写真スポットがいっぱい!「門司港」で体験するレトロな時間

写真スポットがいっぱい!「門司港」で体験するレトロな時間

更新日:2020/10/28 15:03

麻田 ユウミのプロフィール写真 麻田 ユウミ 旅ブロガー
門司港はかつて三大港として栄えた港で、現在は福岡県を代表するレトロな建築が魅力な観光スポットになっています。レトロな時間は電車を降りた瞬間から始まります。大正時代の駅舎を復原したレトロモダンな門司港駅に思わずシャッターを切ってしまいます。街中にはノスタルジックなレンガ造りの建物が溢れ、当時の繁栄を直に感じることができます。門司港での食事は、門司発祥の焼きカレーをぜひ食べて帰ってくださいね!

大正時代の駅舎を復原!「門司港駅」

大正時代の駅舎を復原!「門司港駅」

写真:麻田 ユウミ

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門司港の玄関口「門司港駅」は大正3年に建てられた、100年以上の歴史ある駅舎。日本で初めて鉄道駅で重要文化財に指定され、今も現役の門司港駅は歴史的にも文化的にも非常に価値がある建物です。老朽化や耐震補強のための工事が2019年に終わり、現在、創建当時の大正ロマンあふれる姿に復原されています。

大正時代の駅舎を復原!「門司港駅」

写真:麻田 ユウミ

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門司港駅では外観だけではなく、駅構内やホームも創建当時の姿を見ることができます。切符売り場の窓口や待合室も当時のままを再現されており、電車の待ち時間もレトロな時間を過ごすことができます。

大正時代の駅舎を復原!「門司港駅」

写真:麻田 ユウミ

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また、門司港駅の一番人気の写真スポットがホーム。ホーム内にはイスや待合室等が一切なく、レトロな「もじこう」の看板と共に、一直線にを見渡すことができます。門司港駅は駅員の制服も大正時代のデザインになっているので必見ですよ!

写真スポット!レンガ造りの建物巡り

写真スポット!レンガ造りの建物巡り

写真:麻田 ユウミ

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門司港には大正時代に建てられた、レンガ造りの建物が多数あります。八角形の塔とオレンジと白のコントラストが素敵な建物は、大正6年に建てられた「旧大阪商船」のビル。かつて門司港から、中国やインド、ヨーロッパに向けてたくさんの客船が出航していました。当時の商船会社のオフィスを知ることができる、重要な建物です。

<旧大阪商船の基本情報>
住所:北九州市門司区港町7-18
電話番号:093-321-4151
営業時間:9:00〜17:00
アクセス:門司港駅から徒歩3分

写真スポット!レンガ造りの建物巡り

写真:麻田 ユウミ

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門司港駅前にある「旧門司三井倶楽部」は大正10年に三井物産の接客及び宿泊施設として建設されました。翌年の大正11年にはアインシュタイン夫妻が門司を訪れ、この三井倶楽部に宿泊しています。現在、アインシュタイン夫妻の宿泊した部屋はアインシュタインメモリアルルームとして公開されています。

<旧門司三井倶楽部の基本情報>
住所:北九州市門司区港町7-1
電話番号:093-332-1000
営業時間:9:00〜17:00
アクセス:門司港駅から徒歩1分

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写真:麻田 ユウミ

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昭和初期まで使われていた門司庁舎として使われていた「旧門司税関」は、明治42年に門司税関発足を機に建設された建物。1階には密輸の手口やコピー商品、ワシントン条約該当等の輸入してはならない物品等の展示もあり、勉強できるコーナーになっています。また、休憩室や喫茶店もあり、街歩きに疲れた時にもオススメです。

<旧門司税関の基本情報>
住所:北九州市門司区東港町1-24
電話番号:093-321-4151
営業時間:9:00〜17:00
アクセス:門司港駅から徒歩5分

1日6回限定!開閉する「ブルーウィングもじ」

1日6回限定!開閉する「ブルーウィングもじ」

写真:麻田 ユウミ

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門司港にある小さな青い橋「ブルーウィングもじ」は、日本最大の歩行者専用の全長108mはね橋。1日に6回だけ水面60度の角度にはね上がります。橋が閉じて最初に渡ったカップルは一生結ばれると言われており、恋人たちの聖地にも選定されています。

1日6回限定!開閉する「ブルーウィングもじ」

写真:麻田 ユウミ

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はね橋は約5分かけてゆっくりと開いていきます。元々、このはね橋の奥に入った入江は「門司第一船だまり」と呼ばれており、石炭や肥料等の荷役の係留施設として栄えていました。はね橋からは関門海峡大橋も見ることができ、人気の撮影スポットです。

門司港名物!「ミツバチカレー」で焼きカレー

門司港名物!「ミツバチカレー」で焼きカレー

写真:麻田 ユウミ

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門司港名物と言えば焼きカレー。明治から昭和初期にかけて栄えた門司港では和洋ミックスの料理が開発され、その1つが現在でも人気の焼きカレーなのです。ご飯の上にカレー、チーズ、卵等を乗せてこんがり焼いた焼きカレーは、門司港では絶対食べたいグルメ。門司港焼きカレーMAPが作成されるほど人気なので色々食べ比べて見るのもオススメです。

門司港名物!「ミツバチカレー」で焼きカレー

写真:麻田 ユウミ

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門司港にはたくさんの焼きカレーのお店がありますが、お値段、味、雰囲気共に満足できるお店が、門司港駅徒歩5分の場所にある「ミツバチカレー」。開放感のあるお洒落な店内からは、門司港名物の1つトロッコ列車を眺めることもできますよ。

門司港名物!「ミツバチカレー」で焼きカレー

写真:麻田 ユウミ

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ミツバチカレーの焼きカレーは定番の焼きカレーとして、スパイシー焼きカレーとキーマ焼きカレーの2種類が用意されています。ごはんの上にたっぷりのカレーとチーズが乗せられ、スプーンを入れると半熟卵がとろりと流れ、食欲がそそる一品!ランチ時はサラダとデトックス・スパークリングウォーターがついて1000円というお値段も魅力です。

<ミツバチカレーの基本情報>
住所:北九州市門司区港町2-14
電話番号:093-332-4511
営業時間:11:30〜14:00、17:30〜22:00(水曜定休)
アクセス:門司港駅から徒歩5分

夕日や夜景も満喫!下関まで見渡せる!

夕日や夜景も満喫!下関まで見渡せる!

写真:麻田 ユウミ

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門司港では夕日や夜景も必見。門司港からは対岸の下関に沈む夕日が見ることができ、絶好のサンセットスポット!赤く染まっていく空がなんとも儚げで、レトロな門司港での最高の思い出になりますよ!

夕日や夜景も満喫!下関まで見渡せる!

写真:麻田 ユウミ

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ご紹介した駅や建物もライトアップされ、レトロな門司港がより一層ノスタルジックな雰囲気になります。夜のブルーウィングもじは、ライトアップされた橋を渡りながら近くの建造物を一望できる人気のスポットです。

夕日や夜景も満喫!下関まで見渡せる!

写真:麻田 ユウミ

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こちらはブルーウィングもじから見た門司第一船だまり。レトロな建築物とお土産屋やレストランが並ぶ海峡プラザのライトアップを見ることができますよ。

「門司港」でレトロな時間を過ごそう!

かつて貿易の拠点として栄えた門司では、当時の繁栄を思わせるレトロな建物がたくさん残されています。門司港駅周辺に観光スポットが集中しているので、ゆったりと歩きながらレトロな時間を過ごせますよ。

2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/09/19 訪問

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