写真:岡本 大樹
地図を見る「フレンチモンスター 瀬戸内フードアート」は東京・西麻布にお店を構えるフレンチ料理店「フレンチモンスター」が徳島の鳴門にオープンしたお菓子工房です。
「フレンチレストランが、なぜ鳴門でお菓子を?」と思うかもしれませんが、実は店主さんは東京生まれでありながら、幼少期の夏にはお母さんの故郷である鳴門で過ごしていたそう。
そんな経歴から、店主さんは徳島に特別な思い入れがあり、鳴門の名産品を使ったお菓子を看板商品としてお菓子工房を作ったのです。
甘みが強い鳴門金時のスイーツは徳島銘菓としていくつも商品化されていますが、「月へ鳴門へ」はそんな中でも近年特に人気の商品として注目され始めています。
お菓子自体だけではなく、パッケージにもぜひご注目ください。「月へ鳴門へ」という美しい文字が目立つ紙袋ですが、こちらは書家の方が一つ一つ手書きされたもの。
そんな点からも、徹底したモノづくりへの思いが感じられます。
月へ鳴門へは、鳴門金時のクリームをフランスの伝統的なお菓子であるサブレで挟んだタイプの「クリームサンド」です。
まず高温のオーブンでじっくり焼くことで、鳴門金時は甘さと香りが十分に引き出されたペーストにされ、さらに自家製の生キャラメルを加えてまろやかなクリームに仕上げられます。
鳴門金時本来の甘さは十分に感じられますが、甘すぎることはなく、上品でしっとりとした後味が印象的なため、普段は甘いものをあまり食べないという方にもオススメです。
2018年には「瀬戸内おみやげコンクール」で最優秀賞を受賞したことからも、お土産に最適なことがわかりますね。
写真:岡本 大樹
地図を見るフレンチモンスター 瀬戸内フードアートの魅力は、そのお菓子だけではありません。お店があるのは「鳴門スカイライン」というドライブロードの頂上付近。鳴門の絶景を眺められる「四方見(よもみ)展望台」のすぐそばにあった建物をリノベーションして作られたのです。
展望台からのものとほぼ変わらない絶景を、お店のテラスからも味わうことができます。開放感抜群のスポットで鳴門の味と景色を満喫してみましょう。
写真:岡本 大樹
地図を見る月へ鳴門へが看板商品ではあるものの、お店には思わず試してみたくなる、ここでしか買えない魅力的な商品の数々もあります。
鳴門の本家松浦酒造とコラボした「NARUTO DAI2 BOUTON」は、大吟醸の酒粕・阿波の和三盆・そしてイタリアのグラナパダーノというチーズが隠し味になった塩スイーツ。パッケージもフランスのアンティークのボタン入れをモチーフにしたオリジナルの箱がとってもおしゃれで、贈り物にも最適です。
写真:岡本 大樹
地図を見る月へ鳴門へをベースにした「月へ鳴門へアイスクリーム」は、北海道の朝採れミルクと鳴門金時のコラボレーションが贅沢な一品で、カップの底に月へ鳴門へのサブレが隠れています。
そんなアイス版の「月へ鳴門へ」を食べられるのはもちろんここだけです。また、そこにラム酒やウイスキーをかければ大人な味変も楽しめますよ。
他にも、徳島の名産品であるスダチを使ったものも人気。スダチの皮のザクザク感が楽しい生キャラメルが店頭には並んでいます。
写真:岡本 大樹
地図を見るドリンクには、スダチを使ったレモネードと阿波晩茶(あわばんちゃ)という2種類のメニューが並びます。
阿波晩茶というのは乳酸発酵されたお茶で、乳酸菌が入っていてカフェインが少ないという点から、近年その健康効果が話題となっています。酸味が強めと言われることも多い特徴的な味ですが、徳島以外ではなかなか味わえないので、ぜひ一度お試しください。
さっぱりとしたスダチレモネードと鳴門の景色の相性は抜群です。現在のところ飲食店という形ではありませんが、店内の席やテラスは自由に使えますし、横にある四方見展望台で景色を見ながらという楽しみ方もありますよ。
提供元:フレンチモンスター 瀬戸内フードアート
http://www.frenchmonstar.com/setouchi_foodart/ホールタルトもお持ち帰りやお土産にピッタリなスイーツですよね。夏季はスダチで秋からは鳴門金時と、季節ごとに少しずつ素材が変えられるので、その時その時の旬の味を楽しむことができますよ。
アーモンドやマスカルポーネのクリームが入った「月へ鳴門へタルト」は、鳴門の海に映る月明かりをイメージしたという、芸術的な美しい見た目も一緒に堪能してみてくださいね。
豊かな自然の中で育まれる徳島の名産品。その素材の良さを活かしたお菓子やドリンクは、徳島ならではの美味しさに溢れています。
ぜひ鳴門の絶景と一緒に徳島の味を楽しんでみてください。
住所:徳島県鳴門市瀬戸町中島田東山9
電話番号:088-661-5566
定休日:火曜日
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
岡本 大樹
「十人十旅!」をコンセプトにいろんなカタチの旅を学びまた自分の旅を創造していきたいこれまでは主に日本での旅をしていて・47都道府県・4端(宗谷・根室・与那国・波照間)・18の世界遺産に行ってきました!…
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