源平合戦の古戦場を見晴らす展望台も!香川県「屋島」へ

源平合戦の古戦場を見晴らす展望台も!香川県「屋島」へ

更新日:2020/12/10 13:47

源義経の勇猛ぶりで知られる源平合戦の歴史に欠かせない香川県「屋島」。古戦場としてだけでなく、昭和9年には小豆島・寒霞渓等と合わせ日本初の国立公園「瀬戸内海国立公園」となり、瀬戸内海が見通せる絶景展望台や古代遺跡、開運スポットまで、見どころがぎっしりと詰まっています。四国を代表する歴史の舞台へまいりましょう!

昨今の状況により、施設等の営業日や営業時間などに変更が生じている場合があります。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。また、Go To トラベルキャンペーンについては全国で一時停止となっています。お出かけの際はしっかりと新型コロナウイルスの感染予防および拡大防止対策をして行動しましょう。(トラベルjp)

「琴電屋島」駅からスタート!

「琴電屋島」駅からスタート!
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香川県庁のある高松から「ことでん」の愛称で親しまれる琴平電鉄で約20分。屋島への最寄り駅「琴電屋島」に到着。駅の改札口を出ると目指す屋島が目の前に見えています。
駅からは屋島行きのバスが頻繁に出ており、屋島山頂まで約15分、歩いては約1時間。足に自信のある方は往復歩いても半日あれば充分。

「琴電屋島」駅からスタート!
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屋島へ行く前に立ち寄りたい源平合戦ゆかりの地へ。
「琴電屋島」駅からJR屋島駅方面へ歩いて10分ほどの場所にある「源義経鞍掛けの松」。平家を攻める総大将として屋島へ向かった源義経が作戦を考える為に座ったと伝えられる立派な松の木が今も残ります。高さは10メートルほど。現在でも濃い緑の葉が生い茂っています。

松の木の敷地は小さな神社になっていますが駅からは路地裏にあり見つけにくいので、事前にガイドブックやパンフレット等で場所をよく確認してから訪れましょう。

「琴電屋島」駅からスタート!
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琴電屋島駅から屋島スカイウェイに沿って歩くこと約30分。意外な場所にあるミステリースポットを抜けていきます。上り坂に見えますが実は下り坂。目の錯覚なのですが歩いてみると確かに緩やかな下りになっているのが分かります。不思議な場所を抜けて屋島を目指します。

源平合戦の古戦場を眼下に望む展望台「談古嶺」

源平合戦の古戦場を眼下に望む展望台「談古嶺」
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「屋島」と聞くと島と思われる方も多いでしょうが、実際には険しい山なのです。連続した上り坂の続く屋島スカイウェイを歩くこと約1時間。源平合戦の舞台・屋島の古戦場を見晴らせる「談古嶺(だんこれい)」へ到着です。

源平合戦の古戦場を眼下に望む展望台「談古嶺」
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談古嶺からは眼下に見える相引川を隔て向こう岸には義経が平家を攻め込んだ八栗山が一望できます。相引川沿いには義経が屋島の戦いで弓を落とした「義経 弓落としの跡」や、那須与一が扇の的を射った事で知られる「那須与一 扇の的」の場もあり、800年前の歴史に触れる事ができます。

義経の弓落としには興味深い逸話が残っています。平家方へ奇襲を仕掛け馬に乗っていた義経が脇に挟んでいた弓を落としてしまったのです。小柄で体格の良くなかった義経は張りの弱い弓を使っていましたが、敵である平家に弓を拾われてしまっては「源氏の総大将が小さく弱い弓を使っていた」と侮られる事を避けて命がけで弓を拾いました。屋島は義経のプライドが感じられる話の舞台なのです。

源平合戦の古戦場を眼下に望む展望台「談古嶺」
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屋島から相引川を挟んで対岸に位置する、八栗山を攻められ平家が敗走して船を出した海は、現代では水の澄み切った綺麗な入江となっています。印象的な瀬戸内海の多島美がこの談古嶺からも望めます。

