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恋を叶えて!ポルト郊外アマランテで聖ゴンサーロの秘部に祈りを

恋を叶えて!ポルト郊外アマランテで聖ゴンサーロの秘部に祈りを

更新日:2020/11/16 10:20

竹内 あやのプロフィール写真 竹内 あや トラベルライター
ポルトガル第2の都市ポルトから西へ約50kmに位置する小さな町アマランテ。山と川に囲まれた風光明媚な場所としても知られています。なんとここに、知る人ぞ知る、恋の神様がいることをご存じですか? その名も聖ゴンサーロ。サン・ゴンサーロ教会に祀られているのですが、なんとこの聖人、秘部に不思議な紐が……。その使い道は後で述べるとして、この“縁結びの神様”に祈りを捧げに訪れる女性たちが、今も後を絶ちません。

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“縁結びの神様”とは?

“縁結びの神様”とは?

写真:竹内 あや

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聖ゴンサーロは、10世紀後期〜11世紀半ばにかけて実存した人物。1187年にポルトガルの旧首都ギマランイスに生まれ、カトリック教会の修道士としてローマやエルサレムへと赴きました。長年の巡礼の後にたどり着いたのが、ギマランイスの南東約30kmに位置するアマランテ。ここで数々の奇跡を起こして人々を救い、町の守護聖人として祀られるようになりました。

“縁結びの神様”とは?

写真:竹内 あや

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彼の偉業のひとつとして語り継がれているのが、タメガ川に架かる橋の建設。当時、50mにもおよぶ石橋を作るのにはかなりの知恵と人力が必要でしたが、人々の先頭にたって橋を完成させました。だれも動かせそうにない巨石が、聖ゴンサーロにかかると軽々と動いたといった逸話も。彼の貢献にちなんでサン・ゴンサーロ橋と名づけられた橋は、今も町の人々にとって欠かせない交通の要となっています。

<基本情報>
住所:Ponte de S. Goncalo, Amarante
アクセス:アマランテのバスターミナルから徒歩約5分

秘部に結ばれた紐を引っ張ってお祈り!?

秘部に結ばれた紐を引っ張ってお祈り!?

写真:竹内 あや

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聖ゴンサーロにまつわる逸話は、ほかにも多く残っています。彼が川のほとりで祈りを捧げると魚がたくさん集まってきた、岩を杖で叩いたらワインが流れ出てきたなど……。彼が亡くなった後も彼の力を信じて祈りを捧げる人が後を絶たず、いつしか“恋の神様”として、女性の間で広まっていきました。

秘部に結ばれた紐を引っ張ってお祈り!?

写真:竹内 あや

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さて、そのお祈りの方法ですが、それが少し変わっています。聖ゴンサーロ像の秘部にはなぜか紐が結びつけられているのですが、その紐を3回引っ張り、敬虔な祈りを捧げると、良縁に恵まれるのだとか……。

その所以は定かではありませんが、もともと“像に結ばれた紐”は宗教的儀式などの行列の際に取り付けられたもので、像の代わりにひもに触って(引っ張らずに)祈りを捧げていたのだといわれています。それが、いつしか“女性たちの願いを叶える神様”として、「紐を引っ張ってお祈りをしたら、秘部で“了解”の合図を送ってきた」といった話が広まっていきました。

聖人が祀られたサン・ゴンサーロ教会

聖人が祀られたサン・ゴンサーロ教会

写真:竹内 あや

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聖ゴンサーロが祀られているのは、タメガ川に架かる橋のすぐ北にあるサン・ゴンサーロ教会。遠くからでも目に留まるゴシック、ルネサンス、バロック、スペイン風古典様式の建物で、1540年にジョアン3世の命で建設が始まりました。もともと聖ゴンサーロが眠る地に建てられたもので、約80年をかけて完成。教会の北には鐘楼、回廊が続き、その先には現在美術館として利用されている修道院が続いています。

聖人が祀られたサン・ゴンサーロ教会

写真:竹内 あや

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建物に近づくと、まず目に留まるのが、堂々とした姿でそびえるファサード。1、2階部分は盛期ルネサンス、3階部分はルネサンス後期〜バロック様式に近いマニエリスム様式で、柱や装飾にもその違いが顕著に表れています。ファサードに向かって、左側に続いているのは“王のギャラリー”と呼ばれるバルコニー。ジョアン3世など教会建設に携わった王たちの像が、各柱の前に地上を見下ろすように立っています。

<基本情報>
住所:Ig. de S. Goncalo, Praca da Republica, Amarante
アクセス:アマランテのバスターミナルから徒歩約7分

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どうか“痛み軽減”にご協力を

どうか“痛み軽減”にご協力を

写真:竹内 あや

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聖ゴンサーロ像に出会えるのは、中央祭壇に向かって左側にある小さな聖具保管室(写真上)の片隅。多くの女性に懇願され、“痛み”を軽減するためか、現在は次のような“お願い”が足元の壁に貼られています。

「敬虔な気持ちで、祈りを捧げてください。どうか、触ったり、引っ張ったりしないでください。」

どうか“痛み軽減”にご協力を

写真:竹内 あや

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保管室に安置されたこの木像(写真上)は、現存する聖ゴンサーロ像としては最古のもので、一本の大木から作られています。16〜17世紀までは教会内の祭壇に祀られていましたが、現在その場所にはよりモダンな姿となった聖ゴンサーロの石像が立っています。

“必須アイテム”は男性器の形のお菓子!

“必須アイテム”は男性器の形のお菓子!

写真:竹内 あや

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この町で毎年6月の第一週末に盛大に行われるのが、聖ゴンサーロ祭。太鼓などの楽器によるパレードが繰り広げられるなか、数々の屋台が立ち並び、町は大勢の人々でにぎわいます。

祭りを訪れる独身女性の目的は、‟恋のお守り”を手に入れること。ボーロ・デ・マルテーロと呼ばれる男性の性器の形をした郷土菓子で、祭り当日には大小さまざまなものが屋台にずらりと並びます。

“必須アイテム”は男性器の形のお菓子!

写真:竹内 あや

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ボーロ・デ・マルテーロは、小麦粉と砂糖、バター、卵白でできた固いクッキーのようなお菓子。いつ頃からこのような菓子が作られるようになったのかは定かではありませんが、聖ゴンサーロの秘部にまつわる逸話が広まるにつれ、女性たちの間で密かに作られるようになったのだと考えられています。

小さなものは手の平サイズで、隠し持っていてもバレない程度。旅行者にとってはうってつけの“お守りサイズ”ですが、なかには1mもの巨大サイズのものも!! 昔はこっそり買い求める女性が多かったといいますが、今では“土産話”として大胆に抱え、町なかをさっそうと歩く女性の姿を見かけることも珍しくはありません。

ちなみに“必須アイテム”のボーロ・デ・マルテーロは、運が良ければ祭り以外の時期でも聖ゴンサーロ教会近くの屋台で手に入れることができます。

ちょっぴり勇気を出して‟お願い!”

まるで絵はがきの中から飛び出してきたかのような風景が広がる、ポルト郊外の小さな町アマランテ。多くの女性たちの幸せを後押ししてきた聖ゴンサーロの面影は、この町のあらゆるところに残されています。男性の性器の形をしたお菓子に、聖ゴンサーロの秘部に結わえ付けられた祈りの紐……。ちょっとだけ勇気を出して、あなたも縁結びの神さまに願いを託してみませんか。アマランテへはポルトからRodonorte社のバスで約50分です。


2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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