動画:安藤 美紀
地図を見る雄大な、どっしりした妙高山。その標高1000mに位置する「赤倉観光ホテル」は、大自然の開放感を味わえるラグジュアリーな山岳リゾート。どんなプレミアムな体験ができるのか、まずは動画でお楽しみください。
実はこの宿、上信越自動車道「妙高高原IC」からわずか約10分で行ける抜群の好立地なんです。動画をご覧いただくと、「高速を降りてすぐの場所とは思えない!」と衝撃を受けるかも。
そもそも「赤倉観光ホテル」は、まだ日本にリフトがない時代から、スキーリゾートの先駆けとして昭和12年に開業しました。
だから冬は格別!目の前がゲレンデになっていて、リフトに乗らずとも、ホテルから2〜3歩あるくだけで滑り出せます。しかも、ここは日本屈指の豪雪地域。雪の壁ができるほどハンパない積雪量で、天然雪100%のスキーが楽しめます。
スキーシーズン以外のゲレンデは、癒しとパワーに満ち溢れた絶好のお散歩スポット。
約100万坪の敷地には、ガーデンやわさび園、滝、赤倉温泉の開湯を祈願した山の神祠などが点在。ガーデンには、白くて可愛いそばの花も植えられているんですよ。そばの実がうまく熟したときには、実をとって年越しそばにするのも「赤倉観光ホテル」の知られざる魅力。
写真:安藤 美紀
地図を見るよくSNSで話題になる場所といえば、「SPA&SUITE棟」最上階の「アクアテラス」。キリリと冷えた朝に雲海が見られたり、雲が水盤に映り込んだり。空へ放たれるような景観をじっくり楽しみましょう。すぐ下のフロアが大浴場になっているので、湯上がりに涼むのもオススメですよ。
ちなみに、宿で使用する水は全て約1km離れた水源地から引く天然の湧水。水盤にも妙高山の湧水が使用されいており、透明感抜群です。
写真:安藤 美紀
地図を見る本館の中でもロビーやバーは、昭和41年に建て直したままの内装を引き継ぐ、昭和レトロな空間。新館に新しいバーがオープンしたため、通常、本館のバー営業は行っていませんが、ゲストはいつでも自由に見学できます。一見小さくて地味ですが、中に入るとエレガントに溢れ、落ち着いた造り。レトロフューチャーな1枚が撮れますよ!
写真:安藤 美紀
地図を見る同じく、本館1Fの「ギャラリー」も、レトロで珍しいスポット。ここは「赤倉観光ホテル」の歴史を集めたミニ資料館です。
部屋の奥には、創業当時のパンフレットが壁にぎっしり。よく見ると、ルームキーの裏側に描かれたホテルのイラストは、昔使われていたパンフレットと同じものなんですよ。作者は、帝国ホテルやホテルオークラのデザインを監修した繁岡ケンイチさん。2〜3周回って、今っぽく感じますよね。
写真:安藤 美紀
地図を見る続いては、客室について。根っからの温泉好きなら、露天風呂付き客室がある「プレミアム棟」か「SPA&SUITE棟」がオススメ。
中でも、3名利用の客室「プレミアム棟」P3は、源泉かけ流しの露天風呂に加えて、立ったまま入浴する深湯も楽しめます。ここは斑尾山を中心にした山々を見下ろす、最高のロケーション。開放感たっぷりの湯浴みは、温泉好きにとって幸せの極みです。
写真:安藤 美紀
地図を見る家族やグループで楽しめる客室といえば、最大4名利用の「プレミアム棟」P4です。面積が143平米もあり「赤倉観光ホテル」の中では最大の広さ。さらにP4のテラスは、大浴場と同じ高さでワイドも同じ。貸切大浴場感覚で贅沢な湯浴みができます。
写真:安藤 美紀
地図を見る「本館」の客室は、なんといっても見晴らしが最高。目の前が急斜面になっているため、遥か遠くまで見渡せたり、幻想的な野尻湖も望めます。
大浴場の露天風呂は、少し冷たい高原の風と温泉の温度差が心地いいスポット。ほとんどの人は温泉に入ると、まず「ふぅ……」と息を吐いて、体中の空気をリセットします。
ここにたっぷりと注がれているのは、江戸時代から自然に湧き出す源泉かけ流し。温度は52度と高めですが、2km先にある妙高山の北地獄谷から専用温泉管でゆっくりと引湯することで、ちょうどいい湯加減になるんです。また「赤倉観光ホテル」は赤倉温泉街の中で一番高い場所にあるため、他の宿に比べて湯の花の量が多いのも特徴。
写真:安藤 美紀
地図を見る温泉を楽しんだら、お楽しみの夕食タイム。「赤倉観光ホテル」は連泊する人が多いため、食の選択肢が豊富。レストランが3つもあって、和食のお店ではカウンターでお寿司も楽しめます。
例えば、「アクア グリル ダイニング」は、シェフたちがきびきびと調理する姿をガラス越しに見られて楽しいお店!メインの牛フィレ肉は、柔らかさが際立つ、あっさり軽やかな癒し系。これを食べるために定宿にしたくなります。
写真:安藤 美紀
地図を見るさらに、「赤倉観光ホテル」で人気を博しているのが、ご当地感たっぷりのスパ。
ここでは最初に、ネイティブインディアンたちが浄化する時に使う「アースロッジ」を使います。テント内では、姫川産の温められた薬石を両手で持ち、ゆっくりと深呼吸。その後、セラピストが妙高の薬草を野鳥の羽で仰ぎ、清涼感ある香りを取り込んでいきます。
はじめは、「一体、何が行われるの…?」とドキドキかもしれませんが、終わってみると、体のすみずみまでスッキリして気持ちいい!滞った心と体をリリースしてくれます。
写真:安藤 美紀
地図を見る楽しみなのは、「赤倉観光ホテル」の朝。運が良ければ、客室だけでなく、館内のいたるところで雲海に遭遇できます。雲海を見逃さないためにも、目覚まし時計は、日の出より15分ぐらい前にセットしておきましょう。カーテンを開け放ったまま眠り、翌朝、雲海が出ていたら「アクアテラス」へダッシュ!もし、どん曇りや雨だったら2度寝しちゃってもOKです。
写真:安藤 美紀
地図を見る旅の最後に「赤倉観光ホテル」のお土産もお忘れなく。ホテルショップなら、レトロポップな色彩のお土産がたくさん手に入ります。オススメは、昭和30年頃から今もなお使われているマッチ箱デザインのふせんや入浴剤、ノートなど。デザインはすべてルームキーと同じ、繁岡ケンイチさんです。
写真:安藤 美紀
地図を見るチェックアウト後に時間のある方は、「赤倉観光ホテル」のカフェテラスで、ゆっくり大人のティータイムを過ごしてみませんか?
一番人気は、ふわふわスポンジに甘酢っぱいイチゴとこっくりした生クリームを2段サンドした「イチゴのショートケーキ」です。カフェは宿泊者以外も利用OK。気軽に天空の雰囲気を味わえますよ。
「赤倉観光ホテル」は、真夏でも30度を超える日が数日しかない避暑地。秋は紅葉が美しく、冬は雪見風呂でざぶん…も最高です。
前日まで雨が降っていても、明け方5時頃、雨が止んで晴れの予報になれば、雲海発生の可能性大。平地では決して体験できない、高原濃霧をぜひ体験してくださいね。天空にこぼれるファンタジーな光景は、心に焼き付き、忘れられない思い出になるでしょう。
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/11更新)
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