写真:Naoyuki 金井
地図を見る「県立恩賜箱根公園」は、箱根関所跡のある箱根エリアと箱根神社の門前町元箱根エリアの中間で、芦ノ湖に突き出た塔ヶ島と呼ばれる半島にあります。明治時代に宮内庁が皇族の避暑と外国の賓客の為の離宮造営を計画したのが始まりです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る明治19年に完成した箱根離宮は、二階建ての西洋館と日本館を中心として華麗な姿を芦ノ湖に映していましたが、大正12年の関東大震災と昭和5年の北伊豆地震により倒壊しました。
そして終戦後の昭和21年3月離宮跡地は神奈川県に下賜され、その後、県立都市公園となり「かながわの景勝50選」に選定されたのです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る中央門から樹木が歓迎している様な中央園路を進んだ先には、いきなり富士山と芦ノ湖の絶景を目の当たりにします。
この公園には、美しい景観の広がる独自の「箱根公園八景」があります。そんな八景を辿りながら散策するとより公園を楽しむことが出来るんです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る公園の中心にある中央広場には、二階建ての洋館があります。こちらは公園八景の中の「三景 箱根離宮を模した湖畔展望館」です。当時の離宮をモチーフとして造られたもので、入館は勿論無料ですので是非入館してくださいね。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る1階には「展示室」があります。箱根離宮の歴史とロマンを肌で感じ、観光地箱根の一端を垣間見ることができますよ。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るカフェ(商品は有料)と休憩室もあるので、箱根観光で疲れていたらちょっと休憩してくださいね。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る館内のインテリアは離宮当時の雰囲気を醸し出しています。賓客になった気分で佇まいを愛でましょう。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る極めつけはステンドグラスが迎えている2階に上がってみましょう。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る2階のバルコニーからは、先程とはちがう絶景が広がっています。こちらは公園八景の中の「二景 湖畔展望館からの富士山」です。
皇室に案内される賓客の気分、極上の時間を感じてみてください。当時来日されたイギリス・エドワード皇太子もきっと喜ばれたことでしょうね。因みに手前の並んだ石は礎石で、当時の洋館の姿が偲ばれます。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る湖畔展望館の右前方に位置している四阿が「弁天の鼻展望台」。当時はこの辺りに馬場があり、馬場の付帯施設があった場所が展望台になっています。右奥の山は「駒ヶ岳」でとても眺望がすばらしいと人気の観光スポットです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る「弁天の鼻展望台」へはそれほど遠くありませんが、あえて遠回りしてヒメシャラ林を通ってみましょう。この林は「四景 箱根の代表植生ヒメシャラ林」になっており、ヒメシャラは箱根を代表する樹木で初夏には清楚な白い花を咲かせます。ぜひ夏に訪れてみてくださいね。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るそして「弁天の鼻展望台」からの風景も「五景 展望台からの雄大な眺め」となっています。富士山の美しさに見とれてしまいそうです。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る「弁天の鼻展望台」から「塔の鼻広場」に向うには2通りの散策路があります。
一つは、芦ノ湖湖畔を歩く湖畔路で健脚むきですが「六景 駒ヶ岳と箱根神社を望む」を見ることができます。もう一つの平坦な園路は、森林浴気分でリフレッシュできる気持ちのよい散策路です。
写真:Naoyuki 金井
地図を見る到着した「塔の鼻広場」は、当時から展望広場だった場所ですから、皇室や賓客のように優雅に過ごしてくださいね。
写真:Naoyuki 金井
地図を見るこちらは「七景 塔の鼻広場からの芦ノ湖」で海賊船が優雅に見えます。この他に芦川橋の「一景 芦川橋と駒ヶ岳」、湖畔の広場で「八景 箱根港と関所資料館を望む」の絶景が見られます。
こんな素敵な自然と歴史と絶景が味わえるスポットが無料で利用できるのですから訪れない理由はないでしょう。箱根観光の絶景スポット、忘れずに訪れてみてくださいね。
住所:神奈川県足柄下郡箱根町元箱根171
電話番号:0460-83-7484
アクセス:小田急線箱根湯本駅から箱根町(港)行バス約40分、恩賜公園前下車
2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/2/17更新)
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