関西の玄関口・大阪空港(伊丹空港)は2020年8月にグランドオープンしました。「大阪空港ホテル」は大阪空港ターミナル中央にあるターミナル内のホテル。到着口そばにある案内所(写真)後ろの階段を上がるか、すぐ近くのエレベーターを使えば、3階にあるフロントにわずか3分で到着です。
大阪空港ホテルの入口は、ターミナル内3階のほかに1階(写真)のターミナル外側にもあります。1階は夜間ターミナルが閉鎖されている時間にも利用可能。1階出入口は関西各地と結ぶリムジンバス乗り場が目の前で、大阪モノレールとの連絡も良好です。
大阪空港ホテルはパブリックスペースが全てバリアフリーになっており、大きなキャリーバッグを持った人、体が不自由な人も利用しやすいホテル。なお多くのホテルと異なる点はルームナンバーと階は一致しません。ルームナンバーが101〜、201〜などとなっておりますが、客室及びパブリックスペースは全て3階です。
大阪空港ホテルの客室は、セミナブルA(写真)・B、ツインなど9種類。体が不自由な利用者向けで、客室やバスルーム入口の段差を解消したバリアフリーツインルームに、女性にうれしいケアアイテムを揃えたレディースルームもあります。窓は各客室にありますが、空港の滑走路などは見えません。
またパブリックスペースにはビール、チューハイ、カップ麵などの自動販売機も設置。自動販売機にない品物を購入する時は、ターミナル営業中ならターミナル内の店舗、ターミナル閉鎖後は徒歩圏にコンビニがあるので便利です。
窓から滑走路は見えませんが、フロント横のモニター(写真右側)や各客室のTVから離着陸が間近に見える千里川土手のTV中継映像が離着陸時間帯で視聴可能。TVカメラはターミナルビルより外側にある、長いB滑走路(3000m)のそばに設置されています。大阪空港は千里川土手側の南東側から離着陸する事が大半。客室やフロント横で見る離着陸映像は航空ファンにはたまりません。なお離着陸がない夜間はDVD映像となります。
夕方の早い時間から宿泊する利用者におすすめのサービスが、世界で初めて空港内で醸造したワインを味わえる「大阪エアポートワイナリー(写真)」のルームサービス。客室でゆっくりしながらワインや食事を味わいたい利用者に最適です。注文時間は17時から19時。1回の注文で1500円以上から利用可能ですので、空港で醸造されたワインを味わってみてはいかがでしょうか。
ホテル内にはレストランはありませんが、大阪空港ターミナル内は飲食店が多く営業しているので、夕食や朝食には困りません。ホテルが提携しているレストランで、朝食で和食をしっかり味わいたい利用者はターミナル2階にある「美々卯(写真)」がおすすめです。
美々卯ではホテルフロントで事前購入すれば、一般価格より安い価格で「花ゆばかゆセット(写真)」を味わえます。またおかゆ以外を希望する場合、白ごはんへの変更が可能ですので当日店員に申し付けて下さい。
朝時間がない、銭形警部の様に忙しい利用者には、ターミナル2階にある「ル・パン神戸北野」のサンドウィッチがフロントで受け取れるのでおすすめ。「伊丹空港ホテル限定コンビネーションサンドウィッチ(写真)」を店頭での一般価格より安く購入可能。受け取り時間は朝6時から10時です。
大阪空港ホテルは空港ターミナル3階にある大変便利なホテル。交通アクセスが良く、ビジネスや旅行に最適です。9種類の客室があり、航空ファンには千里川土手の中継映像が魅力。食事もゆっくりしたい利用者、多忙な利用者に合わせた快適なサービスを提供しています。リニューアルでより利用しやすくなった大阪空港ホテルを利用してみてはいかがでしょうか。
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索