山形の絶景!芭蕉!トレッキング!山寺・立石寺の様々な楽しみ方

山形の絶景!芭蕉!トレッキング!山寺・立石寺の様々な楽しみ方

更新日:2021/01/09 11:20

麻田 ユウミのプロフィール写真 麻田 ユウミ 旅ブロガー
山形県にある山寺こと宝珠山立石寺は、860年に清和天皇の勅願により慈覚大使が開いた歴史ある天台宗のお寺。山の麓に本堂である根本中堂があり、そこから山門を通り山の上にあるお堂を目指すという、通常のお寺とは少し異なったお参り方法になります。江戸時代には俳諧師として有名な松尾芭蕉も訪れ、有名な句を残しています。山の上からの絶景、芭蕉の足跡、トレッキングと色々な楽しみ方ができる山寺の魅力をご紹介します。

新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、一部都府県に緊急事態宣言が発出され、不要不急の外出の自粛が求められています。加えて自治体独自での緊急事態宣言発出や、往来の自粛要請をしている場合があります。また施設によっては休業していることがあります。Go To トラベルキャンペーンについても全国で一時停止となっています。各種報道機関の発表、施設や各自治体のホームページなどで最新情報をご確認ください。外出の際はしっかりと感染予防対策をして行動しましょう。(LINEトラベルjp)

麓にある歴史ある本堂「根本中堂」と「山門」

麓にある歴史ある本堂「根本中堂」と「山門」

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

山にいくつものお堂が立つ山寺の宝珠山立石寺ですが、本堂である「根本中堂」は山の麓にあります。1356年に初代山形城主である斯波兼頼が再建し、ブナ素材の建築物としては日本最古のものとされています。堂内には天台宗総本山の比叡山延暦寺から分火された不滅の法灯を拝することができます。

麓にある歴史ある本堂「根本中堂」と「山門」

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

根本中堂から山門まで続く道に、松尾芭蕉と弟子の河合曽良の像があります。この山寺も現在の東北・北陸地方の旅の記録をまとめた「おくのほそ道」に出てきています。一度は山寺を通り過ぎたものの山寺が素晴らしいとの噂を耳にし引き返したという逸話があるほど、当時からこの山寺は魅力的な場所だったのです。

麓にある歴史ある本堂「根本中堂」と「山門」

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

山寺の入口でもある山門は、鎌倉時代に建てられた茅葺き屋根の趣ある建物。ここから山寺の最奥にある奥の院まで約800段の石段を登ります。昔から石段を登る毎に煩悩が消滅すると言われており、一歩一歩が修行の道となっているのです。

極楽と地獄の境目を通り芭蕉の名句に

極楽と地獄の境目を通り芭蕉の名句に

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

山門から少し歩くと「姥堂」と呼ばれる小さなお堂を見ることができます。このお堂には三途の川のほとりで亡者の着物を奪い取る鬼婆が安置されています。この姥堂を境に上が極楽、下が地獄とされています。

極楽と地獄の境目を通り芭蕉の名句に

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

修行の道は自然に沿って作られた参道。開山した慈覚大使が歩いた道を私たちが、私たちが歩いた道をその子孫が歩くことから、親子道や子孫道とも呼ばれます。この修行の道で1番狭い道である約四寸(14センチ)の道の四寸道も必見です。

極楽と地獄の境目を通り芭蕉の名句に

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

山の中腹にはおくのほそ道でも詠まれている「閑かさや 岩にしみ入る 蝉の声」の芭蕉の代表的な句碑があります。句碑がある場所は芭蕉がこの名句を考えたのではないかとされる場所。芭蕉が訪れたのは旧暦1689年5月27日(新暦7月13日)ですので、同じ時期に訪れてみて蝉の声を楽しむのもオススメです。

仁王門を抜けるといよいよ山寺の中枢へ!

仁王門を抜けるといよいよ山寺の中枢へ!

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

山を登り続けると立派な美しい門が姿を表します。この門は仁王門と呼ばれ、左右に運慶の弟子たちの作とされる仁王尊像が安置されています。この仁王尊像は邪心を持つ者はこの先には行かせまいと睨みを効かせ、後方には閻魔王が控え、過去の行いを記録しています。

仁王門を抜けるといよいよ山寺の中枢へ!

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

この仁王門をくぐると今まで山道だった光景がガラリと変わり、数々のお堂を目にすることができます。このまま真っ直ぐ進むと最終地点の奥の院に到着します。途中には多くの僧が修行に励んだとされる塔中支院があります。江戸時代には12の院がありましたが現在は4つの院が残っており、各お堂で御朱印も頂くことができます。

仁王門を抜けるといよいよ山寺の中枢へ!

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

またこの山寺には日本一小さな塔があるんです。岩谷をお堂に見立て、その中には三重の塔が建てられています。小さいながらも他の塔と同じ工程で建てられていることから、最も小さな塔として国の重要文化財に指定されています。

山寺のゴール!「奥の院」と「大佛殿」

山寺のゴール!「奥の院」と「大佛殿」

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

階段を登り続けた最終地点が奥の院になり、ここが山寺のゴールになります。境内には奥の院の他に大仏殿、金燈籠、鐘楼、一切経堂があります。特に日本三大灯籠の1つでもある金燈籠は龍や珊瑚、小槌等が彫られており見応え抜群です!

山寺のゴール!「奥の院」と「大佛殿」

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

奥の院は正式には妙法堂といい、山寺の中でも特に神聖な場とされています。慈覚大使が中国での修行で持ち歩いたと言われている釈迦如来と多宝如来が祀られています。

山寺のゴール!「奥の院」と「大佛殿」

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

奥の院の隣には大仏殿があり、黄金に輝く阿弥陀如来座像が安置されています。この阿弥陀如来座像はなんと5メートルもあり、その姿を見ると心が洗われるようです。写真撮影は不可なのでしっかりと目に焼き付けてくださいね。

眺めが最高!山寺のハイライト「五大堂」

眺めが最高!山寺のハイライト「五大堂」

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

山寺のハイライトと言われるのが断崖に建つ五大堂。不動明王、降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、烏枢沙摩明王という五大明王が勢揃いしている舞台造の建物です。山寺随一の絶景を眺めることができる人気の場所になっています。

眺めが最高!山寺のハイライト「五大堂」

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

麓の山門からここまでの道のりは決して楽なものではありませんが、その疲れを吹き飛ばしてくれる絶景が五大堂にはあります。春夏秋冬どの季節に来ても、都会では味わえない山形・山寺ならではの風景を楽しませてくれます。

眺めが最高!山寺のハイライト「五大堂」

写真:麻田 ユウミ

地図を見る

また、五大堂近くの開山堂と納経堂も必見です。この2つのお堂の風景も山寺を代表する風景です。開山堂は慈覚大師のお堂で、普段扉は閉ざされていますが、大使の命日である1月14日に法要が行われ御開帳されます。納経堂は山寺の中で最古に建設された御堂建築の遺構として、山形県の有形文化財に指定されています。

山寺・立石寺の基本情報

住所:山形県山形市山寺4456-1
電話番号:023-695-2843
営業時間:8:00〜17:00
アクセス:JR山寺駅より根本中堂まで徒歩約10分、奥の院まで徒歩約40分

2021年1月現在の情報です。最新の情報は公式サイトなどでご確認ください。

掲載内容は執筆時点のものです。 2020/09/10 訪問

- PR -

条件を指定して検索

- PR -

この記事に関するお問い合わせ

- PR -