料理は全て、台湾南部の都市、高雄出身の女性店主・王さんが材料から厳選した手作りで、甘い台湾マヨネーズなども手作りするこだわりよう。日本人の好みに合わせたアレンジなどはせず、王さんが子供のころから慣れ親しんだ味がベースになっています。一度でも台湾に行ったことのある方ならきっと、「現地の味そのまま!」と感動するのではないでしょうか。
写真:中山 杏
地図を見る台湾屋台料理の代表、魯肉飯(ルーローハン、豚肉ご飯)や角煮サンド、蒸したてホカホカの肉まんなどが人気ですが、人気メニューがまとめて楽しめるランチセットがお得。特に魯肉飯の小サイズ、角煮サンド、ブラックティーまたはジャスミンティーが付いたAセットが人気です。
4席のカウンター、2つのテーブル席というこぢんまりとした店内のほか、全ての商品がテイクアウト可能。またドリンクは台湾のカフェと同様に、氷の量や砂糖の量が好みに合わせて調整できるのが嬉しいところです。
写真:中山 杏
地図を見る台湾スイーツの代表、「豆花(トウファ)」は、かわいらしい大同電鍋入り。たっぷりのピーナッツ、サツマイモ、芋圓(ユーユェン、芋団子)のトッピングで、下にある豆花が隠れて見えないほど!また、川越名物のサツマイモあんを包んだ「KAWAGOEローズまん」は、散策の食べ歩きにぴったり。ピンクのバラの花形のお饅頭は、写真映えもばっちりです。
<一六八の基本情報>
住所:埼玉県川越市新富町1-3-4
電話番号:080-9890-7206
営業時間:
平日11:00〜16:00
土日祝日11:00〜17:00
※水曜定休および不定休あり
アクセス:
西武池袋線・本川越駅より徒歩約2分
東武東上線・川越市駅より徒歩約7分
住所:埼玉県坂戸市塚越51-1
電話番号:049-281-1161
拝観時間:10:00〜16:00(年中無休)
拝観料金:大人500円
アクセス:東武東上線・若葉駅より徒歩約30分、または東武バス「戸宮交差点前」まで約10分+徒歩3分
2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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