写真:モノホシ ダン
地図を見る和歌山県紀の川市の甘露寺は、創建約360年の浄土宗の古刹で、ご本尊は阿弥陀如来です。お寺の参道への入口には、甘露寺と書かれた寺号標が建っています。
寺院名と名字が同じ、恋柱・甘露寺蜜璃は、「恋の呼吸」を使って主人公らとともに鬼と闘う女性剣士で、誰よりも胸をときめかせる者です。
写真:モノホシ ダン
地図を見る甘露寺の山門の前の掲示板には、2020年10月16日公開の映画「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」に登場する9名の柱のひとり、炎柱(えんばしら)・煉獄杏寿郎(れんごくきょうじゅろう)の言葉が。
「老いることも死ぬことも人間という儚い生き物の美しさだ」と手書きされています。この名言を目にするだけで、鬼滅ファンならずとも、心が熱く高鳴るような気がしますね。
写真:モノホシ ダン
地図を見る山門をくぐると本堂があります。甘露寺では期間限定で、本堂の前に、蜜璃の髪と同じ桜色の特別雨戸を公開しています。
<桜色の特別雨戸の基本情報>
公開時間:10:00〜16:00(月曜日を除く)
公開期間:2020年10月17日(土)〜12月13日(日)
写真:モノホシ ダン
地図を見る撮影背景となる特別雨戸は、鬼滅コスプレの家族連れなどのフォトスポットとして大人気。多い日には、100〜200人くらいの参拝者で賑わいます。
写真:モノホシ ダン
地図を見るさらに嬉しいことに、本堂前には、インスタ映えには欠かせないアイテム、特製フォトプロップスが。
写真:モノホシ ダン
地図を見る特製フォトプロップスを手に、いろいろなポーズで写真撮影を楽しみましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見る甘露寺では、通常の阿弥陀如来の御朱印のほかに、『鬼滅の刃』にちなんだ特別御朱印も用意されています。写真の「利剣名号(りけんみょうごう)」(300円)がそれです。
「利剣」とは、切れ味がよく、鋭く尖った刀剣のこと。仏教では、煩悩、邪気、災厄を切り裂く仏法・智慧の象徴とされ、御利益のある剣を指します。
「南無阿弥陀仏」の六字の名号を剣のように鋭く描いた利剣名号は、煩悩を断ち切り、あらゆる困難を滅することができるといわれています。
写真:モノホシ ダン
地図を見るまた、境内にある梛(なぎ)の木は、縁結び・災難除けの木として知られています。梛の木の葉は、葉脈が走り、手でちぎろうとしても裂くことができない不思議な葉。
かつて、源頼朝と妻の北条政子が変わらぬ愛の証として大事に持ち続けたというエピソードも。このことから、梛は縁結びの木とされ、葉を縁結びの御守にするとご縁に恵まれると言われています。
落葉した梛の葉を大切に持ち帰って御守にしましょう(ただし、一人一枚)。
写真:モノホシ ダン
地図を見るほかに、愛の証としては「隠れハート」が人気。寺社で見かけるのハートの彫り物は、イノシシの目、つまり「猪目(いのめ)」と呼ばれる文様です。
字のごとくイノシシの目を意味し、猪目は、古来より魔除けや福を招く護符の意味合いがあり、神社仏閣などの建築装飾やさまざまな器具などの飾り文様として使われています。
甘露寺では、山門や本堂の樋などで見ることができます。愛の証「隠れハート」を探してみてください。
写真:モノホシ ダン
地図を見るなお、甘露寺のある紀の川市では、「劇場版『鬼滅の刃』無限列車編」の公開に際し、和歌山電鐵貴志川線の甘露寺前駅周辺に観光客を呼び込むために、様々なプロモーションを行っています。コンセプトは“恋の聖地”をキーワードにした「かんろじまえのひみつ」。
甘露寺から徒歩約3分ほどのところにある周囲約1.5kmのため池、「平池緑地公園」もそのひとつで、ここには「恋の柱」モニュメントが設置されています。モニュメントには、恋の文字と貴志川線のねこ駅長を木彫りでデザインしています。
また平池は、珍しい水草や多種の水鳥・渡り鳥が生息する魅力的な場所で、野鳥観察のスポットとしてバードウォッチングも楽しむこともできます。
<平池緑地公園の基本情報>
住所:和歌山県紀の川市貴志川町神戸1073-1
アクセス:和歌山電鐵貴志川線「甘露寺前駅」から徒歩約5分
写真:モノホシ ダン
地図を見る甘露寺の最寄り駅である和歌山電鐵貴志川線「甘露寺前駅」には、ホームに、甘露寺蜜璃のイメージカラーであるピンクと黄緑の「恋のぼり」20本が掲げられています。
写真:モノホシ ダン
地図を見るさらに、ホームには1台のガチャガチャが。カプセルに入っているのは小袋の付いた「恋みくじ」。小袋は、甘露寺の「梛の葉」を入れるお守り袋として使いましょう。
<甘露寺前駅の基本情報>
住所:和歌山県紀の川市貴志川町長原
アクセス:和歌山電鐵貴志川線「和歌山駅」より約28分
写真:モノホシ ダン
地図を見る甘露寺周辺のランチスポットとしては、「ちゃあちゃんかふぇ」がおすすめ。美味しいオムライスが頂けると評判のお店です。
写真:モノホシ ダン
地図を見る白を基調とした明るい店内は、4人掛けのテーブル席が2つと、4人掛けのカウンター席があります。昼食時間帯は、とくに混雑するために前もって予約するようにしましょう。
写真:モノホシ ダン
地図を見るオムライスは、写真のデミグラスソース(800円)や、ビーフシチューセット(1000円)が美味しい。また、ボリューム満点の週替わりランチ(1000円)もあり。
また、「かんろじまえのひみつ」とタイアップした甘露寺パンケーキ(900円)も見逃せない。『鬼滅の刃』で、蜜璃が作ったパンケーキがいただけます。こちらは、甘露寺の写真や、御朱印など甘露寺を訪れた証明を見せると100円引きとなります。なお、甘露寺パンケーキの提供時間は、14時30分以降です。
甘露寺を訪れた際には、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか。
<ちゃあちゃんかふぇの基本情報>
住所:和歌山県紀の川市貴志川町長原102-5
電話番号:0736-60-2952
営業日:11:00〜17:00(オーダーストップ16:30)
※パンケーキの提供は14:30以降
定休日:月曜日 第1・3日曜日
アクセス:和歌山電鐵貴志川線「甘露寺前駅」より徒歩約5分
住所:和歌山県紀の川市貴志川町長原693
電話番号:0736-64-2751
アクセス:和歌山電鐵貴志川線「甘露寺前駅」より徒歩約5分
車利用の場合は、平池緑地公園無料駐車場利用
2020年11月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
この記事の関連MEMO
- PR -
このスポットに行きたい!と思ったらトラベルjpでまとめて検索!
条件を指定して検索
(2024/3/19更新)
- 広告 -