佐渡ドライブにおすすめ!絶景スポット「大野亀」&「二ツ亀」

佐渡ドライブにおすすめ!絶景スポット「大野亀」&「二ツ亀」

更新日:2020/11/03 11:46

森 のこのプロフィール写真 森 のこ おもに1人旅専門の旅行ライター、元編集者
新潟県の西に浮かぶ、多くの旅行者が訪れる離島「佐渡島」。観光スポットも豊富ですが、なかでも絶景スポットとして人気なのが景勝地「大野亀」&「二ツ亀」です。港からは海沿いの道を向かうので、移動中には車窓からの景色も楽しめる、佐渡ドライブには最適のスポットですよ。

はじめに、出発地点は両津港がおすすめ

はじめに、出発地点は両津港がおすすめ

写真:森 のこ

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佐渡島へ渡るフェリー航路は、新潟港・両津港と直江津港・小木港の2つがあります。

今回紹介する大野亀、二ツ亀はいずれも両津港からの方が近いので、新潟港・両津港航路の利用がおすすめ。車はカーフェリーを利用して持ち込むのもよし、レンタカー会社も両津港付近には複数あるので、こちらで借りるのも良いでしょう。

なお佐渡島の道路は狭いところも多いので、運転にあまり自信のない方は軽自動車やコンパクトカーなど、小さい車をレンタルすることをおすすめします。

干潮時には歩いて渡れる「二ツ亀」

干潮時には歩いて渡れる「二ツ亀」

写真:森 のこ

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佐渡島内でもっとも北に位置する景勝地「二ツ亀」。両津港から佐渡島の外周をぐるっと結んでいる「佐渡一周線」を北へ向かうと、車で1時間弱でたどり着くことができます。

二ツ亀は干潮時には砂の道でつながる陸繋島で、上から眺めると亀が二匹、うずくまっているような形に見えることからこの名がつけられました。

干潮時には歩いて渡れる「二ツ亀」

写真:森 のこ

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駐車場から二ツ亀まではさほど距離はないのですが、駐車場が高台にあるため、350段もの階段を下りて行くことになります。特に帰りの昇りはなかなかハードですが、二ツ亀周辺の海は「日本の快水浴場100選」にも選ばれたきれいな海なので、ぜひ上から眺めるだけでなく階段で砂浜まで下りて、間近で眺めてみましょう。

干潮時には歩いて渡れる「二ツ亀」

写真:森 のこ

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砂浜から見上げた様子が上の写真です。近くで見ると圧巻の大きさ!島の周囲を囲む海も透き通っています。

二ツ亀は次に紹介する大野亀とともに、『ミシュラン・グリーンガイド・ジャポン』で二つ星として掲載されており、選ばれたのも納得の絶景スポットです。

<二ツ亀の基本情報>
住所:新潟県佐渡市鷲崎
アクセス:両津港から車で約1時間

頂上まで登れる「大野亀」

頂上まで登れる「大野亀」

写真:森 のこ

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大野亀は二ツ亀からも近いです。二ツ亀まで利用してきた「佐渡一周線」を車で西に向かうと、5分ほどでたどり着きます。なお海沿いには遊歩道が設けられているので、二ツ亀〜大野亀間を歩いて移動することも可能。3km強あるので、移動時間は50分ほど見ておきましょう。

頂上まで登れる「大野亀」

写真:森 のこ

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日本海に突き出す格好の大野亀は、その高さなんと167m!一枚岩とは信じられないような巨岩です。こちらも二ツ亀と同じく、その名は亀のように見えることから付けられています。

頂上まで登れる「大野亀」

写真:森 のこ

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大野亀は頂上まで散策道が作られており、片道30分ほどで登ることができます。急勾配の道で足元も滑りやすいため、登るなら歩きやすい靴で出かけましょう。標高167mの頂上からは二ツ亀をはじめ、遮るもののない景色を楽しめますよ。

また大野亀は「トビシマカンゾウ」というユリ科の花の群生地として知られ、5月下旬〜6月上旬には見ごろを迎え一面が黄色い花で彩られます。この時期はいつも以上に多くの観光客が訪れ、両津港方面からの道路も渋滞が発生するほど混雑しますのでご注意ください。

<大野亀の基本情報>
住所:新潟県佐渡市願
アクセス:両津港から車で約1時間

最後に、佐渡ドライブの注意点

佐渡島は日本の島の中では沖縄本島に次ぐ大きさで、面積にして855.3平方kmあります。

今回紹介した「二ツ亀」「大野亀」はじめ、人気の観光スポットは島内に点在しているため、あらかじめめぐる順番を考えておくと効率よく移動できるでしょう。そして先にも書きましたが、道路が狭いところが多くカーブの道も多いので、移動距離自体がさほど長くない場合でも、実際の移動には思った以上に時間がかかる場合もあります。そのため時間にはしっかり余裕を持たせて、ゆとりある旅を楽しんでくださいね。

2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/09/21 訪問

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