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写真:水津 陽子
地図を見る釜石市の鎌崎半島にある釜石大観音は高台にある釜石大観音。そこへ上がっていくエレベーターの入り口にこの幸運を呼ぶ「奇跡の石」が置かれています。釜石市両石地区に鎮座し、2011年3月11日、あの大津波に耐えた石です。
中には古来より不思議な力があるといわれているパワーストーンの水晶が埋め込まれ、ここに安置されました。
写真:水津 陽子
地図を見る参道を上っていくと、釜石大観音の後姿が次第に大きくなってきます。釜石大観音は高さ48.5m、日本一の「魚籃(ぎょらん)観音」です。魚籃の「籃」はカゴを指しているのですが、一般的な魚籃観音はカゴを手に持つか、魚の上に乗った姿ですが、この魚籃観音は手に魚を持つ珍しい姿をしています。
まだ陽が高くならない朝の時間は、空気が澄んで、白亜の観音像が空や海の青を映して涼やかに見えます。夕方に行けば、夕日に映えてオレンジ色に染まるのでしょうか。
四季によっても、様々な姿を見せる観音様。春には桜、夏には花火、秋には紅葉、冬には雪景色の中で、その姿を見てみたいものです。
写真:水津 陽子
地図を見る観音三十三変化身は、観世音様が衆生を救うため、場合に応じて変化する33の姿。釜石大観音の胎内にはその33の姿を鎌倉時代の鉈彫り様式で彫り起こした観音像が安置されています。
33の姿はどれも慈愛に満ちて、心から癒され、その姿をいつまでも見ていたくなります。じっくり向き合いたい方のためでしょうか。観音様の前にはベンチが置かれています。
また、観音胎内にはこのほかに青森ヒバによる拝殿、七福神胎内巡り、陸中國釜石港海図、札所の脇には売店やお休み処があります。
※観音胎内の写真は特別に許可を頂き、紹介させて頂いております。
写真:水津 陽子
地図を見る釜石大観音の胎内12-13階は魚籃展望台になっています。ちょうど観音様が手にしている魚のあたりが展望台になっていて、外に出ることができます。目の前にはこの絶景!
海抜120mからの眺めは言葉を失う美しさです。(海抜85mには第一展望台もあります)
三陸復興国立公園(旧名:陸中海岸国立公園)は、北は八戸市から南は気仙沼市までの南北約220kmに伸びる国立公園です。北は「海のアルプス」とも賞される豪壮な大断崖、南は入り組んだ地形が優美なリアス海岸が続きます。
写真:水津 陽子
地図を見るお釈迦様の遺骨を祀る「仏舎利塔」は自分の過去・現在・未来の悪い因縁が消滅し、心身が清められるといわれています。仏舎利塔は高さ24m、インド・スリランカ様式で造られています。仏舎利はスリランカ共和国ケラニア精舎より恵贈されたものです。
仏舎利塔の横には、金運の神を祀る「金蛇水」があります。金運上昇を祈願してみましょう。
釜石へ行くなら、2014年4月、JR釜石線(花巻-釜石)で運行を開始した蒸気機関車「SL銀河」を利用した旅はいかがでしょうか。より一層楽しい旅になりますよ。釜石は三陸鉄道にも接続しています。釜石から三陸海岸の旅へと足を伸ばすのもまた素敵な旅になりそうです。
最後に、釜石大観音は1970年、海難事故や津波の犠牲者など、海で亡くなられた方々の慰霊と供養のために建てられました。観音様が海を向いているのは、犠牲者の慰霊と海の安全を見守っているためです。
ここで捧げる祈りは犠牲者を悼むと同時に、訪れた人自身の心も癒し清めてくれます。ここは祈りの聖地であり、癒しの地です。どうぞ祈ることで釜石を応援し、癒されて帰ってください。
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