写真:湯川 カオル子
地図を見るホテルリソルトリニティ京都があるのは、御池通りから麩屋町通りを北へ折れた“御所南”と呼ばれる京都のブランドエリア。大通りから一本奥にはいった静かなロケーションです。
古くは公家たちが邸宅を構え、今はマンション街として人気の地区。周囲を散策すると老舗のお店に巡り合える一帯です。夜ともなればホテルのアプローチにあんどんが灯り、古都の風情を漂わせます。
写真:湯川 カオル子
地図を見るロビーとエレベーターの間には、吹き抜けになった「光の庭」が設けられ、京町屋の坪庭を思わせます。館内からの照明やライトアップされた水盤にくわえ、頭上からも日差しが差し込むくつろげる空間です。
写真:湯川 カオル子
地図を見る客室階の廊下で京都を感じられる仕掛けが、寺社などで用いられる「御簾(みす)」。内側からは良く見えますが、外から見えにくいすだれの一種で、西陣織の房も下がります。ドラマでは御簾の奥で表情の見えない時の天皇の姿が描かれますね。
御簾の製作は寛政年間創業の「みす平」で、京都御所をはじめ八坂神社などの寺社に納める老舗です。廊下には、あんどんのようなルームサインが灯ります。
写真:湯川 カオル子
地図を見る京都はジャズが根付く街としても知られます。1階ロビーではジャズクラブのブルーノート・ジャパンとコラボした「BLUE BOOKS cafe KYOTO(ブルーブックスカフェ京都)」をオープン。ブルーノート・ジャパンがカフェのデザインや料理を監修しているので、味も雰囲気もお墨付きです。
そのうえブルーノート東京が茨木県の木内酒造と開発したクラフトビールも飲めるんですよ。コーヒーは京都の名店「小川珈琲」を採用。その淹れ方を再現するスペシャルマシンを導入した本格派です。
写真:湯川 カオル子
地図を見るカフェは、ブルーノートセレクトのジャズが流れるシックな雰囲気です。コンセプトは“大人の食堂”。テラス席も用意され、素敵な時間を過ごせます。
朝はホテルの朝食会場になります。ランチやディナーは地元の方も多く利用し、京都在住の外国人にも隠れ家的なカフェとして人気です。
写真:湯川 カオル子
地図を見るブルーブックスカフェを運営するのは、京都を中心に35店舗を展開する大垣書店。カフェとバーのラックには、京都、旅行、コーヒー、お酒、伝統、音楽、絵本などをテーマに、1,000冊ほどの本がセレクトされています。カフェを利用する人は自由に読むことも可能。気に入ったら購入もできます。
写真:湯川 カオル子
地図を見るブルーブックスカフェのランチタイムはサラダとドリンクつき。そのうえドリンクは14時までフリーです。
カフェいち押しのメニューが、今ブームのグルメバーガー。合挽肉のパティが4種類のオリジナルソースとともにサンドされます。バンズは京都で人気の「吉田パン工房」が、このハンバーガーのために作った特注品。バンズのほのかな甘みが、グリルした玉ねぎの甘さにマッチします。フライドポテトもたっぷりトッピングされ、ボリューム満点です!。
写真:湯川 カオル子
地図を見るオススメはスペシャルバーガー。2枚のパティからは肉の旨味があふれ出し、グリルして甘みを増した玉ねぎに、とろけるチェダーチーズ、スモーキーフレーバーが香る厚切りの燻製ベーコンなど、高く積みあげられた全部乗せのバーガーです。そのうえ舌の上で広がるソースの味は至福。口を大きく開けてかぶりつきましょう!
朝食はブルーブックスカフェで、ジャズに耳を傾けながら楽しめます。洋食と和食、どちらでも楽しめるよう、数種類のパンや多彩なデリ、京都ならではのおばんざを用意。どれもみな美味しくいただけます。とりわけ自分でカスタムできるミニサンドイッチが人気です。
写真:湯川 カオル子
地図を見る客室は、ゲストがリラックスして過ごせるよう、全室に畳が敷かれたシューズオフスタイル。
室内の備品にもこだわりが満載です。館内履きは、デザイン性の高い下駄を作る「げたのみずとり」と、都会的な製品を生み出すドリルデザインとのコラボで、国産ヒノキが使われた「ツーピース トンネル」。
ジョージ ジェンセン(デンマーク)の置き時計やデザインの優れたバルミューダのケトルも、見る人が見れば判る、さりげないこだわりです。
写真:湯川 カオル子
地図を見る客室は、ダブル、ツイン、デラックスツインの3タイプ180室。写真は、最も客室数の多いツインです。デュペスタイルの羽毛布団は上質感たっぷり。窓のシェードは電動で、高層階にある北側の部屋からは、五山の送り火も見られます。
写真:湯川 カオル子
地図を見る部屋に入るとテレビ画面には嵯峨野の「竹林の道」が映し出され、ブルーノートセレクトのBGMが流れています。そのうえ、深紅のテレビラックは朱塗りです。小川珈琲のドリップバッグも用意され、京都の味を愉しめます。
写真:湯川 カオル子
地図を見る歩き疲れることが多い京都旅。大浴場があるのもうれしいかぎりです。照明を落としたモダンな雰囲気で、坪庭を見ながら、旅の疲れを癒せます。
洗い場も仕切りがあって、シャンプー類はオーガニック系素材を使った花王のレアーナです。
写真:湯川 カオル子
地図を見る客室には自分で抹茶がたてられる抹茶セットも用意されていて、たて方の説明書も添えられます。茶筅を使ってお茶をたてるのも、京都ならではの経験ですね。
写真:湯川 カオル子
地図を見るホテルの隠れキャラとして光の庭におわすのは、京都の民家の屋根に見かける「鍾馗(しょうき)様」。中国の伝説の武将で、邪気から家を守る神様です。
像は、東寺や南禅寺の屋根にも使われる浅田製瓦工場の作で、ちゃんとリソルのロゴがはいった旅行鞄を持っている“旅する鍾馗様”なんですよ。
古都の風情をそこかしこに感じられる館内や客室。さりげなく置かれたこだわりの備品たち。スタイリッシュでムードあふれるブルーブックスカフェでは、ジャズを聴きながら美味しい朝食を楽しめます。
そんな、日常を忘れられる滞在を「ホテルリソルトリニティ京都」で楽しんでみませんか。京都の隠れ家として、常宿にしたいホテルです。
2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:ホテルリソルトリニティ京都
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(2024/4/20更新)
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