写真:塚本 隆司
地図を見る壱岐島の北、勝本港から車で5分。自然の入江を仕切った海浜公園に、イルカたちと触れ合うことができる施設「壱岐イルカパーク&リゾート」があります。
写真:塚本 隆司
地図を見る創業は1995年。壱岐市が設立し、観光施設というより体験学習の場として活用されていたものを、2019年にカフェやショップを併設し、イルカと触れ合うプログラムを充実させた施設にリニューアルしました。
2020年には、宿泊できるグランピング設備も整い、24時間イルカと一緒にいられる施設になっています。
ここでは、水族館にあるようなイルカショーはありません。イルカのトレーニングはおこなっていますが「イルカがやりたがらないなら、やらなくてもいい」というトレーニング方法を実践。イルカの個性を尊重し、トレーナーとの信頼関係構築に力を入れています。
この方法をとった結果、イルカの動きも活発になり生き生きとしてきたというから、人もイルカも同じですね。イルカの方から「遊ぼうよ」とばかりに近づいてくれる姿は、壱岐イルカパーク&リゾートならではの光景で、こちらも嬉しくなります。
写真:塚本 隆司
地図を見るイルカを眺めるだけなら入園料だけで大丈夫ですが、壱岐イルカパーク&リゾートでは、イルカと触れ合える有料プログラムがいくつも用意されています。
トレーナーの間近でイルカのトレーニングを見学できる「トレーニングツアー」や胸まである長靴を履いてイルカと近い目線で触れ合える「ステップタッチ」(写真)、桟橋の上からイルカと触れ合う「タッチタッチドルフィン」など多彩。
事前予約をすれば、トレーナー体験ができるプログラムまであるので、イルカ好きになら見逃せません。公式サイトをじっくり読んで計画ください。
写真:塚本 隆司
地図を見る写真は、イルカにデッキ上からごはんがあげられる「イルカごはん」。パーク内でも一番人気のプログラムです。「ちょうだい、ちょうだい」と寄ってきてくれるイルカたちの、なんと可愛いこと。
1日の食事量は、決められているので、いくらでもあげるわけにはいきません。10人未満なら予約不要のプログラムですが、数量限定です。
写真:塚本 隆司
地図を見る管理棟内には、カフェとショップが併設されています。高い天井、ガラス戸を多く採用しイルカを見やすくしたレイアウト。テラスにはハンモックもあり、リゾート感たっぷりです。
電源やWi-Fi環境がそろっているので、ワーケーションでの利用でも心配ありません。仕事の合間にイルカとコミュニケーション。オンライン会議中に相手から「何か聞こえるんですけど」と聞かれたら「あぁ。イルカの鳴き声だよ」なんて、言ってみたいと思いませんか?背後では、イルカがジャンプしているなんて、相手にうらやましがられること間違いなしです。
カフェのオススメは、自慢の挽きたて珈琲とVERY FANCY(R)(ベリー・ファンシー・パンケーキ)のパンケーキ。バーカウンターには、壱岐の麦焼酎をはじめアルコールがオシャレに並び、リゾート感をより高めてくれています。
写真:塚本 隆司
地図を見るショップには、イルカグッズをはじめとする品が並んでいるので、訪れた小さな子どもたちに大人気。かわいいイルカたちと遊んだ後なら、仕方ありませんね。
写真:塚本 隆司
地図を見る壱岐イルカパーク&リゾートは、グランピングができるリゾート宿泊施設でもあります。場所は、イルカが暮らす入り江のすぐ隣り(写真左手の芝生広場)。しかも、1日1組限定(30人まで可)。パーク内を完全貸切で楽しめます。
キャンプ道具やバーベキューセットもレンタルができ、設置・撤去もスタッフが行ってくれるので、安心して泊まれます。BBQの食材は壱岐づくし。壱岐牛や豚、鳥の肉類に地元の野菜など。ドリンク類も別途有料で提供してくれます。飲み放題もできますよ。
別プログラムで釣り体験もあるので、釣果次第ではさらに豪華な夕食になるかも。
入浴設備はありませんが(屋外に簡易シャワー有り)、車で20分ほどのところに湯ノ本温泉があるので案内してもらえます。
泊まりは旅館やゲストハウスを利用するなら、バーベキューだけを楽しむプランもあります。スノーピークのオシャレで快適に過ごせるイスやテーブルがある中での、本格的なバーベキューが手ぶらで気軽に楽しめるとあって人気です。
写真:塚本 隆司
地図を見る2021年春には、入り江の先の方までイルカたちが遊べるように、仕切りを広げるエリア拡張が予定されています。イルカたちにとって、より新鮮で刺激のある楽しい環境を作ってあげるとともに、砂浜では小さな子どもたちとの触れ合いの場になるよう計画されています。
他にも福岡の専門学校が2021年4月に新設する「ドルフィントレーナー専攻コース」の学生の実地研修の場となることが決まっています。また、大学等と連携して飼育下のイルカの行動生態研究、動物介在療法に関する研究、繁殖に関する研究などを進めていく予定があるなど、楽しみがどんどん広がっています。
イルカが元気に泳ぎ回り、人とのコミニュケーションを楽しんでくれる施設「壱岐イルカパーク&リゾート」に注目です。
住所:長崎県壱岐市勝本町東触
開館時間:9:30〜17:30(夜間営業は繁忙期のみ)
料金(島外の方):大人 500円、中学生以下 250円
定休日:無休
アクセス(福岡県):九州郵船 博多港発〜芦辺港 or 郷ノ浦港、高速船約70分/フェリー約140分
アクセス(佐賀県):九州郵船 唐津港発〜印通寺港、フェリー約100分
アクセス(長崎県):オリエンタルエアブリッジ 長崎空港〜壱岐空港、飛行機約30分
2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
取材協力:長崎県
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