写真:小野 雅子
地図を見るブルガリアでは紀元前3千年には古代トラキア人が住んでいた痕跡があり、現在の首都ソフィアも有史以前からの長い歴史を誇ります。
年間平均気温は11.4℃という温暖な気候に、周囲を山々に取り囲まれた地形が、どことなく日本にも共通点を感じる街。そこに住むブルガリアの人びとの素朴な温かさ、ブルガリア正教を中心とした信仰の篤さは、文化の違いを超えてノスタルジックな雰囲気をたたえます。
ソフィア市内だけでもアレクサンドル・ネフスキー寺院を始めとする数々の荘厳な教会、旧共産党本部や各種博物館など、観光スポットに事欠きません。
写真:小野 雅子
地図を見るまたブルガリアは、ヨーロッパ他国に比べてかなり諸物価の安い国。ソフィア空港から都心までイエロー・キャブに数十分ほど乗っても大体17レフ(約1000円)ほどで済むのは、現地の電車や路線バスなどに慣れない旅行者にとって助かりますね!
写真:小野 雅子
地図を見る今回ご案内するホテルは、アレーナ・ディ・セルディカ。市街中心地というロケーションが便利な5つ星ホテルで、セルディカというのは昔このソフィア周辺にトラキア人が名付けた地名。外観だけを見ると、すっきりモダンな印象を受けますが・・・中に入ると、意外なものが待っているんですよ!
写真:小野 雅子
地図を見るそもそもの発端は2004年。この土地を買ったホテル・チェーン会社が建設工事を始めたところローマ時代の壁を発見したため、即座に考古学チームを招集して慎重に地下を掘削しました。
そして最初に全貌を現わしたのが、楕円形の舞台とそれを取り囲む客席。同時に発掘された陶器やコインから、3世紀〜4世紀に建てられたものと判明したのですが・・・なんとその5メートル下にももう1つ、2世紀〜3世紀の劇場も出現!
写真:小野 雅子
地図を見るこの2つの劇場は古代ローマ帝国ディオクレティアヌス帝統治時代に始まり、コンスタンティヌス大帝の時代に完成したもの。出土された皿などに描かれたライオンやトラ、野牛、ワニなどはグラディエーター達の戦闘相手となった動物たち。また熊の歯なども見つかりました。
アレーナ・ディ・セルディカというホテル名も、英語ならばセルディカ・アリーナ。アリーナは元来「砂」を意味するラテン語で、血や残骸などを掃除するのに簡便なため舞台には砂が敷かれていたのです。今でも舞台や競技場を客席が囲むスタイルの会場をアリーナと呼ぶのは、その名残り。
写真:小野 雅子
地図を見る想定外の遺跡を掘り起こしたため、ホテル会社が当初予定していた設計図も貴重な2層の遺跡を損なわないよう大幅に変更。補強をかねてモダンかつ洗練された柱や床をアレンジし、新旧の美しさを合わせ持つアレーナ・ディ・セルディカ・ホテルが誕生しました。
写真:小野 雅子
地図を見る63室ある客室はクラシックルーム、エグゼクティブルーム、ジュニアスイート、デラックススイートの4タイプから選べます。どちらもゆったり広めの間取りと、エレガントで洗練されたインテリアが素敵。
また宿泊中に最も大切な「眠り」の質を高めるサービスとして、枕の材質や性能を選べるピロー・メニューも充実。メモリーフォーム枕、グースダウンの羽根枕、敏感肌用の素材にこだわった枕など、6種類の枕が揃っているのは嬉しいですね。
写真:小野 雅子
地図を見るバスルームも快適かつ実用的です。ヨーロッパの古くからあるホテルではお湯の温度調整や水圧がイマイチという事が珍しくありませんが、21世紀に完成したこのホテルでは心配無用。バス・アメニティはフランスの人気ブランド、ロクシタンで統一されているのも高ポイントです。
写真:小野 雅子
地図を見るまた「ウェルネス・クラブ」という、ビューティー&フィットネス総合エリアも充実。ローマ時代の遺跡がある地下フロアーにはフェイシャル&ボディ・トリートメント、マッサージ、エクササイズジム、そして運動のあとには欠かせないプロテイン・バーなどが揃っています。
写真:小野 雅子
地図を見るホテル内のレストランは2つあり、朝食やランチ、午後のお茶などオールラウンドに使えるのは「ラ・トリビューナ」。いっぽうソフィア市街を見晴らしながら、ゆっくりイタリアン・ディナーを堪能できる「ラ・テラッツァ・セルディカ」もお勧めです。
写真:小野 雅子
地図を見るもちろんホテル周辺にも美味しいレストランやカフェが色々ありますよ。中でもホテルから徒歩数分という便利な場所にある、ビストロ&ピッツァリア「ヴィーノ・ヴィーノ」は筆者のイチオシ。イタリア料理がメインですが、ジャガイモと挽肉のムサカにヨーグルト添えたものなどブルガリアン・ディッシュも数種あります。
写真:小野 雅子
地図を見るそしてブルガリアはワインの産地でもあるため、美味しい地元ワインが驚くほど良心的な値段で揃っています。リラックスできる雰囲気が心地よく、つい長居したくなるお店です。
<ヴィーノ・ヴィーノの基本情報>
住所:Vino Vino, ulitsa Georgi S. Rakovski 121, 1000 Sofia Center, Sofia
電話番号:+359-88-447-4003
写真:小野 雅子
地図を見るアレーナ・ディ・セルディカは市街中心部にあるので、観光スポットに事欠きません。ソフィアでの必訪No.1スポットと言われる美しいアレクサンドル・ネフスキー寺院、ソフィア歴史博物館、旧共産党本部などは徒歩圏内。観光にも商用にも、たいへん便利なロケーションです。
またブルガリアで最も有名な世界遺産、リラ修道院への日帰り旅行も可能なソフィア。各旅行会社で催行するガイド付きツアーは、ホテル送迎をしているものが多いので是非どうぞ。
写真:小野 雅子
地図を見る地下鉄や路面電車を利用して聖ネデリャ教会、聖ぺトカ地下教会、イスラム教モスクのバーニャ・バシ・ジャーミヤを訪ねるのも良いでしょう。
ブルガリア土産を探すならば市内最大のショッピング・センターであるモール・オヴ・ソフィアも便利だし、百年前に中央市場として建てられた風情あるセントラル・ハリでソフィアっ子に混じって買物するのも、いい旅の思い出になりますよ!
写真:小野 雅子
地図を見るアレクサンドル・ネフスキー寺院前の公園には、沢山の花や木々の間にこんな記念碑もあります。これは日本とブルガリアの国交回復40周年を祝した1999年、日本から50本の桜の木を寄贈した際に建立されたもの。もし春にここを訪れたら、満開の桜並木の下を歩けるかもしれませんね。
ブルガリアの首都ソフィアへ観光やビジネスで訪れる場合、やはり都心は何かと便利。そんなロケーションにも関わらず大通りに面していないため閑静な一角にあるアレーナ・ディ・セルディカは、都会のオアシスという形容がぴったりです。洗練された5つ星ホテルにローマ遺跡がとけ合った魅力的な空間で、思い出に残るソフィア滞在を!
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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