写真:モノホシ ダン
地図を見る古民家カフェ「天野和み処cafe客殿」がある天野の里(あまののさと)は、高野山を守護する「丹生都比売神社」が鎮座し、「にほんの里100選」にも選ばれたほっこりとした雰囲気の地。
写真:モノホシ ダン
地図を見る入口の門には、お店の名前と家紋が入った提灯が吊り下げられ、格式の高さを感じさせます。ちなみに店名の「客殿」とは、豪壮な家屋や座敷からとったものではなく、オーナーさんの苗字そのもので、全国でも数少ない苗字のひとつとして知られています。
さらに客殿さんの先祖は、代々、丹生都比売神社の社家として宮司も務めたことのある家系です。
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地図を見る築約180年の建物は、客殿さんの父の実家で、宮大工だった曽祖父が建てたもの。庭には、開放感あふれるテラス席も設けられています。
写真:モノホシ ダン
地図を見る建物の玄関から中に入ると、高い天井と土間が広がり、大きな楕円形のテーブル席とお土産コーナーが設けられています。左側には、畳敷きの二間続きの和室があって、ゆったりとくつろげる座敷席となっています。
写真:モノホシ ダン
地図を見る室内に目をやると、歴史を感じさせる天袋や調度品、さらに美しい襖絵や御簾などがあり、まるで日本昔話の世界に入ったようで、とてもリラックスできます。
写真:モノホシ ダン
地図を見るランチは、「天野米のお食事セット」(1500円)の一種類のみです。内容は、本日のメイン(日替わり)、季節の小鉢(2種)、そして、具だくさんのお味噌汁。
お食事セットの天野米は、コシヒカリの塩おむすびor白ご飯、茶粥、卵かけご飯の3種類から選ぶことができます。天野米は、モチモチ感があり、ほのかに甘くて美味しいのが特徴です。
写真:モノホシ ダン
地図を見る和歌山の郷土料理でもある「茶粥」は、天野米をほうじ茶で炊いたもの。7月・8月は、冷たい茶粥に変更することもできます。
写真:モノホシ ダン
地図を見るなお、天野米は、標高450mの冷涼な気候、清涼な水で生産されているお米で、2004年(平成16年)9月には「総本山金剛峯寺御用達米」としても認定されました。
「天野米のお食事セット」では、どのメニューでも白ごはん(キヌヒカリ)を1膳おかわりができます。おかわりで、ご飯の食べ比べを楽しむのもおすすめですよ。
写真:モノホシ ダン
地図を見る食後には、オリジナルブレンドコーヒーなどのドリンク(+200円)、デザートプレート付き(+300円)、ドリンク&デザートプレート付(+500円)などをいただくことができます。お口直しや甘い物が好きな方は召し上がってみてはいかがでしょうか。
写真:モノホシ ダン
地図を見るまた、お土産コーナーでは、客殿さんでも使用されている県内の由良町の檜屋さんの天狗しょうゆや、天野の地玉子、天野米などが販売されています。コーヒーブレイクのあとにショッピングを楽しめるのも嬉しいですね。
写真:モノホシ ダン
地図を見る「天野和み処cafe客殿」から徒歩約3分のところにある世界遺産「丹生都比売神社(にうつひめじんじゃ)」は、1700年以上前の創建と伝わる古社。弘法大師空海に、高野山の土地を授けたという女神をお祀りしています。
天野の里を訪れたら、こちらもぜひお参りしてみてはいかがでしょうか。
住所:和歌山県伊都郡かつらぎ町上天野140
電話番号:0736-26-0372
営業時間:土・日・祝11:00〜16:30(LO16:00)
金・月11:00〜15:30(LO15:00)※いずれもお食事セットLOは14:30まで
定休日:火・水・木
アクセス:R和歌山線「笠田駅」からコミュニティバスで約30分
「丹生都比売神社前」バス停下車 徒歩約3分
車利用の場合は、京奈和道「紀北かつらぎIC」より約20分 丹生都比売神社 無料駐車場利用
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
モノホシ ダン
旅行業に30年以上携わってまいりまして、おもに団体旅行の手配・企画・添乗業務などをおこなってきました。お客様には、次回もご指名いただくために、新規の観光地や、穴場の名所・旧跡めぐりの開拓のため現地への…
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