「驛站食堂」は高雄駅北側の出口から徒歩5分ほどの場所にあります。天津街という道沿いにありますが、横を走っている恆豐街という道は細い小道で、夜は特に周りが暗く、少し分かりにくい場所にあります。駅前の道が九如二路で、そこを西にまっすぐ進み、天津街を左折しまっすぐ進んで突き当たりまで行くと、左側の角にお店が見えてきます。
周りに盆栽などの植物がたくさん並べられている茶色の古民家のような建物が「驛站食堂」です。
奥まった場所でお店の先は行き止まり。こんな場所ですが、開店時間になると続々とお客さんが入ってきます。予約のお客さんが多いので、人数が多い場合、土曜日、日曜日の食事時は先に予約することをおススメします。
「驛站食堂」は1998年にできてから、台湾料理、家庭料理をメインにしているお店です。台湾ビールなどもあって、隠れ家的居酒屋という雰囲気。
店内には、レトロなポスターや地図、骨董品、鉄道の行き先表示板などがたくさん。古いものでは、日本時代のものもあります。
メニューは、豚肉類、鶏肉類、海鮮類などのおかずと飲み物、ご飯、スープに分かれています。一品はボリュームがあって、150元〜300元とリーズナブル。何をオーダーしたらいいか迷う方は看板メニューの一覧から選んでオーダーするか、あらかじめ数品がセットになっているセットメニューのオーダーをおススメします。
写真はセットメニュー650元(日本円約2275円)の中の一品「菜脯炒三層(干し大根と豚ばら肉の炒めもの)」。塩漬けの干し大根が濃い味付けなのでご飯やビールが進みます。650元は約二人分のセットです。
メニューには日本語も併記されているので指差しでもオーダーできますよ。
「清炒高麗菜(キャベツの炒めもの)」は、シンプルな炒めものですが、塩ベースの味付けがおいしいので、肉やシーフードのほかに野菜をオーダーするときにオーダーしてみてください!
また、シーフードでは「生炒花枝(イカの炒めもの)」がおススメ。タマネギやパプリカなどの野菜と一緒にイカを炒めたもので、イカが柔らかく調理されていて、おいしいです。
おかずやおつまみになる一品料理だけでなく、スープもおススメ。ボールのような大きさのお碗で運ばれてくるスープにびっくりします。「青菜豆腐湯(野菜と豆腐のスープ)」の具は、キュウリ、トマト、しいたけ、にんじん、たまごなど、色鮮やかでとてもきれいです。これで100元とはとてもリーズナブル。50元のサイズもあります。
また、ご飯は、一碗15元。豚のラードをかけたご飯「豬油拌飯」も15元なので、ご飯をオーダーするならこちらをおススメします。
ビールなどの飲み物はお店の奥の冷蔵庫から自分で取ってきて、お会計時に精算するシステムです。
お店の中には、美しい壺に入った年代もののお酒やとっくり、陶器などがたくさん棚に並べられているほか、昔のお酒やビールのポスター、また高雄駅に関する資料や写真などがたくさんあります。思わず写真を撮りたくなる場所がたくさん!食事が終わったらゆっくり店内をまわってみてくださいね。
レトロな素材を背景に思い出に残る写真を撮ってみてください!
「驛站食堂」には、クーラーがありませんので、暑がりの方には夕方以降がおススメです。また、不定休なのでフェイスブックであらかじめ営業しているか確認してくださいね。
住所:台湾高雄市三民區天津街2號
電話:+886-7-321-9986
営業時間:11:00~14:00 17:30~20:00
定休日:月曜日(不定休の休みの際はフェイスブックで告知)
アクセス:台湾鉄道高雄駅北側出口から徒歩約5分
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/4/19更新)
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