富士五湖の狭くて暗いダンジョンのような洞窟「西湖こうもり穴」

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富士五湖の狭くて暗いダンジョンのような洞窟「西湖こうもり穴」

富士五湖の狭くて暗いダンジョンのような洞窟「西湖こうもり穴」

更新日:2014/06/15 11:18

富士山周辺には、かつて噴火の際に発生した溶岩によって作られた溶岩洞穴がたくさんあります。有名な溶岩洞窟の一つに「鳴沢氷穴」がありますが、今回紹介する「西湖こうもり穴」は、その溶岩洞窟の中でも総延長350m以上にもなる最大規模の洞窟です。

コウモリ保護の檻に囲まれた入口

コウモリ保護の檻に囲まれた入口
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「こうもり穴」という名称通り、この洞窟にはこうもりが住んでいます。こうもりの保護のため、洞窟の入口は檻で覆われています。

と言っても洞窟の至る所にいる訳ではなく、普段は洞窟の奥の方に潜んでいるので、どちらかと言うと、こうもりが見られたらラッキーといった感じです。なのであまり怖がる必要はありません。

洞窟に入る前にはヘルメットが渡されます。これはこうもりが襲って来るということではなく、洞窟の天井が低いところがあるのでケガ防止のためです。

さあ、冒険の始まり!暗くて狭い通路が伸びる洞穴の中

さあ、冒険の始まり!暗くて狭い通路が伸びる洞穴の中
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洞穴の中は暗く、小さい部屋がいくつかに分かれている様な感じになっています。この小さい部屋は溶岩ドームと呼ばれています。部屋と部屋をつなぐ通路が狭く、先がよく見えないので探検している気分。その雰囲気はまるでRPGに登場するダンジョンのようです。観光客もそれほど多くないので冒険気分を損なわずに楽しむことが出来ます。

洞穴の壁が縄状の模様になっているのは、富士山噴火の際に流れ出た溶岩が、爆発のガスでなびきながら空気に触れたために形成されたものです。

中の温度はこうもりが住んでいるだけあり、鳴沢氷穴ほど寒くはなく、すずしいと感じるくらいです。

冒険者を迷わせる分かれ道

冒険者を迷わせる分かれ道
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途中で、二手に分かれます。どちらを通っても行き先は同じですが、冒険心をくすぐります。この先はとても狭く、アヒル歩きでやっと歩ける位の狭さです。頑張って通ろうとすると頭をぶつけます。ヘルメットが配られる理由がここで分かります。

通れそうにないという人には、う回路が用意されていますのでご安心を。

地面は泥のように見えますが、泥ではなく溶岩が固まってそう見えるだけで、実際は硬いです。

行き止まりのさらに奥にはこうもりが潜んでいます

行き止まりのさらに奥にはこうもりが潜んでいます
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分かれ道をさらに進むと、行き止まりになります。洞窟自体はまだ先があるようですが、この先は、コウモリの保護区域になっているので観光目的で進めるのはここまでとなっています。

復路は別の道があり、そこを抜けると入口に辿り着きます。ただし、方向音痴の方は、出口に気付かず、もう一度往路に入り迷宮入りしてしまうかもしれませんのでご注意ください。

編集後記 ワタクシ的ヤマナシ力

最後はワタクシ、ウェブ山梨案内人としてこのスポットの山梨の中での総合評価をお伝えします。

富士五湖周辺には、鳴沢氷穴や富岳風穴、船津胎内樹型といった溶岩洞窟がありますが、その中で一番長く洞窟探検ができるのが、今回紹介した「西湖こうもり穴」です。また、鳴沢氷穴や富岳風穴よりも観光客は少なめなので穴場スポットとしてオススメです。

掲載内容は執筆時点のものです。 2011/07/15 訪問

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