「SOKI ATAMI(そき あたみ)」のステイは、おこもりしながら心身をデトックスするのがオススメ。宿があるのは、海と山が見える景勝地。最上階8Fの茶寮にはテラスがあり、外に出ると、移り変わる自然の表情をじっくり眺められます。
夕焼けに染まる空も、ディープブルーの海も、汚れを消し去った雨上がりの町もきれい!ひたすら景色に吸い込まれる、この開放感が宿の醍醐味。
写真:安藤 美紀
地図を見る温泉旅館と聞くと、庭に立派な日本庭園があって…。とイメージする方も多いのではないでしょうか?
でも、「SOKI ATAMI」は違います。「里庭」と呼ばれるこちらは、ざっくり言うと“食べられる庭”。風に揺れるミントの葉、若々しくて元気いっぱいの果樹たち。さらに、宿のスタッフが育てている野菜の畑もあるんです。実際に、ここのハーブはお料理やドリンクの香り付けに使われることも!
そして、「SOKI ATAMI」で注目したいのが、至るところで見られる石。この石は、石材界で“東の横綱”とよばれる最高級の「本小松石」。箱根山の噴火で形成され、日本では真鶴や湯河原でしか採掘されません。もともと火山灰だから、気品ある繊細な石の模様を見られるのが特徴。磨けば輝きをましますが、「SOKI ATAMI」では削り出したままの自然美を楽しめます。
とくに雨に濡れた「本小松石」は、コントラストがくっきりして美しい!雨の日は、自然と調和する石を眺めるのがオススメの過ごし方です。
写真:安藤 美紀
地図を見る熱海広しといえども、全室温泉付きの宿は?と聞かれると、実はあまり多くありません。「SOKI ATAMI」は全54室すべてが温泉。また海側4F以上のお部屋だと、テラスから熱海の花火も楽しめます。
熱海=塩化物泉(塩の湯)だけと思われがちですが、源泉数500を超える熱海の泉質は、大きく「塩化物泉」「硫酸塩泉」「単純温泉」の3つに分けられます。
「SOKI ATAMI」の泉質は、美肌づくりに役立つカルシウムとナトリウムを多く含み、さらに皮脂の脂分を洗い流す「硫酸塩泉」、体を温める「塩化物泉」をあわせもつ、バランスのいい湯。
写真:安藤 美紀
地図を見るじっくり温泉を楽しみたい方は、限定1室の「SOKI スイート」がオススメ。このお部屋にはお風呂が2つあって、それぞれ違う温度の湯にして入浴できます。
露天風呂は適温、ヒバの内風呂は少しぬるめに設定するなど、交互の湯に浸ることで、自律神経を刺激して心身をすっきり整えられます。
写真:安藤 美紀
地図を見る海側の反対、森側の「フォレストツイン」は、カーテンを開けたまま森林浴したくなる気持のいいお部屋。目に入ってくるのは緑あふれる自然ばかり。ほっと落ち着ける、マイナスイオンいっぱいの贅沢な空間です。
写真:安藤 美紀
地図を見る温泉に加えて、「季節感」を感じたり、「季節湯の香り」でもリラックスできるのが、こちらの大浴場。季節に合わせて、地元で採れた柑橘類や、季節湯(柚子や菖蒲)、和漢植物の薬草湯などが楽しめるんですよ。
また、女性側にはラベンダーの香りに癒やされるスチームサウナも。眠る前に入ると、気持ちをゆるめさせてくれます。
写真:安藤 美紀
地図を見る温泉で体を整えたら、茶寮に立ち寄って、体の中からリラックスしましょう。茶寮のメニューは、ちょっと特別。静岡のおいしいお茶と季節に合わせた和漢植物を、一緒に楽しめる「季節の養生茶のコース」があるんです。
一煎目は静岡茶をそのまま飲んで。二煎目は好きな和漢植物を一つだけお茶にいれて。三煎目は和漢植物を全部いれて。冬は腎臓を温める和漢をブレンドさせるので、体の芯からじわ〜っとぽかぽかになります。
写真:安藤 美紀
地図を見る手作りサシェは「SOKI ATAMI」のゲストなら誰でも無料で楽しめるとっておきの体験。作り方はとっても簡単で、「里庭」育ちのハーブの蒸留水をウッドチップにシュッシュ…するだけ。
手作りしたサシェは、お部屋に持って帰って枕元に置いたり、洋服に添えたり。サシェを入れる袋は、好きなスタンプをポンポン押してオリジナルを作ってくださいね。オンリーワンのお土産にも最適です。
写真:安藤 美紀
地図を見る「SOKI ATAMI」のエッセンスがぎっしり詰まった夜!夕食は、迫力満点のオープンキッチンスタイルでいただきす。
料理長の田中さんは、静岡の素材を使った新しい料理の可能性を追求しています。たとえば、修善寺でとれたアマゴの卵で作られた黄金イクラや、手作りの塩辛と和えたわさび漬けのフロマージュなど、今までありそうでなかった珍しくて美しいメニューが並びます。
写真:安藤 美紀
地図を見るメインの焼き魚は、一番おいしく魚を焼ける調理法と言われている原始焼きです。串刺しの魚を炭火でじっくり焼いていくため、絶妙な焼き加減。皮はしっかりパリパリ、身はふわっとしっとり柔らか!熱々をフウフウしながらいただきます。
写真:安藤 美紀
地図を見る楽しみなのは、天城育ちの本わさびを自分ですりおろして、ご飯にのせるわさび丼。しっかり粒のたったご飯は、静岡県桂流のコシヒカリ。「お米日本一コンテストinしずおか」でグランプリも受賞したこだわりのお米です。
このままでも十分おいしいわさび丼ですが、塩で薄く味付けしたカツオのお出汁をかければ、どれだけ満腹でもスイスイいちゃけうミラクルな美味しさ。
写真:安藤 美紀
地図を見る夕食もさることながら、「SOKI ATAMI」は朝食もすごいんです!
まずは、庭のミントを使った甘酒スムージーを食前にのんで、頭と体をすっきり目覚めさせます。次にスタッフの手で運ばれてきたのは、季節の食材を楽しむお膳。
ここに加えるのは……
写真:安藤 美紀
地図を見るひと手間加えた素材が光る、副菜のブッフェ!
副菜といっても、新鮮なお刺身や自家製豆腐、薬膳カレーなど、豪華なメニューが盛りだくさん。全制覇したくなるメニューに囲まれて、満腹幸せな朝食をお楽しみください。
写真:安藤 美紀
地図を見る「SOKI ATAMI」のチェックアウトは11時。朝ごはんの後もたっぷり時間があるので、もう一度温泉に入ってシャキッと体を目覚めさせるのがオススメですよ。
ふと思い立ったら電車にのって、気軽にこれる熱海。そんなお手軽リゾートだからこそ、「自分だけの隠れ宿」を見つけておくと日々の疲れを簡単にリセットできます。
「SOKI ATAMI」ならいつでも温泉三昧。今まで気付かなかった熱海の自然美に癒やされて、1泊の温泉旅行でも遠くへ来たような満足感があります。
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:SOKI ATAMI
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(2024/4/18更新)
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