写真:土庄 雄平
地図を見る今回紹介する「織部ヒルズ」があるのは、土岐市街よりやや北側の場所。一見、辺鄙なところにあるように見えますが、名古屋からであれば高速道路で1時間かからずにアクセスできるのがポイント!
土岐ICを降りて、車で約5分、道の駅「志野・織部」に到着したら、そこに車を停めて、道の駅の上へと続く階段を進みましょう!ここが「織部ヒルズ」の入り口です。
写真:土庄 雄平
地図を見るそして階段の上へ到着すれば、大きな工場やお店が規則的に区画される場所へと出てきます。実は「織部ヒルズ」とは、一つのショッピングセンターではなく、美濃焼専門の卸業者がたくさん集まる団地。30店舗以上のお店を巡りながら、自分の好きな焼き物や食器を購入することが可能です。
写真:土庄 雄平
地図を見るそれでは「織部ヒルズ」の楽しみ方について、3つの観点から詳細にご紹介していきましょう!まず1つ目は、掘り出し物を探し出す楽しさです。
前でも少し触れましたが、美濃焼は国内屈指の生産量を誇っている焼き物。そして芸術的な価値と言うより、実生活に根差しているのが特徴です。そのため、この「織部ヒルズ」でも、家庭用食器が数多く販売されています
写真:土庄 雄平
地図を見る加えて、織部ヒルズの卸問屋は、陶器を焼いた窯元から直接購入し、原産地周辺で販売しているため、通常市場に出回る価格の半額以下で購入することができます。
つまり家の食器を揃えようと思えば、数えきれない程の品揃えの中から、自分好みでお得な陶器を選ぶことができるのです。中には価格交渉OKのお店から、500円均一で掘り出し物を提供するお店まで。
写真:土庄 雄平
地図を見るまた焼き物の模様も豊富なため、発見も多いです。色々な模様から、何かを連想できるものも多いので、きっとお子さんと巡っても楽しめるのではないでしょうか?
たとえばこちらは、鬼滅の刃の主人公・竈門炭治郎が着ている半被と似ている市松模様のお皿。ちなみに下には"水の呼吸"風に水色の綺麗な小皿を重ねてみました。
写真:土庄 雄平
地図を見る続いて2つ目の楽しみ方は、気に入ったお店や食器のテイストを探すこと。「美濃焼」は表現の幅が広く、実にバリエーションに富んでいます。
特徴的なのは、鮮やかな緑釉を配した和食器。ハンドメイドで作られる焼き物だからこそ生まれる、唯一無二の色合いや質感の差など、和の趣を存分に感じることができます。
写真:土庄 雄平
地図を見るその一方で、まるで洋食器を思わせる焼き物も存在します。織部ヒルズの一角にある「Felice藤田陶器」では、シンプルかつモダンなデザインの美濃焼を取り扱っており、伝統的な美濃焼の雰囲気とは一線を画しています。
一点一点オリジナルと言うより、シンプルな美しさを重視した普遍的なデザイン。しかしながら、焼き物のもつ光沢や曲線美をしっかりと感じられる食器たちは、特に若者世代に人気です。
写真:土庄 雄平
地図を見るどれとどれを掛け合わせても違和感なく、食器のサイズや種類も豊富なため、思わず目移りしてしまいます。小さいお皿であれば、300円というものもあり、お洒落ながら安価な価格設定に、思わず買い過ぎてしまうかも!?
<Flice藤田陶器の基本情報>
住所:岐阜県土岐市泉北山町2-4
営業時間:(平日)10時〜16時(土日)11時〜15時
定休日:不定休
アクセス:土岐ICから車で約5分
写真:土庄 雄平
地図を見る最後に3つ目の楽しみ方が、買い物をしながら食も楽しめるということ。
「織部ヒルズ」の入り口には、道の駅が設けられており、ご当地グルメに舌鼓を打つことができます。美濃エリアは愛知に近いため、名古屋めしの影響を垣間見られるのがポイントです。
写真:土庄 雄平
地図を見る道の駅に併設する"峠の茶屋 みわ屋"の名物は「ひつまぶし」!香ばしく焼き上げた鰻を、丼・薬味・お茶漬けと3回に分けて頂くことができます。
一口食べれば、少しカリッとした表面に始まり、ジューシーでふわふわな身と濃厚なタレ。お茶漬けでは、くどさを感じずサラリと鰻を味わえるのが魅力です。
みわ屋のひつまぶしは、うどんorそばも付いて、お値段1,350円とリーズナブルな点も嬉しいですね。
<峠の茶屋 みの屋の基本情報>
住所:岐阜県土岐市泉北山町2丁目13
営業時間:10時〜19時
定休日:不定休
アクセス:土岐ICから車で約5分
写真:土庄 雄平
地図を見るまた織部ヒルズの一角にお店を構える「雑貨カフェ ブロッサム」は、モーニングが人気のお店。朝8時〜11時の間は、ドリンクのお値段だけで食パン・ゆで卵・サラダ・ヨーグルトが頂けます。
なお+180円出すと、食パンをマフィンに変更可能です。マフィンはふわふわで食べ応え抜群の絶品なので、ぜひ変更してみてくださいね!
織部ヒルズは11時に開店のお店も多いので、その前にブロッサムで優雅なひと時を過ごしてみてはいかがでしょうか?
<雑貨カフェ ブロッサムの基本情報>
住所:岐阜県土岐市泉北山町5-1
営業時間:9時〜18時
定休日:水曜日・木曜日
アクセス:土岐ICから車で約5分
写真:土庄 雄平
地図を見る日本有数の焼き物の生産地・美濃地域。その中で今回紹介した「織部ヒルズ」は、バリエーションに富んだ焼き物や食器が揃う"美濃焼のデパート"です。手に届く価格帯も多く、一品物からセット物まで、見るだけでも楽しいので、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか?きっと自分お気に入りの食器に出会えるはず!
住所:岐阜県土岐市泉北山町3丁目1
電話番号:0572-55-1322
アクセス:土岐ICから車で約5分
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事を書いたナビゲーター
土庄 雄平
1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。山岳雑…
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