伊トスカーナ州でぜひとも食べたい郷土料理5選

伊トスカーナ州でぜひとも食べたい郷土料理5選

更新日:2021/01/08 14:58

Etsuko Ciaoのプロフィール写真 Etsuko Ciao 郷土料理お伝え旅ライター
美食の国イタリアのトスカーナ州は、ルネッサンスの街フィレンツェを筆頭にシエナの大聖堂やピサの斜塔等で名高い土地。そんなトスカーナで是非とも味わっておきたい郷土料理を5つ厳選してご紹介いたします。地理的・歴史的背景からイタリアは土地に根づいた郷土料理が今も脈々と続いています。なだらかな丘と緑豊かな大地でトスカーナの人々が今に伝える料理と魅力的なワインをぜひ味わって!

新型コロナウイルスの発生と感染拡大に伴い、海外渡航が難しい状況です。各種報道機関の発表や外務省、各航空会社のホームページなどで最新情報をご確認ください。(LINEトラベルjp)

まずは定番のトスカーナ風前菜からスタート!

まずは定番のトスカーナ風前菜からスタート!

写真:Etsuko Ciao

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食事のスタートは前菜から!ということで定番のトスカーナ風前菜「アンティパスト・トスカーノ(Antipasto Toscano)」から始めましょう。盛り付けられているのは生ハム、サラミ、羊チーズのペコリーノ・トスカーノ、そしてトスカーナ風前菜で最も特徴的な鶏レバーのパテがのせられたクロスティーニ。

クロスティーニとはトーストした小さなパンにパテ等がのったフィンガーフードです。

スパークリングワインのプロセッコ、白ワイン等を飲みながら前菜をつまんで!

もちもち食感「ピチ」はトマトソースが絶品

もちもち食感「ピチ」はトマトソースが絶品

写真:Etsuko Ciao

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イタリア国内に数百はあるといわれるパスタ。地域により名物パスタが存在します。トスカーナは見た目にうどんのような「ピチ(pici)」がおすすめです。ピチはシエナ県発祥といわれる手捏ねの丸い太麺です。

小麦粉と水だけで作られたシンプルな生地ですが、この生地にニンニクを効かせたトマトソースが相性抜群!シンプルな生地にシンプルなソースの掛け算で、驚くほど素材の良さをダイレクトに感じられる一品です。現地での料理名は、ピチ・アッラリオーネ(Pici all’Aglione)です。
写真のトスカーナ風前菜とピチは、Trattoria della Ranaで提供されている料理です。

<Trattoria della Ranaの基本情報>
住所: Via Prato 16, 53038 POGGIBONSI Loc.Staggia Senese
電話番号:+39-0577-931-944
営業時間:12:30〜14:00、19:00〜23:00

黒胡椒がピリッとアクセントの「ペポーゾ」

黒胡椒がピリッとアクセントの「ペポーゾ」

写真:Etsuko Ciao

イタリアの料理名は、名前に料理の材料やイタリア語の動詞が由来となっていることが少なくありません。牛すね肉を赤ワインで煮込み、黒胡椒のパンチが効いた「ペポーゾ」もその一つ。

ペポーゾ(peposo)は、イタリア語で胡椒を表すぺぺ(pepe)に関連しています。この料理の歴史は古く、中世にまで遡ります。

フィレンツェの町のシンボル「ドゥオーモ」建築中に、重労働で貧しかった職人達が安く手に入る固いすね肉を、赤ワインと黒胡椒で長時間煮込み柔らかくし、トスカーナの塩なしパンと共に空腹を満たしていたと言われる料理です。

今ではトマト煮込みがイタリアで多く作られていますが、ペポーゾはトマトがまだイタリアに入っていなかった時代の料理です。

幅広パスタ「パッパルデッレ」はイノシシラグーで!

幅広パスタ「パッパルデッレ」はイノシシラグーで!

