至高のグルメで海鮮三昧!魚の城下町「道の駅知床・らうす」

至高のグルメで海鮮三昧!魚の城下町「道の駅知床・らうす」

更新日:2020/11/22 17:26

Mayumi Kawaiのプロフィール写真 Mayumi Kawai 絶景ハンター、トラベルライター、自称ミステリーハンター
世界自然遺産「知床」に位置する羅臼町。北半球最南端の流氷の地である羅臼港は、流氷が運ぶ豊富な栄養分で多種多様な魚種と最高の漁場がもたらされ、別名「魚の城下町」といわれています。

秋鮭、ウニ、タラ、ホッケ、昆布など羅臼産海産物は一目置かれる極上品揃い。都会ならウン万円もするものも「道の駅知床・らうす」ならお手頃価格で楽しめます。知床羅臼の至高の海鮮グルメ、ぜひお試しあれ。

知床羅臼は「魚の城下町」!

知床羅臼は「魚の城下町」!

写真:Mayumi Kawai

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オホーツク海に面して、長く突き出した北海道知床半島。その東部に位置する羅臼(らうす)町は、町の大部分が知床国立公園であるとともに、ユネスコ世界自然遺産「知床」の登録領域にあたります。

北方領土の国後島(くなしりとう)を一望し、国後島と羅臼の間にまたがる根室海峡には、例年冬になると湾を埋め尽くすほどの大量の流氷が流れ着きます。その流氷とともに運ばれた豊富な海の栄養分が多種多様な魚種と最高の漁場を育み、羅臼町は日本有数の漁獲量を誇る「魚の城下町」としても知られています。

知床羅臼は「魚の城下町」!

写真:Mayumi Kawai

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そんな羅臼港の目の前に立つ「道の駅知床・らうす」は、比較的こじんまりした施設ながらも、取り扱われる羅臼産の海の幸は鮮度抜群の極上品揃い!その充実の品揃えで海鮮好きを楽しませてくれます。

地元海鮮問屋が営む商店で羅臼産海産物を物色!

地元海鮮問屋が営む商店で羅臼産海産物を物色!

写真:Mayumi Kawai

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道の駅に隣接する「らうす深層館」には、地元海鮮問屋の「舟木商店」と「丸大あべ商店」が営む土産物屋が軒を並べ、知床羅臼ならではの脂の乗った旬の魚介類や、干物、漬け魚、魚卵、昆布、各種魚加工食品などが豊富に取り扱われています。

地元海鮮問屋が営む商店で羅臼産海産物を物色!

写真:Mayumi Kawai

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都会で買えば何倍もするような羅臼産の一級品が、産地ならではのお手頃価格と抜群の鮮度、ボリュームで販売されています。あの最高級羅臼産バフンウニ(生うに)や秋鮭、カニ、いくら、真ホッケなど、市場になかなか出回らないアイテムまで手軽に手に入るのもご当地道の駅ならではですね。

地元海鮮問屋が営む商店で羅臼産海産物を物色!

写真:Mayumi Kawai

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たとえばこの羅臼昆布。羅臼昆布といえば、真昆布、利尻昆布と並んで最高級に位置づけられる昆布の一つ。有名料亭や寿司店などで重宝されるこの昆布が、不揃いや切り落としなどで規格外となった家庭向け商品の場合、3袋1,000円(税別)と衝撃価格で販売されています。規格外といっても味は全く変わりません。羅臼昆布特有の濃厚だしで、おでんや煮物、お味噌汁など、普段の家庭料理をワンランクアップさせたい方にはぜひおすすめです。

羅臼漁協直営「海鮮工房」はさながらフィッシュマーケット

羅臼漁協直営「海鮮工房」はさながらフィッシュマーケット

写真:Mayumi Kawai

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道の駅に併設された羅臼漁業協同組合直営の「海鮮工房」では、海産加工品からお菓子まで、より幅広い知床羅臼の特産品が取り扱われています。ユニークなのが、店内に設置された鮮魚コーナー。羅臼港で水揚げされた見たこともないような朝採れ地魚や貝類などがたっぷりまとめて低価格で販売されています。

