写真:広島 らっこ
地図を見る白滝山がある因島へは、広島と四国を結ぶ「しまなみ海道」を通って行くのが一般的です。
その際には、本州方面から向かう場合と、四国方面から向かう場合で出口が異なるのでご注意くださいね。本州方面からは、しまなみ海道「因島北IC」より車で10分、四国方面からは、しまなみ海道「因島南IC」より車で15分で白滝山へ到着します。
山頂までのアクセス方法は二つあり、ふもとから表参道を通って登るか、フラワーラインを通って車で登ることができます。ふもとから徒歩で登る場合は、石段をのぼり30分程かかるのである程度の覚悟が必要ですが、途中にある仁王門や大日如来などもお参りできます。
フラワーラインを通って行く場合は、白滝山にある駐車場から徒歩10分程で山頂に登ることができます。どちらも急な石段が続くので、ゆっくり登って行きましょう。夕日を見る場合は、日没に間に合うように余裕を持って出発してくださいね!
写真:広島 らっこ
地図を見る山頂付近まで進むと、「白滝山」と書いた門の先に観音堂があり、そこからさらに奥へ進むと、「五百羅漢」と呼ばれる石仏がずらりと並び出迎えてくれます。
この石仏は、一観教の創始者・柏原伝六とその弟子たちが作ったもので、石仏の数は大小約700体。様々な形をしており、中には十字架の彫られた石仏もあります。笑ったような顔や険しい顔など、ひとつひとつ個性豊かなので見ていて飽きませんよ。
雨風にさらされ、自然と一体化するように石仏が並び、背景には瀬戸内の島々と空が広がる様子は独特な空気を持っています。
写真:広島 らっこ
地図を見る五百羅漢の奥にある展望台が白滝山の絶景スポット。360度ぐるりとまわっても、空との間に視界を遮るものは何もなく、最高の開放感が味わえます。太陽が沈むにつれて変化していく空の色と海の色、そしてそこに浮かぶ島々の影を眺めるには、最高の場所です!
訪れる人もあまり多くないので、運が良ければ瀬戸内海に沈む夕日をひとりじめできることもあるんですよ。また、日の出前に行けば、朝日を望むことも可能です!その場合は、懐中電灯など灯りを用意することをおすすめします。
写真:広島 らっこ
地図を見る大切な人が遠方に住むという方にぜひ立ち寄ってほしいのが、五百羅漢の手前にあった観音堂の裏手ある、「恋し岩」と呼ばれる自然石です。
この石にまつわる伝説は、愛し合う二人が死に別れる悲しい恋の物語。「このような想いをする人がいないように」という主人公の願いにより、「出先よりの無事帰還、及び元通りの平穏な倖せを与えてくれる」と言われ、この石に触れて願うと恋が叶う、遠距離恋愛が続くとも伝わっています。
しまなみ海道からのアクセスが良く、入場自由、時間制限もない白滝山は、通りがかりにちょっと寄るにもピッタリ!晴れた日には四国まで一望でき、季節によっては幻想的な雲海が見られることもあるそうです。
しまなみ海道から見る瀬戸内海の景色に加えて、白滝山から見下ろす風景も楽しんでみてはいかがでしょうか。
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(2024/3/19更新)
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