火山と歴史が織りなす!東京離島「伊豆大島」のフォトスポット4選

火山と歴史が織りなす!東京離島「伊豆大島」のフォトスポット4選

更新日:2020/12/25 11:07

土庄 雄平のプロフィール写真 土庄 雄平 山岳自転車旅ライター・フォトグラファー
一見、静岡に属するように見えるものの、実は行政上、東京に属する伊豆七島。中でも一番大きな「伊豆大島」は、出会える風景の素晴らしさと、アクセスの良さが相まり、特に人気の高い離島です。大迫力の三原山を中心に、荒涼な台地が展開する内陸部。その火山活動の痕跡を大きく残しながら、美しい海と人の営みがみられる沿岸部。その二つが共存する世界観がとても印象的。大スケールの風景に、心洗われる旅へ出てみては?

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東京から船と飛行機で行ける離島「伊豆大島」

東京から船と飛行機で行ける離島「伊豆大島」

写真:土庄 雄平

「伊豆大島」の第一の魅力は、そのアクセスの良さでしょう!東京品川の竹芝港から東海汽船のフェリーで、また調布飛行場からは大島空港まで飛行機も飛んでいます。そのため、土日でも島旅を満喫でき、関東方面から多くの旅行客で賑わいます。

また地理上で一番近い伊豆半島からは、熱海や下田から高速船・ジェットフォイル・フェリーが出ているのもポイントです。

そして伊豆大島一周は約50kmほど、手頃な距離であり、車(レンタカー)やバイク、自転車など、どの乗り物でも楽しむことができます。

周囲の海も美しい!荒々しい入江に佇む「筆島」

周囲の海も美しい!荒々しい入江に佇む「筆島」

写真:土庄 雄平

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それでは「伊豆大島」のフォトスポットをご紹介していきましょう!まずは海の世界から。実は、伊豆大島自体、一周道路があるのですが、海を望める区間は多くありません。後述するように、三原山の火山活動により、入り組んだ溶岩台地が形成されているためです。

しかしながら南東の筆島一帯には、美しい大海原を眺めることができます。大迫力の断崖と神秘的な色の海のコラボレーションが印象的です

周囲の海も美しい!荒々しい入江に佇む「筆島」

写真:土庄 雄平

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なお、日本の渚百選にも選ばれている景勝地でもあるこの場所。断崖の下に、小さな黒砂の浜が佇みます。そして、その横にある鋭利な岩が「筆島」です。

実はこの筆島も、火山活動の痕跡の一つ。古くは伊豆大島ができる前、マグマが流出して形成されたと言われています。ふとした海の風景にも、島の黎明期が読み取れて、面白いですね!

<筆島見晴台の基本情報>
住所:東京都大島町波浮港 都道208号線
アクセス:大島・元町港から車で約25分

伊豆の踊子の舞台!火口湖を切り開いた「波浮港見晴台」

伊豆の踊子の舞台!火口湖を切り開いた「波浮港見晴台」

写真:土庄 雄平

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次に紹介したいのが、筆島から近い場所にある「波浮港(はぶみなと)見晴台」。伊豆の踊り子の舞台ともなった、風光明媚な港町「波浮港」を見渡しながら、ベンチに腰掛けられるスポットです。松の木が良い味を出しており、地元の憩いの場としての役割も果たしています。

伊豆の踊子の舞台!火口湖を切り開いた「波浮港見晴台」

写真:土庄 雄平

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そんなこの場所にも火山の痕跡が!実は、この波浮港はかつて火口湖であった「波浮の池」を開削して開港されました。波浮港見晴台からの眺めは、かつて火口湖であった名残を今に伝えてくれているのです。

また、近くには波浮港の開港及び波浮港村創設の功労者・秋廣平六(あきひろ へいろく)の像が設置されており、その功績が讃えられています。

<波浮港見晴台の基本情報>
住所:東京都大島町差木地
アクセス:大島・元町港から車で約20分

伊豆大島の圧倒的な山上世界が展開!「山頂口展望台」

伊豆大島の圧倒的な山上世界が展開!「山頂口展望台」

写真:土庄 雄平

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伊豆大島の象徴といえば「三原山(標高758m)」でしょう。三原山登山道路や御神火スカイラインなどの山岳道路で、山頂口展望台へ到着すれば、沿岸の海の世界とは裏腹に、ただひたすら荒涼な台地が広がります。まさに別世界へワープしたような感覚です。

実は山頂口展望台の外輪山にあたり、三原山山頂が中央火口丘(内輪山)というように、九州の阿蘇のようなカルデラ地形が、一つの島で見られるのです。

伊豆大島の圧倒的な山上世界が展開!「山頂口展望台」

写真:土庄 雄平

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山頂口展望台から三原山方面は車の乗車は不可。徒歩のみでアプローチできます。しかしながら、いささか距離があり、少し体力も必要なので、オススメしたいのは「山頂口展望台」から徒歩2〜3分ほどでいける隠れた展望所です。大島の屋根と言える、圧倒的なスケールの山上世界を体感できます。

<山頂口展望台の基本情報>
住所:東京都大島町野増
アクセス:大島・元町港から車で20〜30分

まるでバームクーヘン!?大島の絶景道「地層切断面」

まるでバームクーヘン!?大島の絶景道「地層切断面」

写真:土庄 雄平

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三原山以外に大島の象徴的な風景として知られる「地層切断面」。元々、大島一周道路の建設工事中に見つかったこの場所は、今では大島定番の観光名所として有名です。

太古から火山活動を繰り返してきた「伊豆大島」の火山灰が幾重にも堆積しており、この島形成までの営みを感じ取ることができます。

まるでバームクーヘン!?大島の絶景道「地層切断面」

写真:土庄 雄平

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また通称“大島のバームクーヘン”と言われるように、道に沿って切り出された縞々模様の断層はとても見事です。さながら、台地に刻まれた年輪のよう。車や自転車と比較すれば、その断層のスケールがよく伝わってきます。

他に類例がないこの道、ぜひ大島を訪れた時にはドライブやツーリングで訪れてみてください。

<地層切断面の基本情報>
住所:東京都大島町野増
アクセス:大島・元町港から車で約15分

独特の世界観を備える!東京の秘境「伊豆大島」を楽しもう

いわゆる沖縄などの華やかな離島のイメージとは、全く異なる「伊豆大島」。しかしながら、そこには畏怖の念さえ覚える自然と、その中で暮らしてきた人の共存の歴史が根付いています。ぜひ唯一無二の世界観へ浸りに、伊豆大島へ旅をしてみてはいかがでしょうか?きっと、離島に対するあなたの印象が、また一つ変わるはず。

2020年12月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2018/02/10 訪問

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