日本で初めて国立公園に指定された霧島連山の雄大な自然は、日本神話「天孫降臨」の舞台ともなりました。「霧島神宮」は建国神話の主人公ニニギノミコトを祭っています。
また、その山々の麓からは良質な温泉が湧き出ており、温泉郷だけでも、「霧島温泉郷」「霧島神宮温泉郷」「妙見・安楽温泉郷」「日当山温泉郷」と4つあります。今回ご案内するのは、霧島連山の南西に位置する「霧島温泉郷」。山あいの温泉郷で、豊かな自然の元、静かにゆったり過ごすのにぴったりです。
そんな霧島温泉郷でのお薦めの宿は「いやしの里 松苑 離れ」。メインの通りから少し下ったところに建つのでとても静か。1日に受けられるのはなんと5組のみ!各宿泊棟へは、母屋からはそれぞれ別の渡り廊下を使うのでプライバシーもしっかり守られています。
写真:成瀬 康子
地図を見る自然を生かした広い庭に点在する宿泊棟は古民家風の一軒家。まるで別荘のようです。どの棟もほとんど同じ作りで、いつでも寛げるベッドの寝室とそれに続く居間、囲炉裏の間、洗面所、浴室、岩盤浴用の部屋もあります。そして庭には露天風呂!
写真:成瀬 康子
地図を見る露天風呂で楽しめるのは源泉かけ流しの単純硫黄温泉です。石造りの湯船は個人用とは思えない大きさ!それも1つではありません、寝湯と木造の水風呂まで整っています。
深い自然に囲まれ、隣の棟ともずいぶん離れているので人の気配はおろか、物音ひとつしない完全なプライベート空間。星空を見ながら、朝日を浴びながら、好きな時に何度でも入れるのは最高の贅沢!
写真:成瀬 康子
地図を見る浴室隣の岩盤浴の部屋ではじわ〜と体の芯まで温められます。露天風呂や水風呂と合わせて使うと更に効果的!岩盤浴用の作務衣や大判バスタオルなども用意されていますよ。
写真:成瀬 康子
地図を見る居間に続く寝室スペースは、クローゼットの向こう側。ベッドなのでいつでも好きな時に寛げます。布団の準備などでの係の人の入室もなく、読書などゆっくり自分の家のように過ごせるのが嬉しいですね。
浴衣も2種類、スキンケアも男女別にたっぷり用意されていますし、冷蔵庫の中の飲み物も無料です。
食事は水車が見える完全個室の明るい食事処で。写真は朝食の様子です。霧島産に拘った食材で作られる素朴で優しいお味。鹿児島名物の薩摩焼酎の種類も豊富なので、夕食時に気になる銘柄を試してみるのもいいですね。
写真:成瀬 康子
地図を見る囲炉裏の間では、夜食に鹿児島名物の安納芋を仕込んでくれます。香ばしくてとろけるような本格的な石焼き芋は、ほっこりタイムに嬉しいサービス。
チェックインしたらもう部屋から一歩も出たくない!という方には特別室「松」をお薦めします。「松」では夕食・朝食、共に部屋食。しかも係の人が裏口からそっと入り、支度した後に声をかけてくれるので完全にお籠もりしたい方にはぴったりですよ!
写真:成瀬 康子
地図を見る宿から徒歩6分の「霧島温泉市場」には、お土産物屋さん、食事処、観光案内所が集まり、自由に使える足湯もあります。蒸気で蒸した卵やとうもろこしの販売スタンドがあるのも楽しく、いつも賑わっています。
その他、宿から徒歩7分には温泉水が集まって落ちる珍しい湯の滝「丸尾滝」があります。ここでは滝壺の青さにも注目です!
写真:成瀬 康子
地図を見るまた、建国神話の主人公ニニギノミコトを祭った「霧島神宮」は宿から車で20分。神話の里、霧島を訪れたからには是非立ち寄り、参拝したいところですね。
日本で初めて国立公園に指定され、日本神話の舞台ともなった霧島連山からは何か清々しいものを感じます。そんな雄大な景色を堪能した後は、温泉宿「いやしの里 松苑 離れ」で源泉かけ流し温泉を独り占め!ほっこりしながら身も心も浄められ、いやされる霧島の旅はいかがですか?
2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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(2024/3/19更新)
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