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写真:旅人間
地図を見る若草山の北側を走る国道369号を柳生方面に車を進めて行くと、長閑な風景の中に「円成寺」の案内板が目に入ります。ここには柳生街道屈指の名刹!ぜひ立ち寄ってみましょう。
この円成寺は、春日堂・白山堂(国宝)をはじめ、重要文化財の本堂や楼門、また運慶の最初期の傑作として知られる大日如来像(国宝)で知られており、紅葉の頃になると見事な景色を魅せてくれます。
写真:旅人間
地図を見る無料の駐車場から境内に足を踏み入れると、まず庭園の美しさに目を奪われます。これは平安末期に寛遍僧正が築いたと伝わる作庭で、国の名勝に指定されています。
平安から鎌倉時代にかけて貴族住宅に流行した寝殿造系庭園に類似し、阿弥陀堂の前面に広がる浄土式庭園にある池は、風がとまると鏡のように景色を反転させます。四季を問わず見事な庭園ですが、秋の美しさは格別です。
写真:旅人間
地図を見る紅葉だけを楽しみたいという方は、この庭園の周囲を散策するだけで十分満足できます。なお、庭園は入場料などありません。
ただ、ここまで来て紅葉だけで帰るのは実に惜しい。石段を少し登った先は拝観料500円になりますが、本堂の阿弥陀堂で重要文化財の本尊の「阿弥陀如来坐像」、「四天王立像」、また奈良県指定文化財「南無仏大師立像」などを目の前で見ることが出来ます。
平安後期に建てられた本堂の「阿弥陀堂」は、応仁の兵火で焼失しますが程なく同じ姿で再建されています。全国的にも珍しい春日造社殿両庇付寝殿造阿弥陀堂で、堂内には前述の通り「本尊阿弥陀如来坐像」が安置されています。
また、本尊阿弥陀如来に従うように四本の絵柱があり、観音菩薩、勢至菩薩をはじめ、様々な楽器を演奏し舞い踊る諸菩薩が極彩色で描かれている所も見応えがあります。
写真:旅人間
地図を見る本堂からは重要文化財の「楼門」と「多宝塔」が美しく並んで見えます。この楼門も応仁の兵火により焼失し再建されたもので、多宝塔も応仁の兵火で焼失し再建されましたが、老朽化に伴い鎌倉へ移譲され、現在の塔は1990年に再建されたものです。
国宝の大日如来坐像はこの多宝塔に安置されていましたが、現在は相應殿(そうおうでん)に安置されています。運慶の最初期の作として知られている大日如来坐像は必見です。
写真:旅人間
地図を見る本堂の阿弥陀堂を正面に見て右側、石垣の上に見える二つの社殿が国宝の「春日堂」と「白山堂」です。全国で最も古い春日造の社殿となります。
その横には「宇賀神本殿」があり、こちらは春日造社殿の向拝を唐破風とした奈良県内最古級の社殿です。
住所:奈良県奈良市忍辱山町1273
電話番号:0742-93-0353
拝観時間:9:00〜17:00
拝観料:大人500円、中高生400円、小学生100円
休日:年中無休
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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