また冷蔵コーナーには家庭用にさばかれた魚の切り身やお刺身、ボイルされたエビ、貝類、お惣菜なども取り扱われ、さながらスーパーの鮮魚コーナーかフィッシュマーケットのようです。

羅臼漁協直営「海鮮工房」はさながらフィッシュマーケット

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羅臼を代表する名品の一つ、羅臼産エゾバフンウニ。エゾバフンウニの中でも羅臼産は、最高級の羅臼昆布を贅沢に食べて育った「日本一贅沢なウニ」と評され、一口食べただけでその差が歴然とわかるほど、味は超濃厚、甘く、とろけるような舌触りが特徴です。

特に身を殻から取り出して塩水につけた完全無添加の採れたて「生うに」は、臭みや苦味が一切なく、ウニ本来の濃厚な旨味が凝縮して、一度食べたら忘れられない贅沢の極みです。そのお土産用の塩水パック(100g)はこれだけ贅沢にご飯に盛り付けられて2,500円(税抜)と破格!

なお、羅臼のウニ漁は厳冬期から春先までで、それに合わせて販売期間もおおむね1月〜6月と期間限定。羅臼に来たらお見逃しなく。

羅臼漁協直営「海鮮工房」はさながらフィッシュマーケット

写真:Mayumi Kawai

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ちなみに、冷凍コーナーには、普段お目にかかれないような変わり種商品も取り扱われています。たとえば、鯨のベーコンや海馬肉(トド肉)など。興味のある方は記念に是非チャレンジしてみてはいかが?

そのほか、羅臼昆布を使ったご当地昆布ソフトクリームやアイスも人気アイテムです。

知床羅臼の絶品グルメが楽しめる「知床食堂」

知床羅臼の絶品グルメが楽しめる「知床食堂」

写真:Mayumi Kawai

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らうす深層館の1階と2階には羅臼の絶品グルメが味わえる「知床食堂」が併設されています。羅臼ならではの旬の魚介を使用した海鮮丼や定食、ご当地昆布ラーメンが人気で、お手頃価格で味わえると評判です。

知床羅臼の絶品グルメが楽しめる「知床食堂」

写真:Mayumi Kawai

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羅臼といえば、バフンウニのほか、真ホッケやキンキ、タラ、スケソウダラなども有名ですが、特に秋鮭は日本有数の産地として外せないアイテム。

定番の焼き鮭定食からサーモンの刺し身・いくら・焼き鮭を盛り付けた鮭三昧の「なまら鮭丼」など各種鮭メニューを楽しめるほか、夏場でも、白子や卵を持たない若く脂の乗った珍しい鮭「時鮭(トキシラズ)」が楽しめます。

道の駅知床・らうすは野生動物ウォッチングの情報発信基地

道の駅知床・らうすは野生動物ウォッチングの情報発信基地

写真:Mayumi Kawai

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道路を走ればかなりの高確率でエゾシカやキタキツネ、時にはヒグマに出くわす野生動物の宝庫、知床。そんな知床では、夏にはイルカやシャチ、クジラ、冬にはオジロワシ、オオワシ、トド、アザラシ、北海道だけに生息する日本最大のシマフクロウなど、季節に応じた野生動物ウォッチングが盛んです。

道の駅知床・らうすは各種野生動物ウォッチングに関する情報発信基地でもあります。野生動物の目撃情報や観光船クルーズの出航状況など、最新情報が案内板に掲示されています。
※観光船メニューや主催会社一覧などは本ページ末尾の「関連MEMO」にある知床羅臼観光協会「知床世界自然遺産 羅臼」ホームページの「観光船」ページをご参照ください。

道の駅知床・らうすは野生動物ウォッチングの情報発信基地

写真:Mayumi Kawai

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羅臼産の極上グルメが味わえて、知床ならではの野生動物ウォッチングまで楽しめる、こんな贅沢な想い出が作れる知床羅臼、ぜひ羅臼町を訪れたら「道の駅知床・らうす」に立ち寄ってみてくださいね。

道の駅知床・らうすの基本情報

住所:北海道目梨郡羅臼町本町361-1
電話:0153-87-3330
開館時間:9:00〜17:00(4月〜9月)/10:00〜16:00(11月〜3月)
休館日:年末年始(12/28〜1/5)

2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/10/15 訪問

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