マリモとヒメマスが生息する「阿寒湖」

マリモとヒメマスが生息する「阿寒湖」

更新日:2012/10/22 10:37

ミセス 和子のプロフィール写真 ミセス 和子 北海道ブロガー、街興しフリーライター
阿寒湖は、阿寒国立公園に含まれる道東を代表する観光地です。そして、天然記念物のマリモや、ヒメマスが生息する湖です。

阿寒湖は、遊覧船やモーターボートで、周囲の景色を見ながら湖を観光する事ができます。又北海道の大自然に恵まれ、国内外より多くの釣り人が集まります。

湖畔のアイヌ民族の集落「アイヌコタン」では、アイヌ古式舞踊や四季おりおりのお祭りなどを見る事ができます。

モーターボートで「阿寒湖」巡り

モーターボートで「阿寒湖」巡り

写真:ミセス 和子

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このモーターボートで、阿寒湖を観光する事ができます。
船長さんは、片手でマイク、片手でハンドル状態でガイドもしてくれます。

モーターボートは時間を気にせず、5分から40分のコースを選んで阿寒湖のクルージングを楽しめます。例えば、マリモ展示観測センターのあるチュウルイ島(中島)から、ビューポイントの滝口コースを回り湖を一周するコースでは、35分(お一人3,500円)等があります。

遊覧船は85分間、マリモ観測センターとビューポイントを回る「阿寒湖一周コース」で、阿寒湖の自然を満喫する事ができます。

料金:大人1,850円 団体1,600円
   小人 960円   団体850円

遊覧船やモーターボートのお問い合わせ:阿寒観光汽船
期間:5月1日〜11月30日
電話:0154-67-2511

「雄阿寒岳」が見える雄大なパノラマ

「雄阿寒岳」が見える雄大なパノラマ

写真:ミセス 和子

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阿寒湖の面積は13.28平方キロメートルです。湖の周囲は30Km 最大水深45mのカルデラ湖で、東岸側に雄阿寒岳がそびえ立ちます。

湖面に雄阿寒岳の姿が写って、なんとも素晴らしい光景です。

阿寒湖の観光シーズンの幕開けは、4月29日の湖水開きです。冬は凍結し、阿寒湖氷上フェステバルや冬華火などのイベントが開催されます。

釣りを楽しむ観光客が訪れます

釣りを楽しむ観光客が訪れます

写真:ミセス 和子

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自然に恵まれた阿寒湖は、ヒメマス、ニジマス等のマス類やイトウやウグイ、ワカサギなどが釣れ沢山の釣り人が訪れます。
ヒメマスは阿寒湖が原産地で、大変美味しいお魚です。

釣り人の為のサービスも充実しているので、釣りのすきな方は是非利用して見て下さい。

スポーツフィッシングの各種サービス

問い合わせ:フィッシングランド阿寒
電話:0154-67-2057

★ポイント送迎
時間:5:00〜17:00
料金:1名 3,000円

★ボートフィッシングサービス
(6人乗りボート、半日から一日のボートの貸切)
時間:5:00〜17:00
料金:半日では30,000円 一日では50,000円

★イブニングガイドサービス
時間:16:30〜日没
料金:一艘20,000円(6名まで)

天然記念物の「マリモ」

天然記念物の「マリモ」

写真:ミセス 和子

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これは、お土産屋さんに展示されているマリモです。藻が丸く成長するので、ふわふわしたイメージです。
マリモは1952年に、国の特別天然記念物に指定されました。

マリモが30センチほどの大きな球状に成長するのは、阿寒湖と青森県にあります「小川原湖」とも言われております。中が空洞なので、破裂しては又成長を繰り返します。

阿寒湖の中島である「チュウルイ島」の、マリモ観測センターでは天然のマリモを観察する事ができます。お土産用のマリモは、殆どが養殖マリモです。

湖畔の「アイヌコタン」

湖畔の「アイヌコタン」

写真:ミセス 和子

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温泉宿から徒歩5分の距離に、羽ばたいている鷲とフクロウがたたずんでいる、木彫りの門のアイヌコタンがあります。

アイヌコタンは、アイヌ民族の集落です。このように、両サイドに30件ほどの土産品のお店や飲食店が並んでいます。

「ビョ〜ン、ビヨ〜ン、ビヨ〜ン」と「ムックリ」の音楽が鳴り響いています。ムックリは、竹製の楽器で、口琴と呼ばれるアイヌ民族の楽器です。

右側の垂れ幕にも書かれていますが、「アイヌ古式舞踊」は2009年9月30日に、ユネスコ無形文化遺産に登録されました。代表的な舞踊では「イオマンテ」などが有名です。

このアイヌコタンの行き止まりの中央に、アイヌ舞踊が鑑賞できる劇場があります。

ここでは、四季折々のアイヌ民族のお祭りやイベントが開催されます。雄大な自然の宝庫、阿寒湖と湖畔にあるアイヌコタンへ是非おいで下さい。

掲載内容は執筆時点のものです。 2011/06/07 訪問

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