魅力的な観光名所がいっぱい!関門海峡をぐるり一周してみよう

魅力的な観光名所がいっぱい!関門海峡をぐるり一周してみよう

更新日:2020/11/21 15:02

麻田 ユウミのプロフィール写真 麻田 ユウミ 旅ブロガー
本州と九州を隔てる関門海峡には、魅力的な観光スポットがたくさん!レトロな街並みの門司港、源平の合戦の舞台の下関の壇之浦、海鮮が有名な唐戸市場等、行く先々でがらりと違った観光名所が待っています。また、この関門海峡では様々な交通手段を使うことができるのもポイント。特に人気が高いのが、海の下を歩いて本州・九州間を行き来できる人道トンネル。様々な交通手段を楽しみながら関門海峡を1周してみませんか?

レトロな街並み!魅力がいっぱいの「門司港」

レトロな街並み!魅力がいっぱいの「門司港」

写真:麻田 ユウミ

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関門海峡の九州側にある門司港は、たくさんのレトロな建物が残されている人気の観光スポット。大正時代の駅舎を復原した門司港駅をはじめ、明治から大正時代にかけて建てられた赤レンガのノスタルジックな建物が並び、タイムスリップした気分を味わえます。

レトロな街並み!魅力がいっぱいの「門司港」

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たくさんのレトロな建物の中で、一番のオススメは門司港駅。この門司港駅は大正3年に建てられた駅舎を復原したもので、他の駅にはないレトロな雰囲気が漂います。身分の高い人が利用した貴賓室を見学することや、展示スペースでは食堂で使われていた食器等、貴重な資料の展示もあります。

レトロな街並み!魅力がいっぱいの「門司港」

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また、門司港はバナナの叩き売り発祥の地としても有名です。バナナは明治後期に台湾から輸入され、門司港は台湾と地理的に近いことから大量に荷揚げされました。独特の口上を述べ客を引き寄せバナナを売るバナナの叩き売りが始まったのが門司港。門司港駅近くには「バナナの叩き売り発祥の地」の記念碑があり、バナナを使ったお土産も人気です。

トンネル内の車内は必見!観光列車「潮風号」

トンネル内の車内は必見!観光列車「潮風号」

写真:麻田 ユウミ

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関門海峡を巡る交通手段としてオススメがブルーの車体が可愛いレトロなトロッコ列車「潮風号」。門司港の九州鉄道記念館駅から関門海峡めかり駅まで運行している観光列車で、最高時速15キロ、2.1キロのコースは日本で一番遅く、短い距離の列車なんです。

トンネル内の車内は必見!観光列車「潮風号」

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潮風号が走るコースは約10分。その間車窓からは門司港の街並みや関門海峡等、様々な景色を楽しむことができます。1番の見どころが到着前の和布刈トンネル。トンネルの中に入ると、潮風号の天井に門司港レトロにある施設や関門海峡に生息する魚たちが映し出されます。とても幻想的で大人も子供も楽しめますよ!

トンネル内の車内は必見!観光列車「潮風号」

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また、潮風号終点の関門海峡めかり駅前には、昭和23年製造の「客車オハフ33 488」と昭和35年製造の関門トンネル専用の電気機関車「電気機関車EF30 1」の展示があります。車内は昭和30年代の雰囲気を味わうことができる無料の休憩場所や、売店が併設されていています。レトロな車内でゆったり休憩できるオススメスポットです。

海底に県境?海の下を歩いて渡れるトンネル

海底に県境?海の下を歩いて渡れるトンネル

写真:麻田 ユウミ

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関門海峡の人気スポットの1つが門司と下関をつなぐ人道トンネル。全長780mの歩行者用海底トンネルで、なんと海の下を通って本州と九州を行き来できます。海底トンネルは2つに分かれていて、上が車道、下が歩行者になっています。昭和33年に完成したこのトンネルは、完成までに21年もの歳月がかかったそうです。

海底に県境?海の下を歩いて渡れるトンネル

写真:麻田 ユウミ

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トンネル中にはなんと福岡県と山口県の県境もあります!海の下を歩いて県を渡ることができる場所はココだけなので貴重なスポット!写真スポットとしても大人気なので記念撮影をお忘れなく。海底散歩は旅の素敵な記念になりますよ。

海底に県境?海の下を歩いて渡れるトンネル

写真:麻田 ユウミ

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また、両県の人道トンネルのエレベーターホールにある記念スタンプも忘れずに押してください!どちらも半円のスタンプで門司港側と下関側のスタンプを合わせると1つのデザインになるもの。設置の台紙にスタンプを押して提示すると「関門TOPPA!記念賞」をもらうことができます。

<人道トンネルの基本情報>
住所:
福岡県北九州市門司区門司(門司港側)
山口県下関市みもすそ川町22(下関側)
利用時間:6:00〜22:00

歴史の舞台!下関は源平の合戦の最後の地

歴史の舞台!下関は源平の合戦の最後の地

写真:麻田 ユウミ

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関門海峡人道トンネルの下関側には「みもすそ川公園」があります。ここは源平の合戦の最後の舞台である壇之浦に面しており、源義経と平知盛の像があります。ここは関門海峡の中の一番狭まった場所にあり、潮流の速さは日本有数です。そのため代表的な関門海峡の景色を見ることもできます。

歴史の舞台!下関は源平の合戦の最後の地

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源平の合戦で敗れ、幼くして入水した安徳天皇が祀られている赤間神宮も必見スポット!鮮やかな朱色が輝く神宮は、陸の龍宮城とも呼ばれています。平家一門の墓である「七盛塚」や「源平合戦図」等貴重な資料もたくさんあります。また、江戸時代の怪談で有名な耳なし芳一を祀る「芳一堂」もあります。

<赤間神宮の基本情報>
住所:山口県下関市阿弥陀寺町4-1
電話番号:083-231-4138
営業時間:6:00〜18:00

美味しい食事と絶景の「唐戸市場」

美味しい食事と絶景の「唐戸市場」

写真:麻田 ユウミ

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門司港駅の対岸にあるのが唐戸。唐戸で絶対訪れたいのが「唐戸市場」。ふぐの市場としてはもちろん、新鮮な魚が揃う市場として人気です。卸売り場や、仲卸売場、食料品卸センター等があり、新鮮な魚をその場で食べたり、お土産に持ち帰ったりすることが可能です。

美味しい食事と絶景の「唐戸市場」

写真:麻田 ユウミ

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唐戸市場の隠れた人気スポットが屋上の芝生広場。ココからは関門海峡と関門橋、対岸の門司港を見ることができる絶景スポット!芝生広場は飲食持ち込み可なので、市場で買ったものを絶景を見ながら広場で食べてはいかがですか?

<唐戸市場の基本情報>
住所:山口県下関市唐戸町5-50
電話番号:083-231-0001
営業時間:5:00〜15:00(金・土・日のみ)

美味しい食事と絶景の「唐戸市場」

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唐戸から門司港までは関門汽船の利用がオススメ。約5分のショートクルーズですが、海から見る関門橋や門司港、下関の街並みはまた違った景色を見せてくれます。サンライズや夜のライトアップの時間帯もオススメです。

様々な交通手段で関門海峡を一周してみよう!

関門海峡にはたくさんの見どころがあり、列車や徒歩、船等、たくさんの交通手段が用意されているのも魅力の1つ。様々な交通手段を使いながら、歴史的な観光名所と関門海峡の絶景を是非楽しんで下さい!

2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/09/20 訪問

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