弘前市で有名なりんごの観光地といえば「弘前りんご公園」です。海外から、特に台湾人からの人気が高く、青森空港に飛行機で到着したらレンタカーを使い、真っ先にこの場所にくる人も多いのです。
弘前りんご公園の敷地に入り、最初に目につくのはりんごのポスト。ポストの上にりんごが乗っていますが、とても大きいのにかわいらしく感じるのでは。
りんごのポストを左手に見ながら奥に進むと、りんごの家と呼ばれる総合施設があります。
ところで青森県弘前市のりんご生産量は日本一です。平成30年度のデータでは2位が長野県の142,200t、1位が青森県で445,500tとなりますが、そのうち弘前市だけで186,500tを生産しており、市だけで2位の長野県を上回っているのです。
りんごの家の手前にあるのがりんごが重いという表情の女の子の像。ここは記念撮影スポットですので、楽しい撮影をしてみてはいかがでしょうか。
まずは弘前りんご公園の全体を把握するために「りんごの家」に入り、情報収集しておきましょう。中には飲食店もありますので、食事の時間も含めゆっくり過ごすことをお勧めします。
お土産類はかなり豊富です。観光から戻る前には色々と買いそろえたいもの。スイーツはもちろん人気がありますが、弘前ではシードルも大人気。試してみてはいかがでしょうか。
青森県の津軽地方では「津軽こきん刺し」と呼ばれる刺し子の伝統工芸があります。様々な幾何学模様でデザインされており、温もりが感じられる一品。ゆっくりとご覧の上、お気に入りの一品をどうぞ。
そして、りんごのもぎ取り収穫体験の申し込みもこちらのりんごの家となります。
りんごの魅力は食べるだけではありません。せっかくの弘前観光ですから、ここはぜひともりんごもぎ取り収穫体験をしてみたいもの。受付を済ませると係員が同行し、ちょうどよいりんごの木を選定してくれます。そしてもぎ取り方法を丁寧に教えてくれるのです。
後は思い思いに収穫体験するだけ!
最初はもぎ取り方に戸惑うこともありますが、すぐに要領を得ることができます。色づいたりんごをもぎ取り、ほのぼのとした体験をしてみましょう。
弘前りんご公園は約9.7haと広大な敷地の中に、80種、約2,300本のりんごが植えられています。舗装された散策路がありますので、自由に歩いてみてはいかがでしょうか。
収穫の時期は早いもので7月下旬からとなります。そして紅葉シーズンとなる11月上旬まで続きますので、様々な季節で収穫体験、散策を楽しむことができます。
眺めているだけでも見事なりんご。色々な品種の違いを調べてみるのも思い出深い時間となるのでは。
園内にある階段上の展望所、それが「すり鉢山」です。ここから眺める岩木山は絶景ですので、ぜひ上まで上がってみてください。もちろん弘前りんご公園の全景を見ることもできます。
すり鉢山は人工的に作られたものです。その歴史は古く江戸時代にまで遡り、作られた理由は鉄砲や大砲の練習の的としてなのです。もしかすれば、江戸時代の人々も高い場所から岩木山を眺めたのかも知れません。
また、敷地内には旧小山内家住宅が保存されています。小山内家の初代権兵衛は寛永9年(1632)に西津軽郡に知行地を得ており古い歴史があります。この建物は文久3年(1863)に建築されたもので、今から約160年も前のもの。各場所に細かな説明がありますので、ゆっくりとご覧ください。
他には敷地内の二か所に、子供たちが遊べる遊具が設置してあります。子供連れでも楽しい弘前りんご公園で、素敵な一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
最後にその他の観光地のご紹介です。近隣には世界遺産「白神山地」があり、また千本鳥居が有名な「高山稲荷神社」も見逃せません。十和田湖まで足を延ばせば歴史ある「十和田神社」と観光では外せない休屋の「乙女の像」。八甲田山系の魅力も見ておきたいので「蔦沼散策」はいかがでしょうか。詳細は下記の関連MEMOのリンクからどうぞ!
住所:青森県弘前市清水富田寺沢125
電話番号:0172-36-7439
アクセス:弘前バスターミナル7番乗り場(JR弘前駅中央口6番乗り場経由)→常盤坂入口下車→徒歩(7分)→りんご公園
2020年10月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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