写真:カノオミツヒサ
地図を見る「いいのラーメン」の最寄り駅はJR内房線の青堀駅。駅からは富津市役所方面へ向かう路線バスを利用し、「堰端」バス停で下車後、5分ほど歩きます。お車の場合は東京湾アクアラインから館山自動車道の木更津南ICを利用し、約7キロで到着です。
海岸線から少し離れ、周囲はのどかな田園風景。やわらかな陽光に包まれ、心地よい風が吹き抜けるロケーションに建っています。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る40年近く営業を続けている「いいのラーメン」の人気メニューは、なんといっても「のりラーメン」。美しい翡翠色の中太麺のなかには、パウダー状にしたのりが練りこまれており、もちろん自家製です。どんぶりには約10センチ四方の大きなのりが添えられ、爽やかな香りが食欲をそそります。
一口食べると、のりの風味が一気に広がります。自家製ならではのコシのある麺に、スープが絡むと格別の美味しさ。さらにトッピングのアサリの佃煮が良いアクセントになっていて、富津の海の幸が凝縮されたラーメンになっています。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る試行錯誤のうえに完成された、オリジナルのり麺をもっと楽しみたい方には、「のり塩焼きそば」がオススメ。シンプルな塩味がのりの味を引き立て、香ばしさと相まって箸が止まらなくなる一品です。キャベツのシャキシャキした食感も楽しく、さらに干しエビによって旨味がアップ。エメラルドグリーンに輝く麺を、ぜひ味わってみてください。
また、富津市では毎年冬に「生のりフェア」が開催されます(2021年は1月15日から2月末まで)。採れたての1番のりを使用したメニューなどが、「いいのラーメン」ほか市内各店で味わえますのでお見逃しなく!
写真:カノオミツヒサ
地図を見る「いいのラーメン」ではほかにも、自家製味噌を使用した「みそラーメン」や、畑で育てた菜の花が入った「なばなとあさりのラーメン」などの人気メニューがあります。目移りしますが、なかでもユニークなのが「餃子おにぎり」です。
写真は半分にカットしてありますが、大きな焼き餃子が1個丸ごと入っており、見た目は1本の巻き寿司のようです。「三角形だと具に届かないから」と語るご主人の狙い通り、餃子とライスを一口で食べられます。太巻き寿司が郷土料理である房総ならではの逸品です。餃子の皮も自家製で、ツルンとした舌触りがクセになります。ぜひご賞味ください。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る「いいのラーメン」では「御城印」を販売しています。「御城印」とは、寺社で頂く「御朱印」のお城版。ポストカードのサイズで手軽に集めることができ、旅の良い記念になります。こちらで購入できるのは「飯野陣屋」の「御城印」です。現在も残る水堀と、飯野藩主である保科家の家紋「並九曜」がデザインされています。
写真:カノオミツヒサ
地図を見る「飯野陣屋」は、「いいのラーメン」から徒歩8分ほどの場所にあります。「日本三陣屋」に数えられるほど規模が大きく、面積は4万1千坪。初代藩主である保科正貞(ほしなまさただ)が慶安元年(1648)に造営し、以後十代223年に渡って藩主及び家臣たちの居所でした。当時の名残である飯野陣屋濠跡は、千葉県指定史跡となっています。かつての中心部には飯野神社があり、春には桜が咲き誇る穴場です。
美味しいラーメンを頂いた後は、腹ごなしに、ちょっとお散歩されてはいかがでしょうか?
みなさまもぜひ、「いいのラーメン」に足を運んでみてください。
住所:千葉県富津市下飯野330-3
電話番号:0439-87-1535
営業時間:11:00〜20:00 毎週木曜日・第1第3水曜日定休
アクセス:JR内房線・青堀駅から路線バス「堰端」下車。徒歩約5分
2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
カノオミツヒサ
はじめまして。カノオです。普段は自家製キャラクターのペンギンたちを引き連れて、都内各所のエリアガイドを作成しています私のテーマは「安・近・短」です。東京近郊の、安くて楽しめるスポットをご紹介します。遠…
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