山上の古代遺跡「屋嶋の城」

山上の古代遺跡「屋嶋の城」
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談古嶺から南へ5分程歩き、案内板に沿って細い道を下ると古代の城跡である「屋嶋の城(やしまのき)」が見えてきます。屋島の山頂に近く非常に展望が良く、遠くに高松の街が見渡せます。

山上の古代遺跡「屋嶋の城」
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この古代の城は、唐・新羅の連合軍に敗れた大和朝廷により国の防衛の為に667年に造られました。復元された石垣を見ると7世紀後半に立派な城が既にあった事実に驚かされます。

「血の池」から四国札所巡り84番「屋島寺」へ

「血の池」から四国札所巡り84番「屋島寺」へ
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屋嶋の城から北へ戻り歩くこと10分程。屋島の見どころスポットの集まる一角に再び源平合戦ゆかりの地が。「血の池」。何とも怖い名前です。八栗山で平家を破った源氏の兵士達がこの池で刀についた血を洗い流した事から名前がつきましたが、今は藻や水草の生い茂る、絵に描けるようなのどかな小さな池。ミステリースポットではないのでご安心を。

「血の池」から四国札所巡り84番「屋島寺」へ
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血の池から3分も歩くと四国札所巡り第84番の「屋島寺」の門が見えてきます。すぐ近くにお土産屋さんや琴電屋島駅とJR屋島駅行きのバス停、駐車場があり屋島で一番賑やかな所です。観光の方々に混ざってときおりお遍路さんの姿が見られ、四国にいる事を実感。

「血の池」から四国札所巡り84番「屋島寺」へ
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国指定重要文化財の立派な本堂の隣には10基以上の鳥居が並ぶ蓑山大明神があり、入口の大きなタヌキの置物に守られています。「太三郎狸」と呼ばれる四国のタヌキの総大将で、屋島の合戦の矢で傷ついたタヌキを縁結びや子宝、家族円満の氏神様として昔から地元の方々に敬われています。

創建は何と西暦754年。前年に視力を失いながらも鹿児島へ着いた唐の学僧・鑑真和上が奈良の東大寺へ向かう途中に立ち寄った屋島で見た朝日に感動し、持参した菩薩像と経典を納めたのが始まりです。現在位置する南嶺ではなく、北嶺から起こりましたが屋島寺として現在の場所へ集められました。

開運試しにチャレンジ!「かわら投げ」

開運試しにチャレンジ!「かわら投げ」
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屋島寺の西側に歩いて5分も進むとお土産屋さんの並ぶ商店街に入り、どちらの店頭にも「瓦投げ」という文字が目に付きます。10センチ程の薄い素焼きの円盤状の瓦が6枚で200円。購入してかわら投げの舞台へ向かいましょう。

開運試しにチャレンジ!「かわら投げ」
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屋島南嶺の西側にある獅子の霊巌へ向かうと、木と木の間に輪のある縄がくくりつけられている場所が見えてきます。ここが「かわら投げ」の舞台。この輪の中に瓦を投げ入れて入れば開運や合格祈願、厄除けのご利益が。屋島の合戦に勝利した源氏の兵士達が陣笠を山から投げ入れ勝ち鬨をあげた事が起こりとされます。

ほんの5メートル程しか距離はありませんが、山の下から吹き上げる風にも邪魔され、なかなか入りません。6枚はすぐに無くなってしまいますが運試しにぜひ一度。

開運試しにチャレンジ!「かわら投げ」
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かわら投げを楽しんだ後は展望台からの絶景を。展望台から右を望むとライオンの横顔に似た「獅子の霊巌」と、その奥には瀬戸内海の島々が見晴らせます。コバルトブルーの海の美しさと多島美に時の経つのを忘れます。

屋島の基本情報

住所:香川県高松市屋島山上
アクセス:
JR屋島駅または琴電屋島駅より屋島山上シャトルバスで10〜20分。JR高松駅よりことでんバスで約40分。琴電屋島駅より徒歩約60分

2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/10/24 訪問

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