写真:藤田 聡
地図を見る湯の瀬温泉には、湯の瀬旅館が一軒だけあります。日帰り入浴を受け付けていないので、湯の瀬温泉に入浴するには、湯の瀬旅館に宿泊する必要があります。
看板には宿名の前に「魚料理・仕出し」と書かれている通り、夕食はもちろん朝食にも、庄内地方の海産物がふんだんに出て来ます!
写真:藤田 聡
地図を見る湯の瀬温泉は山中の一軒宿で、鶴岡市の中心部から国道345号線でアクセスすると、一部が林道のように狭くなった峠を超えて到着します。
到着寸前には写真のように、宿泊棟が建ち並ぶ宿の全景が見え、その大きさに驚いてしまいます。部屋数が全部で25あり、大広間や中広間なども完備。各種の宴会も可能な旅館です。
写真:藤田 聡
地図を見る湯の瀬温泉湯の瀬旅館は、巨大な露天風呂がある事で知られており、宿の名物になっています。幅約13m、奥行き約23m、水深1.2mあり、まさに大露天風呂の名前通りのビッグサイズ。源泉温度48度で毎分800リットルという、湯量が超豊富な源泉かけ流しです!
混浴ですがタオル巻きや湯浴み着の着用も可能で、湯浴み着の貸し出しもあります。温泉の風呂は一般的に遊泳禁止ですが、ここでは遊泳も可能で子供用の浮き輪も完備。家族やグループで、温泉入浴を存分に楽しめます。
なお右側の「女湯」と書かれた幕の奥は、女性専用の露天風呂エリア。その奥に女湯の内湯もあります。
写真:藤田 聡
地図を見る湯の瀬温泉の大露天風呂には屋根があるので、雨の日でも快適に入浴出来ます。窓からは周囲の山々を望み、開放感も確保。
冬以外は一部の屋根はネットになっており、風通しがいい造り。冬は全ての屋根にシートを張って、雪に備えます。季節や天候に左右されずに、大露天風呂を快適に楽しめる工夫に感謝です。
写真:藤田 聡
地図を見る湯の瀬温泉は一見無色透明ですが、大露天風呂で入浴していると自分の足元が青白く見える事に気付きます。湯船が灰色なので湯の色が分かり難いのですが、コンクリートの継ぎ目の白い部分を見ると、明らかに水色をしています。
泉質は分類上は単純温泉ですが、分析表を見ると陰イオンの90%近くを硫酸イオンが占めており、硫酸塩泉の特徴を持つ名湯であることが分かります。
写真:藤田 聡
地図を見る湯の瀬温泉湯の瀬旅館は鮮魚商も営んでおり、夕食には地元・由良漁港から直接仕入れた海産物の料理が勢揃いします。刺身の舟盛りに加えて、鯛とハタハタの焼き魚二種類、茹でたカニやエビの天ぷらなど。さらに写真には写っていませんが、海産物のお吸い物も出ます!
これだけの内容で、宿代一万円強のスタンダードプランなのですから、明らかにリーズナブル。グルメな方には料理が一層グレードアップする、上級の宿泊プランもおすすめです。
写真:藤田 聡
地図を見る湯の瀬温泉湯の瀬旅館では、朝食も刺身が付く豪華版です。山中の秘湯では、こんな感じの夕食が出る場合も多いものですが、それが朝食なのですから恐れ入ります。
温泉と料理が本当に素晴らしい上に、宿泊料金がリーズナブルなのですから、一度泊まればリピーターになってしまいます!
写真:藤田 聡
地図を見る湯の瀬温泉の大露天風呂には、内湯も併設されています。注目して頂きたいのがシャンプー類。各カランに異なるシャンプーが用意され、シャンプーバーになっているのです。
山奥の秘湯だから、アメニティーには期待出来ないと思ったら大間違い。安心して訪れる事が出来る旅館です!
写真:藤田 聡
地図を見る湯の瀬温泉の大露天風呂には明かりがほとんど無いので、事故防止の為に夜20時から翌朝7時までは入れません(繁忙期には夜間延長の場合あり)。
他にも24時間入れる写真の内湯が完備しています。浴槽が狭い分、常に新鮮な温泉で満たされており、露天風呂では感じなかった微かな湯の香りにも気付きます。温泉が本当に好きな人なら、むしろこちらの内湯を気に入るに違いありません!
写真:藤田 聡
地図を見る湯の瀬温泉湯の瀬旅館の部屋は、宿泊する人数によって割り当てられます。こちらは一般的な部屋の様子で、川沿いの開放感ある眺望を楽しめる落ち着いた部屋です。
一人旅の場合は、やや狭い部屋になり、また混雑時には山側の部屋になったりします。
写真:藤田 聡
地図を見る湯の瀬旅館の部屋には、お着き菓子の代わりに「お魚せんべい」と呼ばれる、庄内浜直送の小魚たちを二度揚げしたものが用意されています。いきなり魚に出迎えられてビックリしますが、魚料理自慢の宿らしい演出に心も和みます!
湯の瀬温泉の周辺観光といえば、クラゲの種類世界一を誇る鶴岡市立加茂水族館が有名。インスタ映えする写真が撮影出来る、観光名所としても知られています。湯の瀬旅館の館内各所にもポスターが貼られている程で、是非立ち寄りたい施設です。
鶴岡市内には、あつみ温泉や湯田川温泉など、名湯も勢揃い。市内の何処へでも車で一時間以内に到着出来るので、観光の基地にも最適なロケーションです!
※なお岡山県にも湯の瀬温泉藤井旅館(湯の瀬温泉旅館ともいう)がありますが、今回は山形県の湯の瀬温泉湯の瀬旅館を紹介しました。
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2025/1/18更新)
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