人気動物から希少動物まで!森の動物園・横浜「金沢動物園」

人気動物から希少動物まで!森の動物園・横浜「金沢動物園」

更新日:2020/12/19 11:19

佐原 ねおのプロフィール写真 佐原 ねお フリーライター、旅リサーチャー
横浜市南部の金沢自然公園には、世界の人気動物から希少動物まで集まった「金沢動物園」があります。カンガルーのウォークスルー展示など、動物の息づかいまで感じられそうな展示が人気で、アオバネワライカワセミを見ながら食事ができる休憩所もありますよ!海を見下ろすこともできる、森に囲まれた動物園は、四季折々の景色が楽しめるのも魅力。近くにある八景島シーパラダイスと合わせて、生き物を感じる旅をしてみませんか?

人気動物から希少動物まで!

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写真:佐原 ねお

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横浜市南部、円海山などの自然に囲まれた金沢自然公園には、草食動物を中心とした動物園「金沢動物園」があります。オカピ、コアラ、カピバラといった大人気の動物はもちろん、国内でもかなり限られた動物園でしか見ることのできない、アラビアオリックスやオオツノヒツジ、ヒガシクロサイといった珍しい動物を見ることができる貴重な動物園!写真は金沢動物園のシンボルにもなっているオオツノヒツジです。

人気動物から希少動物まで!

写真:佐原 ねお

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地域別にアメリカ・ユーラシア・オセアニア・アフリカと4大陸に分けて展示されています。肉食動物がいないため、背の高い金網などで動物との距離が隔たれる感覚をあまり感じないところも魅力の一つ。特に「森の貴婦人」とも呼ばれるオカピなどは、かなり近い距離で見られることも。

人気動物から希少動物まで!

写真:佐原 ねお

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金沢動物園のオカピは、柵の近くまで歩いてきてくれることも多々。ビロードのような美しく光沢のある毛並みや、優しい目を間近で観察することができます!

動物園は丘陵の頂上に位置しているためアップダウンはありますが、園自体がまとまっているので、歩くのもそんなに大変ではありません。動物園の中には幼児用の遊具がある「わくわく広場」や、音楽に合わせて動物や人形たちが動くエントランス「なかよしトンネル」もあり、乳幼児でも楽しめる工夫がいっぱいです。券売所などではベビーカーもレンタルできます!

コアラ・カンガルーのいるオセアニア区が見どころ

コアラ・カンガルーのいるオセアニア区が見どころ

写真:佐原 ねお

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金沢動物園で一番おすすめしたいスポットは、子供たちに大人気のコアラもいるオセアニア区。ガラス越しに至近距離で見られるコアラ舎の奥には、オオカンガルー達が跳び跳ねるウォークスルーがあるのです。

コアラ・カンガルーのいるオセアニア区が見どころ

写真:佐原 ねお

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ウォークスルーではカンガルーの展示場の中に入っていけるようになっており、カンガルーの息づかいまで感じ取れるほどの至近距離で体感できます。

人が通る道と芝生にとても低い柵がありますが、カンガルー達は自らピョンピョン跳び越えて、歩いている人の目の前を颯爽と駆け抜けていきますよ。ご自身と動物の安全のため、注意事項を守って、子供が芝生に入っていったり、大きな声を出したりしないように気を付けてくださいね。

コアラ・カンガルーのいるオセアニア区が見どころ

写真:佐原 ねお

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オセアニア区には無料休憩所もあり、ここではアオバネワライカワセミを見ながら飲食をすることができます!人の笑い声に似た鳴き方をするアオバネワライカワセミが鳴くのを、食事をしながら待っていることができるのです。カワセミの気分によっては鳴かない時もありますが、羽の青いグラデーションがとても美しいので、眺めているだけでも楽しめますよ。休憩所内にはドリンクや軽食が購入できる自動販売機が設置されています。

オセアニア区とアメリカ区をつなぐルートの途中には、「しいの木山展望台」という自然の豊かさを感じながら、海を見下ろすことができるスポットも!6月下旬から7月初旬頃には、自生したヤマユリが見られ、初夏の眺望を爽やかに彩ります。

動物園入口にあるカフェで地産地消グルメ!

動物園入口にあるカフェで地産地消グルメ!

写真:佐原 ねお

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金沢動物園の入口近く、金沢自然公園内にある「ののはな館」では、円海山周辺に生息する動植物・昆虫が紹介されている室内展示コーナーがあります。隣にはキッズメニューもある「ののはなカフェ」があり、地産地消グルメを楽しむことも!写真は明治創業、地元横浜の老舗味噌を使った「横浜味噌ラーメン」。横浜産の豚「はまぽーく」を使った挽肉も入っており、ほのかに辛みを感じる味噌スープとよく合います。

動物園入口にあるカフェで地産地消グルメ!

提供元:金沢動物園

http://www.hama-midorinokyokai.or.jp/zoo/kanazawa/地図を見る

写真は金沢動物園がある金沢区内の農園で栽培されたシイタケとキクラゲを使用した「ののはなうどん」。きつね、たぬき、とり、きのこが入った山の幸うどんは、里山をイメージしてできたメニュー。キノコが生えた山にキツネとタヌキが遊んでいて、そこに鳥も加わったという金沢動物園らしいストーリーが隠されています。

ののはなカフェでは、横浜市内にある牧場直送のジェラートも販売されています。金沢動物園に行ったら、ぜひカフェもある金沢自然公園内も歩いてみてくださいね。

動物園入口にあるカフェで地産地消グルメ!

写真:佐原 ねお

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金沢自然公園では丘一面に菜の花、コスモスが咲く季節が圧巻で、丘の上から花畑の向こうに広がる海を眺めることができますよ。菜の花の見ごろは1月下旬から3月上旬、コスモスは9月下旬から10月初旬頃となります。

金沢動物園から見える八景島シーパラダイスまでは、車で17分ほど。海の生き物と陸の生き物の両方を近距離で楽しめるエリアでもあるのです。午前中は動物園、午後は水族館、もしくは泊りで1日目は水族館、2日目は動物園といった旅行を計画するのもおすすめですよ!

金沢動物園の基本情報

住所:神奈川県横浜市金沢区釜利谷東5丁目15−1
電話番号:045-783-9100
アクセス:京浜急行「金沢文庫」駅下車、西口バス乗場でバスに乗車(1)「野村住宅センター」行きバス「夏山坂上」下車徒歩6分(2)急行「金沢動物園」行きバスで10分(土・日・祝のみ)
入園料:一般500円、高校生・中人300円、小・中学生200円、小学生未満無料(毎週土曜日高校生以下無料)
開園時間:9:30〜16:30(入園は16:00まで)
休園日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)、12/29〜1/1

2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

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掲載内容は執筆時点のものです。

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