雪の庭で名高い京都・洛北「妙満寺」は秋の紅葉も美しい!

雪の庭で名高い京都・洛北「妙満寺」は秋の紅葉も美しい!

更新日:2020/11/09 15:55

古都の U助のプロフィール写真 古都の U助 ブロガー
枯山水の名園「雪の庭」で名高い京都洛北の名刹「妙満寺」。松尾芭蕉の師でもあり俳諧の祖とされる松永貞徳が造営した「雪の庭」は、冬でなくてもお勧めしたい美しい庭園です。また、境内では随所で紅葉が見られ、秋は街中の喧騒を避けて拝観することができます。境内には昭和の大遷堂で建築された堂々とした建築が立ち並び、仏舎利大塔もインパクト大!
お庭や本堂から見る比叡山の眺望も必見です!

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洛北の名刹「妙満寺」

洛北の名刹「妙満寺」

写真:古都の U助

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京都洛北の名刹「妙満寺」は、はじめ六条坊門室町に建立された後、豊臣秀吉の時代に寺町二条に移され、以降400年近い歴史を同地にて刻みました。現在の岩倉の地に移ったのは昭和43年のことで、街中の喧騒を避け、より良い環境を求めてのことでした。

山門前の丸い狩り込みが美しい低木はつつじの木で、例年5月初旬から中旬にかけて、約三千株ものつつじの花が咲き誇ります。春は桜も美しく、比叡山の眺望にも恵まれた土地です。

洛北の名刹「妙満寺」

写真:古都の U助

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山門を入ってすぐ右手には水屋があります。大きな丸い手水石が特徴で、お餅のようにまん丸のこの形は見ているだけで円満な気持ちになれそうです。洛北の名刹とはいえもちろんその年の気候にもよりますが、11月下旬でも写真のような紅葉が楽しめます。

仏舎利大塔もインパクト大!

仏舎利大塔もインパクト大!

写真:古都の U助

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さらに、山門の正面に本堂があり、その傍らにある仏舎利大塔の存在感もすごいです。異国情緒の漂うこの塔は、お釈迦様が悟りを開いた地に立つブッダガヤ大塔を模して建てられています。

仏舎利大塔もインパクト大!

写真:古都の U助

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塔の側面にはお釈迦さまの仏像486体が奉安されるなど細部まで凝っていて、見ごたえがあります。この塔の内部は全国の檀信徒の納骨堂となっていて、また最上部には妙満寺に伝わる仏舎利が収められています。

仏舎利大塔もインパクト大!

写真:古都の U助

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塔の周囲をぐるっと歩くと、仏足石を見つけることができます。秋には黄色や赤の葉が舞い込んで彩を添えていることも。周囲の彫刻も近づいて見てほしいポイントのひとつ。

昭和の力強さを感じる建築

昭和の力強さを感じる建築

写真:古都の U助

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方丈の入口にある額はいかにも力強く、昭和の大遷堂が行われた時期は高度経済成長期にも重なり、昭和の力強い躍動感を連想させるものでもあります。拝観はここから本坊、雪の庭、展示室、本堂と靴を脱いで進んでいきます。

昭和の力強さを感じる建築

写真:古都の U助

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また、方丈入口付近には妙満寺の旧境内地にあった名水「中川の井」の井筒の遺構と石碑があります。紅葉に囲まれた秋の風情も味わいがあります。

名庭「雪の庭」は必見!

名庭「雪の庭」は必見!

写真:古都の U助

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方丈入口から本坊へ進むと、世に名高い「雪見の庭」を鑑賞することができます。この庭は松尾芭蕉の師でもあり俳諧の祖とされる松永貞徳が造営したもので、旧境内地から石組みなどもそのままに移されています。その名の通り冠雪した比叡山を借景とする庭で、松の築山の背後にチラリと見えているのが比叡山。木々や石組みがよくわかるので、雪が被っていない季節の光景も素晴らしいです。

松永貞徳は月の庭を清水寺に、花の庭を北野(一説に祇園とも。現存せず)にそれぞれ造営し「雪・月・花の三名園」と称されました。

名庭「雪の庭」は必見!

写真:古都の U助

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本坊は庭に面して三室あるので、見る場所によってお庭の赴きも違ってきます。また、庭園をセンスよく縁取るように雪見の障子があり、庭を存分に堪能できるよう工夫されています。

名庭「雪の庭」は必見!

写真:古都の U助

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庭に面して円座も置かれているので、ぜひ座してゆっくりと鑑賞してみてください。

また、こちらからさらに進むと展示室があり、「安珍・清姫の鐘」として有名な紀州・道成寺の鐘や、松永貞徳ゆかりの品や資料も展示されています。

本堂周辺の光景もぜひ!

本堂周辺の光景もぜひ!

写真:古都の U助

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方丈から本堂へは回廊が渡されているので、雨の日でも移動が便利です。回廊からみる本堂や境内の景色も見ごたえがあります。

本堂周辺の光景もぜひ!

写真:古都の U助

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こちらは本堂から東方、比叡山を望んだ光景です。令和の時代、寺町二条の町中ではこうも美しい光景はとても望めなかったことでしょう。

妙満寺の基本情報

住所:京都府京都市左京区岩倉幡枝町91
電話番号:075-791-7171
アクセス:
叡山電鉄「木野駅」より徒歩約5分
地下鉄烏丸線「国際会館駅」より徒歩20分
京都バス「幡枝」より徒歩約3分

拝観料:大人500円 本坊(本堂・雪の庭・展示室含む)
拝観時間:本坊9:00〜16:00、境内6:00〜17:00

※桜(4月上旬頃)とツツジ(5月上旬頃)の期間中、及び紅葉(11月下旬頃)の期間中は、本坊に境内を含めた寺域が拝観料の対象となります。

2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2019/11/29 訪問

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