インターラーケン・ウェスト駅(Interlaken West)からバスで揺られること約15分、トューン湖(Thunersee)の辺に立つニーダーホルン山(Niederhorn)の麓に到着です!しばらく道路を進むと聖ベアトゥス鍾乳洞(St. Beatus-Holen)の入り口を見上げることができます。その景色は、細いいくつもの滝が落ちる崖になっており大変美しく印象的。
ジグザグの道を進むといよいよ入り口に到着です。
聖ベアトゥス鍾乳洞の名は、6世紀にアイルランドから来た修道士(宣教師)聖ベアトゥスに由来します。聖ベアトゥスは、この洞窟に庵を設け修行していたそうで、当時の質素な暮らしぶりを鍾乳洞の入り口手前で見られます。ぜひお見逃しなく。
チケット売り場で受け取ったコインを投入して、いざ鍾乳洞の内部へ!
鍾乳洞内の全長は、先にも記したように14kmありますが、一般に公開されているのはそのうちの約1km。ライトが設置された遊歩道を進むことになります。地下を流れる滝、天井から滴り落ちる石灰水、その上下にできる鍾乳管など、見どころが満載です。ポイント、ポイントにはドイツ語と英語の説明が表示されているので、読みながら進むのも良いでしょう。
以前は、ツアーでのみ鍾乳洞内を見物できましたが、現在は個人で自由に入れます。それでも毎時催される約75分間のガイドツアーに参加してみると、より詳しくこの鍾乳洞について知ることができるのでお勧めです!
一部天井が非常に高くなっており、上に上がると、滝がどーっと下に落ちる箇所を見られ、迫力があります。
鍾乳洞を出ると、鍾乳洞レストランに直結しています。直ぐ横には滝が、目の前には素晴らしい湖の景色が堪能できます。ここでランチやティータイムにするのもお勧めです。
特にお勧めの席は、目下に迫る眩いトューン湖を眺めながら食事やお茶を堪能できるテラス席です。氷河の溶けた水が流れ込む湖の色は、なんとも独特でいつまででも眺めていられるでしょう。天気に恵まれれば、素晴らしい雪化粧を施したスイスアルプスの壮大な眺めも湖と同時に楽しめます。こればかりは運次第ですね!
ベアトゥス鍾乳洞からバス停へ戻るには、再び同じ道を降ります。下から見上げた景色とは全く異なる、また違った豪快さと目覚ましい景観を望めます。
鍾乳洞見学のチケットにはミュージアムの入場料も含まれています。下山の途中にミュージアムはあります。聖ベアトゥス鍾乳洞に関する展示がされているので立ち寄ってみてください。小規模なミュージアムなので10分もあれば見終えられるでしょう。
中でも、鍾乳洞がニーダーホルン山のどの位置に、どのように深く延びているのかを模型で見られるのが大変興味深いです。他にも、鍾乳洞の石灰石や鍾乳管などについて、様々な鍾乳洞の詳細が展示されています。お土産コーナーには、石やTシャツ、鍾乳洞に住んでいたと言われる竜の人形などが売られています。
いかがでしたか?インターラーケンから直ぐに出られる好立地なので、時間を持て余している方は、是非とも聖ベアトュス鍾乳洞に足を延ばしてください。下から見上げるだけでも、または見下ろすだけでも大変見応えがありますよ!
住所:Beatushohlen-Genossenschaft, Staatsstrasse 974, 3800 Sundlauenen
電話:+41-33-841-1643
営業時間:毎日9:30〜17:00(博物館は10:30〜17:30) ※11月中旬〜3月中旬は休業
入場料:大人18フラン、子ども(6歳〜16歳)10フラン、ファミリーパス49フラン
アクセス:インターラーケン・ヴェスト駅(Interlaken West)よりバスB21番でトゥーン駅(Thun)行きに乗り、ベアトゥスへーレン(Beatushohlen)下車すぐ。(所要時間15分弱)
2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
トラベルjpで250社の旅行をまとめて比較!
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/4/20更新)
- 広告 -