写真:旅人間
地図を見る新幹線の停車駅でもあるJR三原駅から歩いて約5分。城下町の風情が残る町並みの中に佇む趣のある古民家があります。ここでは美味しいイタリアンが食べられます。
三原市で美味しいイタリアンと言えば、道の駅「よがんす白竜」が有名で、この道の駅の店は再生を任された代表の高東さんが2013年に洋館の個性を活かし徹底的にこだわった本格的な石窯焼きピッツアを始めたお店。
この古民家はその2つ目のお店「Pizzeria YOGANSU(よがんす)」となります。
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地図を見る大正時代に建てられた築100年になる建物は、当時の趣を所々に残しながら開放感のある温もりを感じます。店名の「よがんす」とは、備後地方の方言で「いいですね」の意味。まさに“よがんす”なお店というワケです。
このお店の特徴は、“型にはまらない情熱の塊”そのもの。道の駅もリニューアル3年で利用者は10倍に。その原動力は“地元への熱い思い”に他なりません。
それは古民家のこの店でも同じで、メニューを見ればハッキリ分かります。地域の素材を徹底的に活かしたご馳走がズラリ。また、その全てが信じられないほど美味しいのです。「三原の素材は、こんなに美味いんだぞ」という声がメニューから聞こえて来そうです。
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地図を見るこのYOGANSUを初めて利用するなら、名物の三原タコを使った「三原のタコと地元の野菜」のピッツアがおすすめです。イタリア産の小麦粉に天日海塩と天然酵母、そして石窯で焼き上がった生地はフワッ、サクッ、モチッ!
この本格的ナポリピッツアのスタイルに瀬戸内のタコと地元野菜、プローヴォラ(燻製モッツアレラチーズ)の贅沢な組み合わせ。三原に来たら、問答無用に食したい一品です。
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地図を見るまた、「三原だいわ牛のジェノベーゼ」のピッツアもおすすめ。ここでは三原市大和町内にある牧場で飼育されているジャージー牛(だいわ牛)のバラ肉が使われています。
ワインで柔らかく煮込まれた“だいわ牛”は、コッテリ感を残しながら口の中に蕩けるように馴染みます。三原産のトマトがアクセントになった食通好みの味わいです。
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地図を見るこの店のコンセプトである「驚き」「喜び」「くつろぎ」をダイレクトに感じたいのであれば、「だいわレンコンと三原のカボチャクリーム」のピッツアは外せません。その理由は、最初の一口目が驚きと衝撃から始まるからです。
ますは三原カボチャの甘さ、そしてだいわレンコンの食感、そして後追いでサラミのピリッとした辛味がやってきます。
要するに、「え?甘いピザ」と思いきや、ピリッと辛く締まる。もちろん甘すぎる事も、辛すぎる事もありません。この絶妙な味は記憶に深く残る常習性を持っています。
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地図を見るこのYOGANSUではサラダも絶品!ここでは野菜嫌いな人も是非サラダを注文して欲しい。特にドレッシングの柚子まで地元産にこだわった「三原のリーフ野菜とトマトのサラダ」は鮮度ある食感と、サッパリした味わいが際立ちます。
他に、「三原のタコとオリーブのサラダ」「三原の玉ねぎの新窯焼き」もおすすめです。
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地図を見るもしパスタを注文するなら、「三原のカボチャとサルシッチャのBIO全粒粉スパゲッティーニ」を是非頼んでみましょう。個性的で、独特の旨みが印象に残るはず。
その特徴は、いわばシナモン香る“香りのパスタ”。このシナモンの風味は全粒粉が持っている本来の味を活かしたもので、三原の甘いカボチャにサルシッチャのトマトベースと重なった風味は感動的です。他では食べられないレアな味が楽しめます。
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地図を見る食後のデザートには、イタリアジェラート協会認定のジェラートがおすすめです。その種類はバニラ、チョコ、ヘーゼルナッツ、ラムレーズンですが、他にYOGANSUオリジナルジェラートもあります。
三原市大和町特産のはと麦、三原の蔵元「酔心」の酒粕を使用したジェラートです。どちらも料理の後にピッタリな爽やかな味わいとなります。
住所:広島県三原市本町1-7-29
電話番号:0848-29-9333
営業時間:11:30〜14:30(L.O.14:00)、17:30〜21:30(L.O.21:00)
定休日:水曜日(木曜日臨時休業あり)、年末年始
2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。
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この記事を書いたナビゲーター
旅人間
レンタカーでアメリカの国立公園を中心に3ヵ月ほど旅した時、ガイドブックにのっていない大自然の魅力に出会い、これらを紹介したいと感じたのがライターになったキッカケ。その後、シンガポールに長期滞在し、東南…
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