もみじ饅頭を焼いて食べる!安芸の宮島「やまだ屋」の手焼き体験

もみじ饅頭を焼いて食べる!安芸の宮島「やまだ屋」の手焼き体験

更新日:2020/12/20 12:48

旅人間のプロフィール写真 旅人間 はらぺこライター、旅ブロガー
世界遺産の厳島神社で有名な安芸の宮島。この地で誰もが知る定番のお土産「もみじ饅頭」が自分で焼いて食べられるのをご存知でしょうか?それは船の発着口である桟橋から徒歩1分の宮島伝統産業会館の2階にある「やまだ屋」です。
この「もみじ饅頭手焼き体験コース」は、実演時間が約30分、気軽にできて金額も550円と格安。子供は5歳からOKで、出来たては激ウマ!ファミリーやカップルにおすすめですよ。

広島土産の定番「もみじ饅頭」の手作り体験

広島土産の定番「もみじ饅頭」の手作り体験

写真:旅人間

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広島お土産の定番といえば「もみじ饅頭」。可愛らしいモミジの形をしたカステラ生地、味はバラエティーに富み、中には具がギッシリ入ったお馴染みのお菓子です。

安芸の宮島では、お土産として買うだけでなく、自分で作って食べられる“手作り体験”も実施されています。これが低価格で気楽に楽しめ、簡単だけど達成感もある。しかも出来たては驚くほど美味しい!ファミリーやカップルには特におすすめです。

船の発着場から徒歩1分!「宮島伝統産業会館」へ

船の発着場から徒歩1分!「宮島伝統産業会館」へ

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この手焼き体験ができるのは、宮島の老舗「やまだ屋」のもみじ饅頭です。場所は「宮島伝統産業会館」の2階。また、やまだ屋の宮島本店でも体験できます。

宮島伝統産業会館は、桟橋のすぐ近くにあり、船で宮島に到着してから徒歩1分。だから宮島に到着してスグに行け、旅行のスケジュールも立てやすい。だから宮島伝統産業会館の利用はとっても便利なのです。

船の発着場から徒歩1分!「宮島伝統産業会館」へ

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この「もみじ饅頭手焼き体験コース」の実演時間は約30分。1人1回550円(税込)で、子供は5歳以上から体験可能です。電話で参加人数を伝え、希望の日時に空きがあればOKです。当日は満席になっている場合が多いので、遅くとも前日までに予約しておきましょう。

必要な具材や道具は準備されており、スタッフの方が親切に教えてくれますので、子供でも安心して簡単に作れます。

もみじ饅頭を焼き上げる!この職人気分も面白い

もみじ饅頭を焼き上げる!この職人気分も面白い

写真:旅人間

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もみじ饅頭の作り方は至ってシンプル。鉄板に熱を通して、生地を入れ、具の餡とチョコをのせ、生地で被せて焼く。たったコレだけです。

ただし、世の中シンプルなものほど奥深いもの。最初に生地を入れる量の調整、横にスライドし、クルクル回る“もみじ型”の鉄板の扱い方は熟練のコツが必要です。この体験ではスタッフの方が「上手に焼けるコツ」を優しく伝授してくれるというワケです。

もみじ饅頭を焼き上げる!この職人気分も面白い

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一番緊張するのは、やはり最初の生地を入れる瞬間でしょうか。ここは欲張らずに若干少な目にするのが最初のコツ。熱した鉄板に生地が入ると、ケーキが焼き上がる時のような甘い香りが鼻を刺激し始めます。

もみじ饅頭を焼き上げる!この職人気分も面白い

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そして餡とチョコを生地のド真ん中に入れます。

もし生地の投入量が多かった場合、ここで溢れてしまいます。とは言え、溢れ出て煎餅のような羽根のある饅頭もまた手作りの面白さと言えますね。

具を入れると、鉄板の蓋を閉じ、秒針を見ながら横にスライド、クルクル回すといった工程に。この焼き上げる時のカシャン!カシャン!という音と振動は、少し職人気分に浸れ、とっても心地が良くなります。

焼き立て「もみじ饅頭」の激ウマ!

焼き立て「もみじ饅頭」の激ウマ!

写真:旅人間

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焼き上がり、紅葉型の鉄板の蓋を開ける瞬間のドキドキ感もまた面白い。「焦げてないかな」「失敗していないかな」という不安は良い意味で裏切られることでしょう。

きっと、想像以上にキレイに焼き上がっているはず!

この焼き上がったもみじ饅頭はお土産として持ち帰るより、出来たてアツアツ状態で食べるのがおすすめ。「宮島伝統産業会館」を出たら、景色の良い場所を探してみましょう。

尚、この「もみじ饅頭手焼き体験コース」では、お土産としてやまだ屋の人気のお菓子「桐葉菓(とうようか)」が1個付いてきます。

もみじ饅頭を食べたら世界遺産・厳島神社へ!

もみじ饅頭を食べたら世界遺産・厳島神社へ!

写真:旅人間

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手作りのもみじ饅頭を手に持って歩くと、「そうだ!厳島神社の鳥居が見える場所まで行って食べよう」というナイスな情景が頭に浮かびがちですが、出来れば止めておきましょう。

何故なら、そこに到着するまでに写真を撮ったり、鹿と出会ったり、美味しそうなグルメを見つけたり…。安芸の宮島は誘惑がいっぱい!厳島神社付近に着く頃には、アツアツだった饅頭が冷めてしまっている可能性があるからです。

もみじ饅頭を食べたら世界遺産・厳島神社へ!

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もちろん!手作りの“もみじ饅頭”は冷めても美味しいです。ただ、やはり出来たてが一番。自分で焼き上げたのであれば尚更です。

その証拠に、出来たてを食べたら「売っているのより、絶対にコレの方が美味い」と言ってしまうはず。ホカホカの生地はフワッと柔らかく、餡とチョコが蕩けるように調和して、自分で作った達成感と共に最高の味わいを魅せてくれます。

もみじ饅頭を食べたら世界遺産・厳島神社へ!

写真:旅人間

焼き立ての“もみじ饅頭”を食べ終えたら、世界遺産の厳島神社の方へ行きましょう。

ただし、大鳥居は1875年の建立から140年以上が経過し、損傷や老朽化が進み2019年か6月から全体がネットに覆われ補修工事が行われています。終了期間は未定ですが、2020年12月現在の情報では、まだ2〜3年はかかる見込みだとか。

青い海に朱色の鳥居の美しい景観が見られないのは残念ですが、この大規模改修工事の姿もレアです。私たちが「生きている間にもう1度みられるかどうか」とも言われています。発想を変えると、逆に良いタイミングとも言えるでしょう。

やまだ屋の基本情報

住所:広島県廿日市市宮島町1165-9 宮島伝統産業会館2階
電話番号:0829-44-1758
営業時間:8:30〜17:00
定休日:毎週月曜日(祝日の場合は翌日)

2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/11/29 訪問

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