写真:Etsuko Ciao

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トスカーナの幅広麺「パッパルデッレ(pappardelle)」名物パスタの一つです。約2、3センチメートルのリボンのように広い幅が特徴的です。ソースはあっさりしたものよりも、コクのあるトスカーナ名物イノシシのラグー(ミートソース)がおすすめです。

パッパルデッレの名前の由来は、イタリア語で「平らげる、たらふく食べる」という意味のパッパーレ(pappare)からきているとされています。確かに、パッパルデッレを食べると「平らげた」気持ちになる満腹感あるパスタです。

幅広パスタ「パッパルデッレ」はイノシシラグーで!

写真:Etsuko Ciao

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写真のパッパルデッレは、トスカーナのマレンマ地方ロッカルベーニャにあるレストラン「La Grotta」で提供されているものです。小さな可愛らしい町のレストランで、召し上がってみませんか。
レストランにつきまして関連MEMOのロッカルベーニャ記事をご参考下さい。

<La Grottaの基本情報>
住所:Via di Monte Amiata 249,58053, Roccalbegna
電話番号:+39-0564-989026
営業時間:12:00〜14:30、19:00〜22:00
定休日:水曜日

是非とも食べたい「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」

是非とも食べたい「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」

写真:Etsuko Ciao

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トスカーナを代表する料理「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(Bistecca alla fiorentina)」フィレンツェ風ステーキは是非とも食べたい一品です。まさにトスカーナ肉料理の王様ともいえる存在で見た目からもボリュームたっぷり!ですが不思議なことにペロリとたいらげてしまうのは現地ならでは?
焼き加減のおすすめはレアですが、生っぽさが気になる人はミディアムでお店にお願いしましょう。外側は炭火で焼け、中は赤身肉がジューシーに味わえます。

このステーキの肉は、キアーナ渓谷で飼育されたIGP認定のキアニーナ牛です。世界で最も大きな白い牛で、牛の祖先とも言われています。

IGPとはIndicazione Geografica Protetta略で保護地理表示を指し、EUで定めた農作物と食品に対しての品質認定表示です。

<Ristorante l’Nostrano Di Orlandini Marcelloの基本情報>
住所:25/P,Via Romana,53036 Poggibonsi(Siena)
電話番号:+39-0577-930877
営業時間:12:00〜15:00、19:00〜23:00
定休日:火曜日

是非とも食べたい「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」

写真:Etsuko Ciao

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トスカーナはイタリア国内有数のワイン生産地で、名産ワインを多く産出しています。

おすすめな赤ワインは言わずと知れたキャンティ(Chianti)、キャンティ・クラシコ(Chianti Classico)、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ(Brunello di Montalcino)で誰もがその名を聞いたことがあるくらいに有名なワイン。トスカーナの肉料理に相性抜群です。

ラインナップに加えていただきたいのが、マレンマ地方のモレッリーノ・ディ・スカンサーノ(Morllino di Scansano)。ブドウはサンジョベーゼ品種からのワインで、軽やかに飲めてデイリーにもぴったりです。

忘れてならないのがイタリア国内で革新的な「スーパートスカーナ」ワインの存在です。これまでの伝統や格式にとらわれずに作られた近代的なワインです。

マレンマ地方の女性オーナーワイナリー「レ・プピッレ」の「サッフレディ」は1987年のリリースから別次元で偉大と高評価のあるスーパートスカーナワインです。関連MEMOからワイナリー記事をご覧下さい。

是非とも食べたい「ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ」

写真:Etsuko Ciao

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グルメを満喫されたら天然温泉へ行くも良し!トスカーナには「ムリーノの滝」で知られるサトゥルニア温泉があり、24時間無料の温泉地です。イタリアの温泉は水着着用!忘れずにお持ちくださいね。

郷土料理で過ごす満足トスカーナ

トスカーナの郷土料理5選いかがでしたでしょうか?トスカーナで代表的な5選をご紹介させていただきましたが、現地には土地の料理がまだまだありますよ!

なだらかな緑豊かなトスカーナで、ワインにグルメに温泉にと心身共にリラックスしてお過ごしくださいね。農業と観光が一体化したアグリツーリズモで郷土料理を習ってみるもの良い思い出になりますよ。

2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2017/05/01−2019/09/12 訪問

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